恐ろしい利権から逃れる権利を得ることでもある。
医師だけでなく、弁護士、政治家、社会活動家など、弱者の味方として活動する全ての方に聞いて欲しい。
安楽死制度と向き合えない方は、真の弱者の味方とは言えない。
弱い者、困っている人を助けることは素晴らしい経験です。
多くの方を助けて来られたのであれば、それは誇りに思って良いと思います。
しかし、助けることが出来なかった人々の存在について、今一度考えていただきたい。
それぞれの立場から、困っている人、弱者を助けてきたと思います。
あなたが助けることの出来なかった方は、他の誰かが助けてくれたのでしょうか?
「都合の良い弱者を選んで喜んでいるだけで、本当の弱者は救われない。」
あなたに助けを求めてきた人は、どのような経緯で助けを求めに来たのでしょうか?
本当の弱者は、誰に助けを求めれば良いのでしょうか?
私の考える安楽死制度は、本当の弱者を見える化するための制度です。
本当の弱者を見える化して、地域で考え、支え合うための制度です。
私は、社会的弱者を生み出さないための様々な活動を行ってきました。
弱者を助けるためには、高度医療や専門的な知識が必要なこともあります。
しかし、高度医療や専門的な知識が必ずしも、人々を幸せにするとは限りません。
利権は恐ろしいです。貧困ビジネス、介護問題、終末期医療、高度医療や専門的知識、社会保障制度、これらが地獄のようなおぞましい状況を生み出すことがあります。
世の中の弱者の味方と呼ばれる様々な方を見てきました。
高度医療や専門的知識、社会保障制度は、世の中に存在しない方が良いと思うこともありました。
本当の弱者とは、社会問題になるような特定の弱者だけではありません。
世の中には様々な形の弱者が存在します。その存在に気付き、寄り添い、地域で支え合える体制が必要だと考えます。そして、最後は信頼できる人に託し、安心して亡くなる事のできる体制。
私だって社会保障制度の犠牲になりたくありません。命懸けでこの活動を完遂したいと考えています。
日本は自殺者の数がとても多いです。私自身も身近な人を亡くしたことがあります。
どうしてこんな死に方をしなくてはいけなかったのか。何か出来ることはなかったか。最後の言葉を聞きたい。自分は何も出来なかった。
様々な思いが込み上げてきます。
安楽死制度を認めることで、自殺しなくて良い、安心して亡くなることの出来る社会が実現できます。
安楽死制度を認めることは、恐ろしい利権、終末期医療から逃れる権利を得ることでもあります。
活動への協力をお願いします。