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2.診断されないまま社会人になってしまったADHD(発達障害)の傾向がある大人の生き方 ~そもそもADHDってなんだろう~


その1はこちら→https://note.mu/katutomo/n/n853a4871caf8

既にご存知かもしれませんが、認識の齟齬がないよう進めたいので記載いたしますね。

ADHDとは「Attention Deficit Hyperactivity Disorder」の略称です。 ※1

【不注意】【多動性】【衝動性】という特徴的な3つの大きな症状があると言われています。
その1で記載したチェック項目を分類すると下記になります。

【不注意】
・子供の頃から落ち着きがないと言われていた。
・遅刻が多い。時間管理が非常に苦手
・忘れ物、なくしものが多い

【多動性】
・思い立ったら行動せずにはいられない。
・あざやちょっとした怪我が多い
・貧乏ゆすりや、髪をいじるなど座っている時に動作を行う癖がある
・スケジュール管理が苦手。計画通りに物事を進められない。

【衝動性】
・思いついた言葉を何も考えずに言ってしまい他人を傷つけたことがある。
・相手の話をさえぎって、自分の考えを口にしてしまう
・衝動買いが多い※2

社会生活を送ることができればそれは障害ではなく、適性です。
…とよく言われますが、他の人と思考回路が異なれば、生き辛さを感じてしまうのはしょうがないんですよね。

日本の教育上仕方のないことなのかもしれませんが、「個性」よりも「言うことを聞くいい子」の子供の方が評価されやすい傾向にあります。
そしてそれは幼少期、思春期の子どもたちの間で交わされる容赦ないコミュニケーションでさらに浮き彫りになっていく…。

元々狩猟や農耕をやっていたご先祖様の役割分担を考えると「ADHD」は必要不可欠な脳みその作りだったのではないかと思います。

いわゆるファーストペンギンの役割だったのではないかと思います。
未開の地、海に飛び込むときに最初にえいや!と行くあのペンギンです。

ファーストペンギンはその時もし天敵が待ち構えていたら、ぱくりと食べられてしまう運命です。
しかし、天敵がいなければ新しい餌場を広げる、必要不可欠な存在だったと言えます。

ただ私はファーストペンギンの如く死ぬつもりはありません。物理的にも、精神的にも、社会的にもね。

逆に言えば、この必要とされていた役割を現代社会でうまく活かすことができれば
この脳みその作りは一気に強みとなります。

さて、私がどのような幼少期を送り、なぜ診断されなかったのかを次の章から説明いたしますね。

その1はこちら→https://note.mu/katutomo/n/n853a4871caf8
その3はこちら→https://note.mu/katutomo/n/n083809dfd340


※1参考:親と子のためのADHD「https://adhd.co.jp/kodomo/」

※2書籍参考:図解よくわかる大人の発達障害/中山 和彦 (著), 小野 和哉 (著)

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