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FUNLOGY Portable(ワイヤレススピーカー )レビュー

「FUNLOGY Portable」というワイヤレススピーカーを入手したので、簡単にレビューをしていきたいと思います。



FUNLOGY Portableを入手した経緯

「FUNLOGY Portable」はスマホPCとBluetoothで接続することができるワイヤレススピーカーです。

価格は安めですが各レビューの評価が高く、以前から気になっていた製品でした。

私はこれまでお風呂でYoutubeを聴く際や、リモート会議でスピーカーの音量が小さいと感じた時に「JBL GO ESSENTIAL」というワイヤレススピーカーを使っていました。

「JBL GO ESSENTIAL」は

・コンパクトで軽く持ち運びが楽
 (ポケットに入るくらいのサイズ)
・充電が持つ
・IPX7防水でお風呂に落としても壊れない
・筐体は小さいのに十分な音量が出せる

といったメリットがあり、それなりに気に入っているスピーカーでした。

ただ、お風呂と廊下を隔てた位置にある寝室内のPCからBluetoothでワイヤレス接続をすると、接続が不安定になりプツプツと途切れてしまったり、接続が解除されてしまうことがありました。

また、「JBL GO ESSENTIAL」のは悪くはないのですがお風呂の中でYoutubeの音声を聞いていると音が反響して聞き取りづらいと感じることも多かったです。

そこで、試しに別途入手したのが今回の「FUNLOGY Portable」です。




「FUNLOGY Portable」の特徴

「FUNLOGY Portable」には以下のような特徴があります。

・価格は安め
・ふるさと納税の返礼品にもなっている
・音は良いという評価が多い(低音域が強め)
・充電が持つ(仕様いよると音量50%で12時間稼働)
・サイズは小さめ
 (ポケットには入らないが小さいカバンに入るサイズ)
・IP67(水の中に落としても壊れない)
・充電端子がUSB Type-C
・AUXケーブルで有線接続もできる
・マイク内蔵でハンズフリー通話に対応


FUNLOGY Portableを使ってみた感想


価格を考えると音質は良い、聞き取りやすい

FUNLOGY Portableで音楽を流してみると、筐体が小さい割には十分な低音がでおり、しかも低音が他の音を邪魔しているような印象もなく、聞き取りやすいという印象です。

「JBL GO ESSENTIAL」とは価格・大きさが異なるため比較対象とするのはどうかとは思いますが、「JBL GO ESSENTIAL」よりも「FUNLOGY Portable」のほうが音は明らかに良いと感じました。

お風呂でニュースなどを聴く時も「FUNLOGY Portable」は非常に言葉を聞き取りやすいです。


自宅にあった「JBL Pebbles」というUSBで接続するタイプの小型スピーカーと比較をしてみると、「JBL Pebbles」のほうが左右のスピーカーを最適な位置に置くことができるため、音場の広がりや、定位感は「JBL Pebbles」のほうが良かったです。

ただ、低音域の再現という点では「FUNLOGY Portable」のほうが良く、音楽を聴くという意味でも「FUNLOGY Portable」のほうが「好きな音」「音楽的な音」と感じる人が多そうな印象です。

自宅にはFocalの5インチのモニタースピーカーもありますが、流石に価格も大きさも全然違うため、「FUNLOGY Portable」よりもFocalのモニタースピーカーほうが、バランスも解像度も良いです。

ただモニタースピーカーでずっと音楽を聴いていると耳が疲れてくることも多いので、そんな時に「FUNLOGY Portable」のような小型スピーかーがあると便利です。

意外に自分の作った曲をモニタースピーカーだけでチェックしているとバランスが崩れていることに気がつかないことがありますが、そんな時に「FUNLOGY Portable」や「JBL Pebbles」などの小型スピーカーでチェックするとダメな部分に気がつくことがあります。

