大学に来たら運がよくなった話
こんにちは。
地方で国立大学生をやってます柊です。
今回は大学を100倍楽しむための方法論を実践し続けたら運気が上がり本当に楽しくなった話をしてみようと思います。ここ一年間の成果発表みたいな感じですね。
とはいっても大学の楽しみ方はたくさんあると思うので、今回はとりあえず偶発性を意図的に招き入れることで大学を楽しんでみたという方法を実践した話をします。
じゃあまず、俺たちコロナ世代(2019-2024年度あたりと予想)の大学生が根本的に抱える不利益として、かつてあったはずのイベントやそれに付随した謎の出会いが極端に少なくなっていることを挙げさせてもらいます。これはいたってシンプルで、モノとカネの移動だけが活発な世界でその二つを持たざる弱小大学生が逆転する簡単な方法が抹消されたということになります。ヒトの移動があるとバイト先で知り合った謎のおじさんがお金をくれたり、そのおじさん、おばさんが偉い人でなんかいい感じの仕事とかインターン先を紹介してくれるみたいなことが発生するのですが、コロナ渦だとそうはいきません。この見えざる苦境を持たざる大学生はどの程度認識しているんでしょうね。まあおそらくほとんどが認識していないと思います。
とまあ、ここら辺の苦境を必死に乗り越えるために僕は1年間、大学の内外で開催される数少ないイベントに顔を出したり、人と出会う回数をできるだけ増やしました。あと勘違いしないでほしいのは、与えられるチャンスに関しては出来るだけ逃さないように事前調査をしっかり行い、普段から大学の勉強こなしたりして常に能力を磨くことを前提としてあります。生活の中で単純にイベント参加してウェイウェイしてれば弱小大学生が苦境を乗り越えられるという単純な話ではないです。
例えば…
大学主催のイベント(〇〇作り体験)に参加
理事長室に突撃してみる(来てもいいよって言ってたから)
学長とか参加するイベントに行く
おすすめされたイベントには距離を問わずできるだけ参加してみる→お金がないならスポンサーを付けましょう
気になった教授やその他職員には質問を死に行く(授業の質問をしに行ったらだいたい愛の拳(圧倒的な頭脳)でボコボコにされるので死に行ってます)
インターン先の社長さんに誠実な関心を寄せ続け、お菓子を配る
よくわからないが人脈をめちゃくちゃ持ってるおじさんの前でプロジェクト発表をして顔と名前を覚えてもらう
大学院生だから、とか気にせずに気になった人には話しかけに行ってみる
ざっと例示してみました。
まあ、いろいろやってみたなという一年でしたね。このほかにも色々やってますが、今後の成果に繋がりそう(つながっている)ものだけをピックアップしています。
それぞれ成果(のきっかけ)が出てるのでそれも振り返ってみます。
大学のイベント参加したら院生と仲良くなれて、良い条件の寿司バイトを紹介してもらった(バイトは紹介制、回らない寿司)
→胃袋を掴まれて今でも地味に継続している(2024.07.29追記)面白そうな教授が集まる学部に戦略的に移行したら繁華街の帝王の下で働けそう
→別に大した話ではなかった(2024.07.29追記)質問しに行ったりしてた准教授と仲良くしてたらサシ飯に連れて行ってもらえた上に、大学で使うための教材制作に携わることになったしそのための勉強してれば賃金発生するらしい→上手くいけば事業化する
→別の教授の下で研究を進めることになり、自分の興味関心も継続しなかったので事業化は失敗。賃金という形ではないが交通費や備品に関しては自由にできる環境に移行した。(2024.07.29追記)インターン先の社長さんと仲良くなったら美味しいサシで美味しいご飯食べれるし、雑談でうまれたアイデアを事業化できるかもしれない
→こんな下らない夢物語を語っていますが、今年か来年あたりから事業スタートさせられそうなので、「起業して自分の食い扶持くらいは稼いでやるぜ!」という目標のスタートラインには立てそうです。起業=自己実現という浅はかな思い込みは徐々に捨てつつ、「文化資本・社会関係資本・金銭資本の3つを充実させる」という人生モデルを組むことができています。(2024.07.29追記)
大体こんな感じです。コロナ渦でいろいろと制限されていなければもうちょっと活動的にできたんだろなとは思ってますが、まあ現状80点くらいの動きは出来ています。
ここでタイトルに戻るのですが、ここら辺の成果は基本的に自分の能力値で切り開いてきたものではないと思っています。だって本当に優秀な人は自分の能力値だけで俺と同じ年齢くらいの頃には各業界に名を轟かせていますからね。この話はあくまでも持たざる大学生がどのように人生を切り開いていくかを考えたときに、なるだけ大卒カードを有利に社会で切るための戦略みたいなもんです。
まあ、そういうメタい話もないわけじゃないのですが、単純に最近「運がよくなったな~」と思うことが増えたし楽しくなってきたのが一番うれしいなと思ってます。自分の能力値では到底届かないであろうチャンスが目の前にやってくることが人生のうちに何回かあると思うのですが、その片鱗を味わっています。「やりたいことがない」と嘆く若者が増えているのは、こうやって他者を介して半ば強制的に不思議な環境へと押し込まれる経験が少ないからではないでしょうか?
そんな時に我々持たざる大学生が取れるアクションはデザインされた偶発性を生活の中に組み込み、全く自分の知らない世界と出会うための機会をなるべく多く確保しながら、日々の生活ルーチンをこなしていくことです。
皆さんも大学に来て運気を上げてみましょう。
終わり
※便宜上、持たざる大学生と称していますが俺は奨学金を貰いながらも大学に通って楽しい生活をさせてもらっているので国には感謝しているし、本当に困窮している大学生もいるはずなので自分は割と恵まれている方だなと思うこともあります。