映画「20歳のソウル」を見て
こんにちは、山下涼子です。
なんだか映画ネタが続いてしまいますが、最近、「20歳のソウル」という映画を観ました。
知人が勧めてくれたので観に行ったのですが、とにかく半分以上泣いてました笑
私がこの映画で学んだこと、気づいたことを忘れないうちに記載したいと思います。
あらすじ
舞台は、千葉県船橋市立船橋高等学校にいたある1人の生徒の実話。
吹奏楽部に所属し、トロンボーンを担当する浅野大義さん(役:神尾楓珠さん)が主人公。
そして顧問である高橋健一さん 通称:たかけん(役:佐藤浩市さん)のもとで部活に没頭していた。
ある野球部のメンバーが怪我で試合に出られないと落ち込んでいた時に、「市船にはテーマソングが必要だ!」とひらめき、オリジナル応援曲の作曲に挑戦して実際に採用される。たかけんに憧れて、音楽教師になろうと大学に進学したところ、がんに冒されてしまう。
私の気づき
気付きその① 全力さ
「なぜ自分ばっかり…」と泣き崩れるシーンがあります。
乗り越えても襲ってくる病を、何度も何度も乗り越え、もうだめかもしれない、そしてそれは「死」という恐怖と闘う。。
想像を絶するもので、それを20歳で闘っていた浅野大義さん、、、でも一言も「もうだめだ」ってあきらめていなかった。
乗り越えるのは自分、絶対に何とかして生きたい、音楽を届けたい想いが伝わってきました。
明日がくる保証なんてない。何度も聞いてきましたが、「明日やればいいや」ではなく、今日全力でやろう、今日全力で生きよう、今日やりきることを大事にしようと改めて思いました。
全力で生きる、全力で音楽に魂を込めて届ける、すべて想いからくる全力さ、生き様って伝わるものがあるし、人の心を動かす。自分がそれ日々できているかな!?と問いかけます。
私は自分がある研修で、「全力で生きている」自分であることを誓いました。日々、その姿勢で生きます。
気付きその② まわりの大人たちの存在
序盤でもたくさんの気づきがあり、たかけん先生がこう言います。
「大人たちが付き合ってやろうじゃないか」
この言葉、本当に生徒のことを思っているからこそ出る言葉だと感じます。
子どもがどんな行動を取ろうと、「自分のことをみくびるな、自分のことを大切にしろ」と伝え、時には優しく、時には厳しく、常に本質で大事なことを伝えつづけてくれる姿勢に、私は心動かされました。
やはり、かっこいい、粋な大人に惚れます。
自分のことばかり考えていたら、できないことだと思っています。相手のことを真に考え、行動を取れる大人ってやはりかっこいいですよね。
気付きその③ 結果を出す基礎基本
最初から、はっとさせられる気づきばかりでした。
何か文句が出るときに、たかけん先生は「人に矢印を向けるな、自分は何ができるのか!?」を考えるよう伝えてくれていました。
そして、チームワークが大事であり、ギスギスするのではなく、みんなの良さを生かしあっていく。
チームがひとつになる瞬間って本当に大事。
違う観点からかもしれないですが、ベテランの俳優さんの演技の引き込まれ具合が本当にすごすぎました。
佐藤浩市さん、尾野真千子さん、平泉成さん、高橋克典さん、石黒賢さん、、、もちろん若手俳優の方もとっても素敵で透明感や爽快感があって、ベテランの方の表情、空気感、自然さに吸い込まれました。
偉そうですね、すみません笑
でも、演技で人の心を動かす、役づくりをする、小さい役から真摯に向き合ってこられたからこそ、たくさんの数を経験されてきたからこそなんだなと納得しました。
さいごに
本当に素敵な映画で、私は身近にいる人の経験に重なることもあり、本当に心が揺れる映画でした。
そして、今日という日を全力で生きて、自分が納得できる、最高の人生を創り上げようと改めて感じました。
最後に、浅野大義さんがみんなに愛されていたことがよく分かる映画でもありました。
改めて、ご冥福をお祈り申し上げます。
お読みいただきありがとうございます。
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