こういうのをなんて言っていいのかわからなかったので、とりあえず集客ボードと呼ばせていただきます。
これは仙台にある住宅展示場での写真。ご覧の通り三井ホームさんなのですが、これも集客の急所を押えた秀逸なキャッチコピーです。
ここは10社が入る展示場ですが、自社の展示場に入ってもらうために「この会社には何か面白いものがありそうだな」と思わせなくてはダメ。これはそこをしっかりついています。
①一番苦手な家事は何ですか? ⇒ 家事
どうですか? 奥さんの目を引くコピーですが、おそらくは多くの奥さんが「たしかにそうだわよね~」と思うはずでしょう。
②今すぐ三井ホームへ!
「三井ホームには家事軽減の仕掛けがあるのかしらね?」と思うはず。そうすると「とりあえず三井ホームには行ってみようかな?」となるわけです。
もう一つ重要なポイントがあります。「家事が苦手と思わない奥さんには興味を持たれないのですは?」となるのですが、実際にはそうなりません。
タレントでお掃除おばさんこと松居一代さん。彼女がこれを見たらどう思うでしょうか?
「へぇ~ そうなんだ。どれほどのもんか私がこの目で見てやろう」
こうなるのです。つまり、家事が苦手な人も得意な人もそれぞれの観点からみると、しっかり💛に刺さるわけです。
「家事が苦手」というおそらくは多くの女性が感じているはず文言で訴える。一瞬見ると間口をすごく絞っているように見えますが、実際のところはほぼすべての奥さんの目を引き付けるコピーになっているのです。