薄暗い店内で彼が好んだ葉巻という物を燻(くゆ)らす。
煙の臭いが嫌いな私は、煙管(きせる)やらパイプやら煙草(たばこ)やらと同じく嗜(たしな)み方を全く知らない。
知っているとしたら、嗜むには色々と面倒なくらい。
だから、葉巻販売だけのお店では無理だと思い、
彼が通っていたお店は諦めることにした。
そうして換気が物凄く確りしてて且つ、
入りやすそうなカフェ&シガーバーを見つけてガラスの扉を開いてみていた。
二服目→
三服目→
四服目→
五服目→
六服目→
七服目→
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