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桜を横目に出社する悲しみよ。

自宅から駅までの道程に桜並木と交差する箇所がある。テレワークも相まり、5日ぶりにその道を通ったら、桜が満開だった。

この間通った時は、桜の木に気づかないほどだったのに、この週末で一気に開花となったらしい。

ここ数年、お花見ができなくなってしまってからは、出勤するこの数秒が私のお花見タイムだ。
近くに桜の木がある公園はあるものの、出店もないし、シートを広げて桜をゆっくり眺めることも出来ないので、足が遠のいている。

それを考えると、出勤経路に桜の木があるのは、ありがたいことなのかもしれない。だって、季節の移ろいを体感できる。

もっと言えば、出勤経路には、銀杏の木もあって、秋は銀杏の匂いというオプション付きで黄色く染まる銀杏の木々を見ることもできる。

本当は駅に向かう忙しない足を止めて、しばし観賞といきたいところだけれど、朝の時間に余裕のない私はその足を止めることができない。だって、遅刻しちゃうから。

あと10分ほど早く起きれば良いものだけど、その10分の壁がなかなか高い。だって、眠りたい。きっと私は、明日も綺麗に咲き誇る桜に後ろ髪を引かれつつ、いっそげー、と出社するのだろうな。

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