大切なことはガールズグループが教えてくれた。
韓国に住んでいながらK-POPにうとい私。
でも、このブームは見逃せずにいられません。
K-POP好きな方ならもうご存知だと思います。
Brave Girls(ブレイブガールズ)
このガールズグループは11年目。
11年間、メンバーが何回も入れ替わり、ヒット曲に恵まれずもう解散しようと決め社長と話し合うと決めた1週間後。
このYOU-TUBEが爆発的に再生され4年前の曲が時を越えて、大ヒット中の韓国です。
この動画は、軍隊での慰問コンサートの模様。
心からの笑顔で、嬉しそうに歌っています。
ブレイブガールズは往復12時間かかる軍隊まで出向いたり、ファンをとても大切にして、人柄も良いそうです。
そのころ軍人だった方が、ブレイブガールズを応援しようとYOU-TUBEに挙げたらあっという間に拡散されて、すべての音楽番組で1位を獲得してしまました。
そして、なんと、このガールズグループの平均年齢は30歳‼
10代後半から20代前半が多いグループの中で、30歳というのは異例中の異例です。
もう解散しようと思っても不思議じゃない、現に、メンバーはバリスタの資格とったり、専門学校に行く準備もしていたそう。
韓国では良い大学を出て大きな企業で働くことがステータスとまだ思われています。
人柄よりもどこの大学出身か。
人柄よりもどこで働いているか。
でも、ブレイブガールズが認められたことで、名誉よりも人柄が大切にされそうな社会になりそうな予感。
一生懸命、努力している人にスポットライトが当たって、大企業の社長でも犯罪を犯したら罰せられる、当然の世の中になってほしい。
警察と癒着している大企業や芸能事務所が存在しているうわさは消えませんから。
また、好きなことを見つけることは何事にも変えられない自分が輝く方法で、後悔のないくらい努力したら、結果はお任せすることを忘れてはいけないのかなぁと感じました。
そして執着を捨てたときに、与えられるものもあるのですね。
花は遅く咲いたからといって、美しくないわけじゃない。
遅く咲いても綺麗です。
またブレイブガールズの所属事務所の社長はヒット曲をたくさん作っています。所属していない歌手はヒットするのに、なぜ自分の所属歌手はヒットしないのかと嫌味も言われて傷ついたこともあったとか。
そしてブレイブガールズをテレビに出してもらうために、プロデューサーを何時間もテレビ局の前で待ったり、飲み物を配ったり、社長なのにマネジャーの役割までしたそうです。
インタビューの中で、こんな言葉がありました。
このグループを世に出すために時を待っていたのではなく、最後まであきらめなかった。会社の名前を付けたグループは子供と同じだ。子供をあきらめることが出来ますか?
タレントを商品だと考えて、売れなくなったら契約解除する事務所も多い中、なんて愛があふれた人なのだろうと感動してしまいました。
ブレイブガールズのブレイクは韓国の社会に何か大切なものを教えてくれたと、思います。
アラフィフの私も学ぶことが多かったです。
遅咲きの花でもきれいだし、子供に対して最後まで信じてあきらめたらいけないのだと感じさせてくれました。
もちろん、うちの娘もローリン、ローリンの踊りにはまってます。