南イタリア旅行記〜電車バスの注意点〜
【2020年1月投稿】
10泊12日の個人旅行で北イタリア+南イタリアを楽しんできたが、南イタリアを電車とバスで移動するにはネットやガイドブックでの情報が少な過ぎて不安な思いをしたので、これから南イタリアに行く人に少しでも安心して旅をしてもらうために移動時の注意点を書きとめておきたい。
※南イタリアで行くべき+体験すべきことは別記事で紹介予定。
目次
1.全旅程とおすすめ乗り換え案内アプリ
2.注意点① バーリ→アルベロベッロ(Sudest線電車/バス)
3.注意点② アルベロベッロ→バーリ(Sudest線電車/バス)
4.注意点③ バーリ→ナポリ(バス)
5.おすすめアグリツーリズモの紹介
1. 全旅程について
今回のイタリア周遊旅行の経路はこんな感じ。
★マークの乗り換えがわかりづらいので2〜4で記載。
・成田→ローマ
・ローマ→(電車)→フィレンツエ
・フィレンツエ→(電車)→ヴェネツィア日帰り
・フィレンツエ→(電車)→バーリ→(バス★)→アルベロベッロ
・アルベロベッロ→(バス★)→バーリ→(バス★)→ナポリ→(電車)→ソレント駅→(バス)→ソレントのアグリツーリズモ
・アグリツーリズモ→(農家さんに車で送迎)→ソレントのホテル
・ソレント駅→(電車)→ナポリ→(電車)→ローマ
・ローマ→成田
2.注意点① バーリ→アルベロベッロ(Sudest線電車/バス)
世界遺産アルベロベッロに個人で行くのは上級者レベルというのを現地であたふたしている時にネットで見つけてまさにその通りだと思った。
その理由は以下。
▼Sudest線の電車のチケットを購入したのに、実際乗るのはバス。
(現在電車は通行止め?のためバスのみの運転らしい)
▼バーリ中央駅のバス乗り場が見つけづらい。
▼バスは途中「プティニャーノ(Ptignano)」という駅で降り、そこから電車に乗り継ぐ必要がある。(これはネットで一切なかった情報・・泣)
▼バスは定刻通りに来る時もあるし、早めに行ってしまうこともあるらしい。
今思うと、電車のホームでチケットを買えたことに安心しきってひたすら待っていたらその日中にアルベロベッロに行けなかったと思うと怖すぎる。
本当に今回の旅行はすべてが運がよかった。
ということで参考までに写真。
■バーリ中央駅のSud est線のバス乗り場
電車の駅を出たところの風景
バス乗り場の様子↓
(特にここ!というバス停はないのでわからなかったらオレンジ色のジャケットを着たスタッフに聞きましょう)
■プティニャーノ駅
街の小さな駅という感じ。
着いた時にはすでに列車がホームで待っていたので慌てて行先を確認し乗り込む。ついにアルベロベッロまでの最後の電車でした。
3.注意点② アルベロベッロ→バーリ(Sudest線電車/バス)
イタリア半島東側のアルベロベッロから西側のナポリ、ソレント方面への移動には、一度バーリへ戻り、そこから高速バスでナポリまで移動する必要がある。
行きはバスと電車を乗り継いできたが、帰りはアルベロベッロから直通バスでバーリへ戻ることに。その際のアルベロベッロでのバス停が非常にわかりにくいので紹介しておく。
とはいえ、夕方までにソレントのアグリツーリズモに到着するために、早朝6:30頃のバスを予約したため、写真を残していないので地図で紹介。
■高速バス乗り場の場所
目印は「ホテルアストリア」
冬の早朝、かつただでさえ日が昇るのが8時など遅めなのであたりは真っ暗、かつ風がピューピュー吹いており、待っているのはなかなかつらかった。友人がいたから頑張れたといっても過言ではない。
4.注意点③ バーリ→ナポリ(バス)
バーリに到着すると、行きと同じバースターミナル(ターミナルという言えるものではないが)に降ろされるので、ナポリまでの高速バスもその付近で
待っていれば大丈夫。Marino Busを使う方は、赤いジャケットを着た人(背中にMarino Busと書いてあるのでわかりやすい、ありがたい)にバスが発車する場所を聞いてみるのが確実。
乗り換え時間が30分程度あったので、近くのカフェでトイレ休憩も兼ねてひと休み。
冬のイタリアといえど、ナポリ行きのバスに乗る人は結構多いので、人の波を見ていれば置いていかれる心配はないはず。(発車時刻さえ間違えなければ)
5.おすすめアグリツーリズモの紹介
最後にこれはぜひオススメしたいのでおまけとして紹介。
イタリア半島西のナポリから海沿いを走るヴェスービオ周遊鉄道で1時間30分くらいかけて、ソレントというリゾートの街に向かい、さらにそこからバスで15分程度の山の斜面にあるレモン農家さんが運営しているアグリツーリズモに1泊することを計画。イタリアの田舎で農家に泊まりたい!という今回の旅の目的の1つをここで果たすことに。
レモンがびっしり実るレモン農園見学ツアーに、イタリアのマンマと一緒にイタリア料理を一緒に作る体験をさせてもらえる。
手作りパスタだけだと思っていたら、レモンの葉で巻いたチーズの薫製、なす・チーズ・ハーブ・トマトソースの重ねオーブン焼き、デザートにレモンティラミス・・・とレストランさながらのディナーを一緒に作らせてもらった。詳細は別のnoteで書く予定なので乞うご期待。
ちなみにSorrentoやAmalfiエリアではレモン農家がたくさんあり、いろんなところにアグリツーリズモの看板があったので次回いく時はまた別の農家さんも体験してみたい。
※今回お世話になったアグリツーリズモ
Agriturismo Il Giardino di Vigliano
WEBサイト&予約:https://www.agriturismovigliano.it/
インスタグラム:https://www.instagram.com/il_giardino_di_vigliano/?hl=en
ご家族みなさん、本当に優しくしていただいて大満足な1泊2日でした。
to be continued...
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