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4.診断されないまま社会人になってしまったADHD(発達障害)の傾向がある大人の生き方 ~ADHDの傾向があるとわかったらとても安心した~

さて、このときにADHDの傾向があるとわかった私の率直な感想は

[安堵]でした。

「ああ、よかった。今まで変とかおかしいと言われていたところはやっぱり理由があったんだ…!」

原因と特徴がわかれば、後はそれらの対策をすればいいだけなので、
むしろちゃんと、変と言われていた自分の特性に名前がついていて、
世の中に広く認知されているものだと知ったことは
これから生きる上で大きなメリットだと思っています。

ひょっとしたらこの書籍を読んでいる方の中には、
診断されることで「異常」と捉えてしまうことを恐れている方も多いかもしれません。

それらは心配する必要はありません。
なぜなら本来人はみな、違い、異なるものなのです。

あらゆるリスク、外的環境に対し生き残れるように多様性によって種の保存を行ってきたからこそ
現在ヒトはこれだけ地球上に存在できる種となったのです。

人が様々な、異なる遺伝子を持つのはそういうことです。
必要だから、種として優秀であるがために、あなたの遺伝子も存在します。

確かに特徴の強さによっては周囲と違うということでレッテルを貼られ生きづらさを感じている方もいると思います。
時代や、生まれた国、場所。それが運が良くなかったと捉えることもできます。

ただ、私はそう思いません。
むしろこのインターネットに溢れ、格差なく勝負できる世界では【ADHD】の脳の特性はむしろ有利です。

とはいえ、日常生活や社会人生活で大変なところもあります。
しかし、世の中には同じように悩み、苦しみ、そしてそれらをどうすればいいのか、情報があふれています。

その中の一つに専門機関への相談もあります。
似たような方の体験談から学ぶ、真似るのも一つの手段です。

それは貴方が生き抜く、と決め実行したことなので、貴方にとっては正しいことなのです。
批判や非難する方はなんなんでしょうね。
きっとおせっかいな暇人なのでしょう。

仮にこの特性によって迷惑をかけていたとしても、人として生きている以上意図しない形で
他人に迷惑をかけてしまうことは誰だってあります。

たまたま、特性がない大多数の脳みその構造が、世間一般で言われている「正常」なだけで、
ただ異なるという性質に対し、他人がどうこう言う事自体がおかしいのです。

とはいえ、そういう方々が上司や配偶者など、長時間過ごす相手だとなかなか大変だと思います。
私も、理解無い上司のため能力に対する正当な評価が長年されませんでした。

異なる性質によって、日常生活に支障が出てしまうとやはり目立ってしまいますからね。
これらは人と関わる生活を送る以上、一定の常識と呼ばれる集団行動はクリアにしていかなければなりません。

ではどうすればいいのか?

私の解決策は、適性を活かし、理解ある人と積極的に関わり、
理解ない人や不得意なこととは距離を置くことでした。

また支障がでてしまう箇所は仕組みで解決する方法を選びました。

自力で、意志の力だけでなんとかしようとするから解決が困難だったのです。
また、脳みその特性がわかればその特性を活かす環境に身をおいてしまえば、
この特性はなんだってできるのです。

昔の私が、中学受験で合格できたように。
今の私が、インターネットでこのような文章がかけるように。

次の章では適性を活かす方法をご教授します。

その1はこちら→https://note.mu/katutomo/n/n853a4871caf8
その2はこちら→https://note.mu/katutomo/n/n65517ece7c84
その3はこちら→https://note.mu/katutomo/n/n083809dfd340

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