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ki_nya
我の名は?
今日は病院の日だった。
予約しているので、診察券を出してベンチに座って待つ。
待合室では、オリンピックの野球の試合が中継されていた。
後からやって来て、隣に座った家族の会話が微笑ましい。「病院終わったら信号見に行こう」と、話す5歳児位の女の子。
そうか、その歳は信号も興味の対象となるのか、と新たな学びを得てみたり。
時々、微笑ましい会話を盗み聞きしたり、野球中継を見たりして待ち時間を過ごす。
そうこうしている内に隣の家族が診察室へ入って行った。そうか、自分より早い予約だったかと、ぽけーっとしていれば、待合室にいる人数がだいぶ減っていた。
あれ?私名前呼ばれてないよね?ぽけーっとし過ぎて聞き逃した?
一気に襲いくる不安。
何気ない顔して座っているけれど、内心焦る。あれ?だって、数人の看護師さんが長財布抱えて出て行く姿が、、、。えっ、お昼休憩?あれ?
慌てて周囲を見渡せば、待合室には私を含めて3名が。その状況に安堵してみるも、名前が呼ばれるかどうかドキドキ。
このまましれっと忘れ去られていたらどうしよう?アピールする?私いますよ、ってアピールする?だって、予約時間1時間位過ぎてるよ。
そんな時、名前を呼ばれた。
良かった、良かったよーと診察室に入ってしまえば、5分ほどで終了。あっという間だった。
小心者なもので、名前が呼ばれなさすぎると毎回ドギマギしてしまう。こんな時でも、どんと構えていられる強心臓が欲しいものである。
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