実際にレコーディングスタジオでも完成前に音源をラジカセでチェックしたり、車の中で鳴らしてチェックしてみたりすることがありますが、最近は良いラジカセも入手するのが難しくなってきていますし、車で音源を確認するも手間なので、メインのモニタースピーカーの他に、小型のスピーカーが1つあると便利だと思います。



Bluetooth接続が安定している

「JBL GO ESSENTIAL」と比較すると「FUNLOGY Portable」のほうがBluetoothによるワイヤレス接続が安定していて、廊下を挟んだ寝室と風呂の間でも途切れることなく再生することができました。



次の動画に切り替えることができる

地味に便利だったのが「FUNLOGY Portable」では音量ボタン(+又は-)を長押しすることで、Youtubeのプレイリストにある次の動画を再生することができたり、前の動画に戻ったりすることができます。

お風呂に入りながら「次の動画を再生させたいな」と思った時にも、風呂から上がることなくプレイリストを切り替えることができるのは有り難いです。



デザインが良い(と思う)

私は黒色を選びましたが、主張の少ないシンプルなデザインなので部屋のどこに置いていても違和感がありません。

白色や赤の選択肢もあるので、部屋に合わせて色を選べるのも嬉しいポイントではないかと思います。



「FUNLOGY Portable」と「FUNLOGY Portable2」の違い


「FUNLOGY Portable」と同じメーカーから「FUNLOGY Portable2」という名前のワイヤレススピーカーも販売されています。

名前だけ見ると「FUNLOGY Portable2」のほうが上位互換であるような印象を受けますが、必ずしもそうとは言えないようです。

「FUNLOGY Portable」と「FUNLOGY Portable2」の違を整理すると以下のとおりです。

価格(2025/01/20時点)

 「FUNLOGY Portable2」 5,980円
 「FUNLOGY Portable」     4,980円

セールがあったりすると価格が変わりますが、「FUNLOGY Portable」よりも「FUNLOGY Portable2」のほうが若干大きいです。


サイズ

「FUNLOGY Portable2」 W185mm × D60mm × H60mm
「FUNLOGY Portable」      W184mm × D50mm × H63mm 

サイズは若干の違いはありますが、大きな違いはりません。


スピーカー出力

「FUNLOGY Portable2」 総合20 W ( 10 W × 2 )
「FUNLOGY Portable」     総合10W (5W × 2)

スピーカーの出力は「FUNLOGY Portable2」のほうが大きいです。


バッテリー容量 / 稼働時間


「FUNLOGY Portable2」 1,800 mAh / 12 時間(40%~60% 出力時)
「FUNLOGY Portable」       2,400 mAh / 12 時間(50 % 出力時)

バッテリー容量は「FUNLOGY Portable」 のほうが大きいですが、仕様上の稼働時間は同じくらいになっています。

防水性能


いずれも IP67
その他 TWSステレオ機能(2台まで可能)、ハンズフリー通話 TWSステレオ機能(2台まで可能)、ハンズフリー通話
付属品 充電用ケーブル、ストラップ (0.5m) 、説明書 充電用ケーブル、AUXケーブル、説明書
入力インターフェース USB Type-C (充電用) USB Type-C、AUX、microSD

入力インターフェース

「FUNLOGY Portable2」 ワイヤレスのみ
「FUNLOGY Portable」     AUX、microSDからの再生も可能


「FUNLOGY Portable」と「FUNLOGY Portable2」の大きな違いは、スピーカー出力と入力のバリエーションです。

ワイヤレス接続しかしないし出力が大きいほうが良いという人は「FUNLOGY Portable2」を選ぶと良いと思いますし、AUXやmicroSDからの再生も考えている人や価格が少しでも安いほうが良いという人は「FUNLOGY Portable」のほうが良いかも知れません。

私はオーディオインターフェイスと有線で接続した時に音質にどのくらいの変化があるのか試してみたかったので、有線で接続できる「FUNLOGY Portable」のほうを購入しました。
(まだ有線接続は試していませんが・・・)



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