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安野光雅『空想の絵本』
数学好きで、だまし絵から旅の風景まで。さまざまに魅力的な絵を描く安野光雅さん。小学生で出会って以来、ずっと好きな画家さんです。今回は、この作品からオススメな絵をご紹介しようと思います。
「夜と昼」
[建物は昼、空は夜。水面に映った建物は夜で空は昼、という変な関係。]
不思議な光景がとても魅力的で美しい。反対側の世界と今が同時に存在しているよう。
「虹」
虹は真っ直ぐで、町並みが半円型になっている。いつもと違う見方の虹。今、見ている景色はただの見方の一例だと気づかされた作品。
「マクスウエルの悪魔」
[二重の瓶に入っているため、本当は瓶の外なのだ。]
理系な安野さんらしいイラスト。二重の瓶に悪魔が入ってますが、、、瓶の底から尻尾が外に出ています。
知識が薄いため、絵を楽しむことしか出来ませんが、理系の方にはどう見えるのだろう?
とても不思議で少し不気味な面白い作品。
(前にYouTubeチャンネル QuizKnockで、須貝駿貴さんが鳥貴族の動画で触れてたことしか知りません。)
出会い:図書館で
大きさ:横18cm
作品詳細
安野光雅『空想の繪本』(講談社、1999.10.20)
引用[ ]
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