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ギターアンプ用「キャビネット」の比較とおすすめ
◆ギタリストにとっての「キャビネット」の重要性
ギターアンプ用のキャビネット(以下、キャビネット)はギタリストにとって演奏や音質を大きく左右する重要な要素です。
ギターの「ピックアップ」「エフェクター」「アンプヘッド」「シールド」
などをこだわっているギタリストは多いと思いますが「キャビネット」や「スピーカー」にこだわっているギタリストはあまり多くないと思います。
その理由としてはキャビネットは重い物が多く持ち運びが大変ですし、エフェクターのように気軽に比較が出来ないためキャビネットやスピーカーでどのように音が変化するのか分かりにくいことが多いからだと思われます。
しかし実際にキャビネットによる音の変化を比較してみると、使用されているスピーカーによってかなり音が違うことが分かります。
元マルコシアス・バンプのフロントマンでアンプ・ビルダーとしても有名な「アキマツネオさん」も「ギター・アンプの真実 エレキ・ギターの音色の90%以上はアンプで決まる」という本の中で、
アンプ部(ヘッドアンプ部分)よりもスピーカー部のほうが音を決める要素として重要であると思っている、
という趣旨のことを書かれています。
以前ギター・アンプに関しては、音を決める要素という意味で「アンプ部が50%、スピーカー部が50%」って言ったことがある。
そのくらいスピーカーが重要だ、という意味なんだけど、実はスピーカーのほうが(アンプ・ヘッド部よりも)そのパーセンテージは多いんじゃないかとも感じている。
アキマツネオ (著)
「キャビネットやスピーカーの音質の比較なんて簡単にできないよ」という人はYoutubeなどの比較動画を見るとイメージしやすいかも知れません。
Youtubeの動画はスピーカーの出音を近くからマイクで拾っていることが多いので実際にスタジオやライブハウスで聴くのと印象が異なりますが、「実際に自分で弾きながら比較してみたい」という人は、PCやmacをお持ちでしたらAmplitubeなどのアンプシミュレーターを使うと様々なメーカーのキャビネットをマイクの位置などを変えつつ自分でを弾きながら比較することができます。
お金をかけずにアンプシミュレーターでキャビネットなどの比較をしてみたいという人は
「PC・DAW向けのおすすめのアンプシミュレーター」
「ギター用アンプシミュレーターにおけるIR(インパルス・レスポンス)の重要性」
などの記事も参考にしていただければです。
◆スピーカーについて
上記のように比較をしてみるとギターアンプ用の「キャビネット」を選ぶ上で大事な要素になるのが、中に入っている「スピーカー」だということが分かると思います。
ギターアンプ用スピーカーで有名な「CELESTION」というブランドがありますが、同じCELESTION社のスピーカーの中でも様々な種類があり、それぞれによって音が違います。
よくギタリストの間でも、スピーカーの話になると「スピーカー・キャビネット」の話になるよね。
「マーシャルのキャビネットが~~だ」「オレンジのキャビネットが~~だ」「フェンダーのキャビネットが~~だ」なんていう話になりがちだ。
それはまあ仕方ないところもあるけど……でも重要なのはそのキャビネットの中に入っているスピーカー・ユニットのほう。
アキマツネオ (著)
アキマさんの本の中ではスピーカーによるサウンドの特徴の違いなどが書かれていますしギタリストであれば知っておいて損のない貴重な情報が沢山書かれていますので一度読んで見ることをおすすめします。
本屋さんで買って読んでみるのも良いと思いますが、Kindle Unlimitedをあまり使ったことがない人であれば2ヶ月99円でKindle Unlimitedに加入して読むこともできます。
話ど戻して「スピーカー」によって音が全然違うという話をしましたが、聞き比べてみたらり、弾いて比べてみると自分の好みのスピーカーが掴めてくると思います。
たとえばスタジオやライブハウスに良く置いてあるMARSHALLの「1960」というキャビネットの中にはCELESTIONの「G12-75」というスピーカーが入っていることが多いです。
