幼き頃のお礼を伝えに
本日は幼少期の私を、お護り頂いた産土様へお礼をお伝えしたいと参拝に上がらせて頂きました。
…こんなに階段、急だったっけ?
なんてゼェゼェ息を切らしつつ、階段を上がり。
目の前に広がる数十年ぶりの風景に、しばしボーっと立ったまま…幼き頃の思い出に浸りました。
田舎で遊ぶ場所が少なかったのもありますが、よくここに遊びに来ていました。
脇道からぐるっと山裾を巡れるようになっており、格好の遊び場だったのです。
雨が降ると神社の縁の下に入り込み、雨を凌いだ事。
遊び疲れて眠くなると、お賽銭箱の隣りで丸くなって寝てしまっていた事。
………本当にもう、ね…
子供だったからとは言え、なんと失礼な事をやっていたのか自分は…
と頭を抱えてしまいたくなりますが、居心地がとても良かったのです。
そよそよ吹く風も。
葉の揺らぐ音も。
「おいでよ」
と言われているような。
新ためて、幼き頃の無礼をお詫び申し上げ、ふと顔を上げたら真っ青な空が上空にありました。
あぁ!!夢に何回も出て来たお社の風景は、ここだったのね。
やっと気が付きました。
ずっと、ずっと、見ていて下さったのですね。
私が忘れていても、
ずっと、ずっと忘れずに見ていて下さっていた。
感謝と有り難さで泣けてきそうになり、ふと下を見るとモンシロチョウがフワリフワリと飛んでいました。
駐車場まで戻る間、ずっと、入れ替わり立ち替わりモンシロチョウが周りを飛んでおりました。
「また、おいで。」
そう言われたように思いました。
ありがとうございます。
嬉しいなぁ!
私は本当に幸せ者です。
必ず、また上がらせて頂きます。
皆様にも、素敵な幸せな奇跡が広がる事を祈りつつ。
追記…今日は曇りの予報でしたが、道中ずっと暑いくらいの晴れ空でした。
最近の天気予報はあまり外れないのになぁ…なんて空を見上げたら、どうも私の進路方面だけが晴れているような…?
帰宅して御祭神を調べてみたら………
天照大神様でした。
産土様と共に、言葉では無い大切なメッセージを頂けたのだと信じています。
なんと有難い。
生きてるだけで、奇跡はいつも側に在りますね。
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