
スピリチュアル・フェスティバル②
実は会場に入るまでは、山納銀之助さんの講演会が終わったら帰ろうと思っていた。
でもラブレイブのライブ会場で、たまたま隣に座った方。
説明をして下さったスタッフさん。
全ての方が優しくて柔らかい。そして軽やか。
誰1人として重くて暗い、あの首や肩にまとわりつくような波動を出していない。嘘の無い笑顔で明るく挨拶してくれる。
……こんな空間、他にもある?
あるかもしれんが、しばらくは出会えない絶対。
……私は、ここから帰りたくないんじゃ!
今日は、私のわがままを私が聞いてあげると決めたんじゃ!
……と言う事で本日のフィナーレ、SHINGOさんのDJライブまで居ようと決めた。
そうと決まれば出展ブースへ急げ!
と沢山の方が出展していらっしゃる会場へ足を運んだ。
アクセサリー作家さん、チャネラーさん、ヒーラーさん…数え切れないぐらいの方がお店を出店していらした。
出展会場のエネルギーも、頭がボーっとするほど強くて驚いた。
普段、私はそんなに敏感にエネルギーを感じるタイプでは無い。(と思う)
「ここってパワースポットなんだよ」と友人に誘われて伺っても、特に何にも感じない事などしょっちゅうだ。
「この石に手をあてると金運が上がるんだって!」
と言われても逆に
「なんか…勝手なお願いを山ほどされて石が疲れてる気がする…触らない方がいい」とは思ったりする。←可愛くない
それが、あの会場に入った瞬間。
エネルギーのうねりと言うか、光の波が会場中をビュンビュン飛び回っているのだ。
何なの?これは…
……最高〜〜〜〜!!!!
と言う感じ(笑)
来てくれたお客様の幸せをひたすら願っていらっしゃるのが、ものすごく伝わってくる。
何に例えれば分かるだろう?
あ、あの風景だ。
前に仕事で伺った施設で、フロアでお茶を飲んでいらっしゃる大勢の利用者さん達がTVをご覧になっていた。
そこには保育所のお遊戯会の様子が流れていた。
高齢者の方が皆んな目を細めて手拍子を打ち、笑顔でTVの向こうの幼子達を応援していらした。
純粋に「愛おしい」と思う、あの感覚。
あの波動に近い。
ここなら、きっと、私も分かる。
私にも出来る。
根拠もなく、ふとそう思い、意識を集中した。そして自分に聞く。
「八雲、どこに行く?」
すると会場の、とある場所がフワァっと光って見えた。
「あそこに、行ってごらん」
頭の中に響く声。
これには再びたまげた。
まさか返事をもらえるとは…
自分で聞いといて何なんだけれども。
半信半疑でフラフラと光っていた場所に行ってみた。
皆さん忙しそうに、でも幸せな笑顔で接客されていた。
「こんにちは!スタンプラリーのスタンプ、押して行かれますか?」と綺麗な女性の方から笑顔で声を掛けて頂いた。
「あ、ありがとうございます!」
…実は、会場のエネルギーを堪能し過ぎて、スタンプラリーをすっかり忘れてたのはここだけの話である。
「今、カードリーディングをしているんです。宜しければいかがですか?」
初めて声を掛けて下さった方にリーディングしてもらいたい。そう思っていた私は迷わずお願いした。
光が差していたその場所は、スピリチュアルコンサルタントの空「くう」さんのブースだった。
可愛らしくてたおやかな雰囲気の方。
「お母さんがリーディングされますか?」
そう尋ねられた時に、また頭の中で声が聞こえてきた。
「娘をリーディングしてもらいなさい」と。
「あの、娘を、お願い出来ますか?」恐る恐る尋ねると
「ええ!もちろんですよ!どうぞ〜」空さんは笑顔で娘を迎えて下さった。
空さんはトパーズのような輝きを持つ方だった。話し方も本当に優しい方。
エメラルド色にも乳白色にも美しく輝く、あの宝石が思い浮かんだ。
最初、緊張していた娘も空さんの優しい声に安心したようで、笑顔になり、そしてリーディングが始まった。
「うわ!すごいパワー…見て下さい、これ!」
空さんが私に、腕を見せて下さった。
ブワーっと総毛立っていた。
「お母さん、娘さんは何かに夢中になると他の事が一切、耳に入らなくなる時がありませんか?」
……これには私も、本当に驚いた。その通りである。
何より、それが心配の種であったからだ。
夢中になり始めると一切、他の事をしなくなる。食事はおろか、トイレさえ行かなくなるのだ。
注意する私の言葉など、多分、裏山のセミの声ぐらいにしか聞こえていない。
そしてやりたく無い事は何度言われてもやらない。
往々にして子供にはそんな所があるものだが、娘はあまりにも極端なので私は、何か…疾患のようなものがあるのか?と思っていた事を空さんにお話した。
空さんは目を丸くして
「とんでもない!
お母さん、スターシード……って聞いた事はありますか?娘さんはスターシードですよ。」
あぁ…そうなのか。
だからなのね。
他の子が普通に出来る事が、なかなか出来ない事が多かったのは。
ずっとずっと、つかえていたものがストン、とお腹の底に落ちて理解出来た。
「こんなに力の強い方は滅多にいらっしゃいません。
お母さん、心配なんて必要ありませんからね。どうか娘さんを信じてあげて下さい。」
と。
有り難いその言葉に涙が出てきた。
娘の極端な性格は、私が原因なのかとずっと悩んでいた。
娘自身も、きっと辛い思いをしてきたのだろう。
ごめんね。分かってもらえなくて苦しかったよな。
空さんは目に涙を浮かべながら微笑んで
「お母さんだから、娘さんがやって来たのですよ」と。
何より救われる言葉を空さんから頂きました。
あんなに泣いたのは何年振りだろう?
空さんに、娘をリーディングして頂けて本当に良かった。
スピリフェスに来て、本当に良かった。
空さん、心から感謝申し上げます。
ありがとうございます!

ありがとうございます!
空(くう)さん著書
「本当の自分になれる8つのレッスン」↓↓↓↓
来年、また開催される事が決まりましたスピリチュアルフェスティバル。
もし空さんとお会い出来た暁には、私もリーディングをお願い出来たら嬉しいなぁ…!