この「G12-75」というスピーカーは高域が派手で硬い感じの音がするため好きな人も多いと思いますが、最近のモダンなアンプヘッドやアンプシミュレーターと組み合わせるとドンシャリになりすぎて抜けが悪いと感じることもも多いと思います。
個人的にはモダンなアンプヘッドやアンプシミュレーターと組み合わせる場合には「Vintage30」や「Greenback」などの定評のあるスピーカーが入っているキャビネットを使ったほうが音作りはしやすいと思います。
◆キャビネットを選ぶ上で注意する点など
ギターアンプ用のキャビネットを選ぶ際にはスピーカー以外にも注意するべき点がいくつかあります。
◇インピーダンス(Ω)
真空管アンプの場合
真空管を使ったアンプヘッドを使用する場合には基本的にアンプヘッドとキャビネット側のインピーダンス(Ω)は同じにする必要があります。
たとえばアンプヘッドの出力が16Ωの場合にはキャビネットも16Ωのものを用意する必要があります。
アンプヘッドによっては8Ωと16Ωを選べるものもありますし、キャビネットも8Ωと16Ωを切り替えられるタイプのものもありますので、そのような場合には接続する端子を変えたり、スイッチを切り替えることでインピーダンスを合わせることができます。
厳密に言うとキャビネット側のΩ数がアンプヘッド側のΩ数以上であれば故障のリスクなどはあまり無いはずですが真空管アンプの場合にはインピーダンス(Ω数)が合っていないと音量が小さくなったり音質が悪くなってしまうことがあります。
逆にキャビネット側のΩ数がアンプヘッド側のΩ数よりも小さい場合には接続してしまうととアンプやキャビネットが壊れてしまうので接続するのは絶対にダメです。
トランジスタアンプの場合
トランジスタ(ソリッドステート)のアンプヘッドを使う場合にはキャビネット側のΩ数がアンプヘッド側のΩ数よりも大きければ問題ない、と説明書に書かれていることが多いです。
例えばBOSSの「KATANA-HEAD」の説明書には以下のような記載があります。
外部スピーカーを接続する場合
・・・
必ず入力インピーダンスが 8Ω以上のスピーカー・ボックスを使用してください。
https://www.boss.info/jp/support/by_product/katana_head_gen_3/
要するにアンプヘッドが8Ωであればキャビネットは8Ωか16Ωであれば問題ないということですね。
念のためお持ちのアンプヘッドの説明書を見て確認するのが安全だと思います。
◇出力(W)
アンプヘッドとキャビネットの組み合わせで問題になるのが出力(W数)です。
アンプヘッドの出力よりもキャビネットの許容入力のほうが大きい場合(例えば、ヘッドの出力が50Wで、キャビネットの許容入力が75Wの場合)には問題はありません。
問題はアンプヘッドの出力よりもキャビネットの許容入力のほうが小さい場合(例えば、ヘッドの出力が100Wで、キャビネットの許容入力が60Wの場合)です。
理屈から言うと許容入力が60Wしかないところに100Wを入力すればキャビネットが壊れてしまう可能性があります。
トランジスタアンプ(ソリッドステート)の場合には、アンプヘッドの出力よりもキャビネットの許容入力のほうが小さい場合であっても、ヘッド側のボリュームを下げていれば問題は無いようにも思われますが「ボリュームをどれだけ下げたら何ワットの出力なのか」が分からないので、自分では大丈夫だと思っていてもキャビネットの許容入力を超えた信号を送ってしまっている可能性もあります。
人によってはキャビネットの仕様上の許容入力を超えてもそう簡単には壊れないという人もいますがスピーカーを壊したくない人は「アンプヘッドの出力よりもキャビネットの許容入力のほうが小さい」という状況は避けておいたほうが安全だと思います。
ちなみに私が持っているパワーアンプ(出力120W)について「ボリュームを半分以下にして許容入力60Wrmsのキャビネットに接続しても大丈夫ですか?」という質問を販売店に送ったところ、やはり販売店からも
