【良書紹介】GitHub CI/CD実践ガイド――持続可能なソフトウェア開発を支えるGitHub Actionsの設計と運用

欲しい本に挙げておりましたが、先日読了致しました。ハイライトだけご紹介致します。

対象読者層

クラウドのメリットは判るものの、なんだかんだで移行できていない組織に属している方にはオススメです。

私もクラウド音痴でしたが、この本のおかげで検索力は向上しました。

また、この本はアナログ本推奨です。リファレンス代わりに使うため、電子書籍よりかは付箋を貼って何度も読むタイプの本です。
(電子書籍で買いましたが、正直ミスしました)


見どころ

クラウドアサシン対策が随所にある

クラウドで怖いのはやはり設定ミス。人為的なミスでアカウントのパスワードやAPIキーを流出させて障害報告・・・

なんてことが無いように「これやったら死ぬからな(意訳)」という注意喚起が随所にあります。

セキュリティに関する記載も手厚い

15章からはセキュリティ周りで多少込み入った話もあります。サイバーテロが日常になる前の平和ボケ中だった私としては、耳の痛くなる話もありました。

上記のような記載がある上で、やってみようかなって気にさせてくれる

割り切っていい箇所と、要(かなめ)の部分の判断がつくようになりました。また、マニュアルがどこにあるかも分からないような使い方も載っております。私の知っていたGitHubActionと何か違う()

総評

仕様がドデカすぎて魔境となりつつあるGitHub Actionの最初の一歩にはいい本でした。

APIキーを発行できるIaaSやVPSをお使いの方には、色々やりたくなってくるのでオススメです。

AWSとの連携も具体的に書いてあるので、興味が湧いた方は書店での立ち読み後に購入を検討して見てください。