アクアワールド大洗水族館の方へ、夢をお伝えします。
イルカ・セラピーを是非、始めて欲しいです。
以前、同じ質問をされた方への回答が「イルカ・ショーの時間が今現在、細かく設定されており、スケジュール的にも難しい」とのご回答でしたのは存じ上げております。
ですが、ご存知でしたか?
イルカ達が待機している水槽の様子を見れるあのフロアーで、私は1時間居ました。
入れ替わり立ち替わり、ご家族の方や沢山のお客様がいらしてました。その中に生まれついての個性をお持ちのお子さん、と私はお見受けしました。
その子が水槽に嬉しそうに手を当てた瞬間、イルカ達の様子が明らかに変わりました。
今まで、普通にスーッと通り過ぎていたのに、突然スクリューしながら通り始めたり、ゆっくりゆっくり、まるでこちらを眺めるように泳ぎ始めました。
あの時のお子さん達の嬉しそうな幸せいっぱいの表情!!
その様子をビデオにおさめる親御さん達の笑顔。
そしてその瞬間を目に出来た私も、心から幸せを感じました。
信じられないかもしれませんが、水槽の隅にいた少女は、まるで浮くように目の前をのんびり通るイルカとお話していました。
何をお話していたか?は聞こえませんでしたが、イルカがチラチラと女の子を見て、その少女がニコーッと笑い
「うん!私も!!ねぇ、ママ、イルカと一緒に遊びたい!!」
と親御さんに訴えておりました。
何て素敵なんだろう!!
何て幸せな時間なんだろう!!
この子達が、イルカ達と触れ合えたらどんなに素敵だろう!
と思ったのです。
安全対策、経済的問題、スタッフの確保…等々、考えなければならない事が多すぎて難しいと思われるかもしれません。
でも、こんな素敵な瞬間を、スタッフの方も目にした事があるはずだと思うのです。
それを沢山の方へ、拡げて頂く事は出来ませんか?
本当に無理な事でしょうか?
山納銀之助さん、というエコビレッジ・ビルダーの方が、村づくりの時に子供達がツリーハウスを作る時の話をされていました。
写真で拝見しましたが、とても立派なツリーハウスです。
子供達が、子供の為に作ったツリーハウスだそうです。
その際、その場にいらした大工経験のある方が「てすりを付けた方がいいのでは?」とご助言されたそうです。
心配されての事であったと思います。
銀之助さんは、「子供達がみんなで話し合って、どうするか決めな」と判断を子供達に一任したそうです。
子供達はしばらく話し合い
「てすりを付けない」
判断をしたそうです。
理由が
てすりをもし付けたら、てすりをアテにして思い切りぶら下がったり、寄りかかったり、危ない事をする子が増えるから。
だったそうですが、もう一つの理由に私は目から鱗でした。
「ツリーハウスは、危ないから面白いんだ!!安全なツリーハウスなんて、ツリーハウスじゃない!」
と言う意見があったと言う事。
実に子供らしい、でも実に真実をついている答えだと思われませんか?
子供達は、大人が思うよりずっと本質に気付いている事が多々あります。
その瞬間に、ハッとする事で私達大人も、深い学びになっている気がします。
危険な事や無理な事を羅列するのではなく、素敵な事や幸せな事を増やして考えてみるのはいかがでしょうか?
アクアワールドのスタッフの方だけでは手が回らない事でも、おそらく是非!協力したい!と申し出て下さる方も沢山いらっしゃると思うのです。
そして子供だけではなく、お年寄りの方も、若い方も楽しめるようなイルカセラピーを是非、ご考案頂けたら本当に嬉しいです。
大洗水族館の生き物達、スタッフの方々がいつも笑顔で元氣でお過ごしになられますよう、心からお祈りしております。
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