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バブルなんて知らない銀行員~ある銀行員の半生

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銀行員の最初の思いは貫けるのか?暴走する組織に翻弄される銀行員の半生! (連載中)
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#現代ドラマ

銀行最後の日とそれから最悪の出来事・・・(その3)

その場にいた私は、やめていったものに対し、なぜこのようなことをするのか、本当にやるせない…

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銀行最後の日とそれから最悪の出来事・・・(その2)

 部屋に入ると、前に顔の知っている社員が3名、後ろに2名いた。  一番偉そうな人から、コン…

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ある銀行員の最初の思い

 私の部下が自殺した・・・・・。  その影響は大きく、自分としての責任と銀行に対する不信…

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銀行最後の日とそれから最悪の出来事・・・(その1)

銀行を3月31日に25年務めた銀行を辞めた・・・  3月31日は、朝からフルに仕事はして…

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不正統計の事件の本当の意味(COBOLが原因だった)をスルガ銀行不正融資と共に考える・…

元々システム設計や制度設計が正しいものではなかったということではないだろうか?  統計の…

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不適切な融資の為の改ざんとは・・・スルガ銀行や西武信金の事件から考えてみた

『不正融資1兆円』 『審査書類の改ざん』『不正融資黙認 スルガ銀行だけじゃない』『審査部…

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スルガ銀行の不正融資事件から思う目利きと忖度

不正な融資が1兆円!  スルガ銀行の事件は社会を揺るがすと同時に、銀行の組織が崩壊していることを示している。関わった職員は300人ということは、一人当たり300億円の不正な融資だ。  なぜこのようなことが起こるのだろうか?  銀行というものは、組織的に動くものと思われている。担当から、課長、次長、支店長と全て通らないと稟議は通らない。そのはずだか・・・  翻って自分の銀行時代を思い出してみる。    なかなか融資してもらえないはずの銀行だが、そうでは無いこともあった。

スルガ銀行不正融資からみる暴走する銀行組織の内側

はじまりは不動産融資だった・・・  最近、スルガ銀行の事件が大きく報じられているが、この…

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うち、明日つぶれます。破産申立します・・・

 9月の終わりの、ある日の午後17時くらいだと覚えている。槌田社長が、藤田課長に挨拶に来…

手のひら返し・・・

雨の日にかさをさしてくれない銀行・・・  銀行は、雨の日はかさをささないとよく言われるが…

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銀行員のノルマと忖度

 ぼくらは、本当に使い捨ての兵隊だった・・・・。    鹿児島支店から転勤した福岡支店の上…

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