診断されないまま社会人になってしまったADHD(発達障害)の傾向がある大人の生き方 ~特性を活かして自分らしく生きる~ その5
では、デメリットと捉えられているADHDの傾向ですが、本当にこれらはデメリットなのでしょうか?
私は【NO】と考えます。
というのも、前の章で記載したAさんとの衝突まで、確かに生きづらさは感じていたものの、
社会的にはある程度適応はできていたのです。
そして、最終学歴は決して高くない私は、「頭の回転が早い」とよく言われていたこと、
「コミュニケーション能力が高い」という評価はどこでも受けていましたので
自身でも向いている作業に関しては、平均よりも高いのだと思います。
その3で紹介したおそらくASDの傾向があるAさん自身も、特性は違えど社会人として生活を送れていました。
つまり、【特性】を活かし、「発達障害」と言われる悩みの行動を律することで
この【特性】は十分【強み】になりうると私は考えております。
さて、一般的に「発達障害」と呼ばれる3つの【特性】、
こう言い換えることもできると考えております。
【不注意】→【視野が広い】
【多動性】→【興味関心の幅が広い】
【衝動性】→【一点集中】
ただ、いくら優れた適性であっても、それによって他人に迷惑や危害を加えてしまうようであれば
それはデメリットになってしまいます。
適性によって生じてしまうメリットを活かし、デメリットを抑える対応をすることで
この【特性】の持ち主はより生きやすくなると考えております。
もう少し、それぞれの特性を分解しましょう。
その1はこちら→https://note.mu/katutomo/n/n853a4871caf8
その2はこちら→https://note.mu/katutomo/n/n65517ece7c84
その3はこちら→https://note.mu/katutomo/n/n083809dfd340
その4はこちら→https://note.mu/katutomo/n/n570b190050cc
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