給湯室で踊る

給湯室で踊る

最近の記事

11/12(日)読書会を開催します! 参加者募集!

初回投稿でも軽く告知しましたが、読書会を開催します! どなたでもご参加いただけるので、ぜひお申し込みください! 課題本の紹介 『映画が語る働くということ』佐藤忠男(凱風社) 過去の日本映画が「労働」を映画の中でどのように描いてきたのか、という視点で書かれたエッセイ集です。本文で取り上げられている映画は今では歴史に埋もれてしまった作品も多いのですが、元の映画を観ていなくても問題なく読めるように書かれている、労働批評的なエッセイです。 映画史を通じて、労働がどのように変遷

    • 給湯室で踊る

       働くことは、なぜかくもつらいのか──  見回せば、世の大多数の人間が、平気な顔をして働いているように見える。そんなとき、孤独を感じる。どうして、私には、働くということがこんなに苦痛なのだろうか、と。  誰しもが楽しく働いているわけではない。今日は仕事に行きたくない、という人だってたくさんいるだろう。私たちが呼びかけるのは、働くことへの苦痛がさらに深く心に根を張り、とうてい無視できない人たちすべてだ。  「働く」ということについて、語り合う場をつくることはできないだろう