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歩道上の植え込みで緑化(ほぼひとりごと(10月25日(金))
(写真は、神田と大手町の間、錦橋そばにある植え込みです)
10年ほど前、横浜勤務のころ、横浜市役所の人から、緑化率は、上からの写真を撮って、緑色の面積をはかると聞きました。当然のことですが、歩道の植え込みも、緑化率の対象になります。
この話を聞いたころの横浜みなとみらいは、開発時に植樹した街路樹がうまく育たっていませんでした。夏の暑い時期に日陰となるようなに街路樹は少なく、散歩したいと思う街ではありませんでした。
おまけに、クルマや人のマナーも悪く、紙コップなどいろいろなものを捨てられていました。ゴミ箱が少ないこともありますが、悲しいことに植え込みがゴミ箱の役割を果たすことになっていました。
最近はマシになったと期待していますが、東京の郊外の街道沿いに竹林があった家など、クルマからゴミが投げられ、危険を感じるほどだったそうです。それと同じことが起こっていました。
みなとみらいの街路樹を増やすため、地元の賛同者を募ったり、ビルの住民が総出で道路の掃除をし、ハマロードサポーターに認定してもらうなどの地道な努力を重ね、市役所に緑化促進を要望しました。
街に緑が増えることは大歓迎です。植樹した時には、細くて、頼りなくても、何年かたてば、立派な街路樹や樹木になります。市役所で予算をつけてくれたおかげで横浜みなとみらいの街路樹も増えました。
明治神宮のような雑木林が理想ですが、陰になるような場所が街の中に出来るのも考えものだという意見も理解できます。街路樹と植え込みのアンサンブルで街の緑化を進めたいものです。