「ボリュームを半分にした際に出力が一概に半分になるものではないため、必ずしも問題が無いと言い切ることができません。120Wの許容入力を持つスピーカーをご使用いただくことをお勧めいたします。」
という回答がありました。
◇スピーカーの数(≒大きさ・重さ)
キャビネットの中に入っているスピーカーの数によっても音は大きく変わってきます。
一般的にスピーカーの数が多いほど低音が強くなり「こもった」ような音になる傾向があるのに対し、スピーカーの数が少ないと「軽い音」「キンキンした音」になりやすいという傾向があります。
スタジオやライブハウスに置いてあることが多いMARSHALLの「1960A」というキャビネットにはスピーカーが4発入っていますが、一般的なバンドマンが演奏をするような規模のライブハウスで使う場合には低音域が強くなり過ぎてヌケが悪く感じることもあります。
またスピーカーが4発入ったキャビネットは重さが40Kg近くあるため現実的に自宅からライブハウスまで持って行くのはかなり厳しいです。
学生の時に学園祭の準備で楽器屋さんから学校の体育館までマーシャルの4発のキャビを運んだことがありますが、かなり大変でした。
個人的には一般的なライブハウスで使う場合には2発で十分だと思いますし、むしろ4発よりも2発のほうが低音域が過剰にならないため音作りもしやすいと感じます。
ただ2発のキャビネットも25Kgくらいあるので自動車が無いと持ち運びは辛いと思います。
自動車が無いという場合には1発のキャビネットにするか、キャビネットは諦めてVOX の「VX50 GTV」のような軽くてそれなりの出力のあるコンボタイプのギターアンプを使うという方法が現実的かも知れません。
◇スピーカーの大きさ
キャビネットの中に入っているスピーカーの大きさによってもサウンドは変わってきます。
一般的には12インチのスピーカーのほうが低音をしっかりと再現できるため12インチのスピーカーを使う人が多いと思いますが、10インチのスピーカーのサウンドを好む人もいます。
◇オープンバック(開放型)かクローズドバック(密閉型)か
ギターアンプのキャビネットには裏側が「空いている」タイプと「閉じている」タイプがあります。
裏側が空いている「オープンバック(開放型)」は音が明るく「抜けが良い」サウンドになる傾向がありアンプの裏側にいるドラマーなどにもギターの音が聞こえやすいというメリットがあります。
またオープンバックは置く場所(壁が近いか遠いか)によってサウンドが変化しやすいので、どこに置くかという点についても注意が必要です。
裏側が閉じている「クローズドバック(密閉型)」は低音が強く「太い」サウンドになる傾向がありり迫力が増すことが多いですが「こもっている」ような音に聞こえることもあります。
◆おすすめのギターアンプ用「キャビネット」
以上を踏まえておすすめのコストパフォーマンスの良いギターアンプ用「キャビネット」をいくつか紹介したいと思います。
◇ORANGE「PPC112」「PPC212」
ORANGE「PPC112」
スピーカー:Celestion Vintage 30×1
出力:60W
インピーダンス:16Ω
大きさ:約W55×H45×D29cm
重さ:約15kg
ORANGE「PPC212」(クローズドバックの場合)
スピーカー:Celestion Vintage 30×2
出力:120W
インピーダンス:16Ω
大きさ:約W78×H53×D38cm
重さ:約32kg
個人的にサウンドと見た目が好きなのがORANGEのキャビネットです。
ORANGE「PPC」シリーズにはCelestion Vintage30が搭載されており聴き馴染みのある安心感のあるサウンドを作りやすいです。
またORANGEのキャビネットは基本的に大き目で重量があります。
「ギターアンプ(キャビネット)は重ければ重いほど音が良い」
と言われることもありますが、キャビネットが重いほうが余計な振動がないためキレのあるサウンドになる傾向があります。
そして何と言ってもORANGEのキャビネットの良いところは「見た目」にあると思います。
派手なオレンジ色はステージでも映えやすいので見た目のインパクトを重視する人にもおすすめです。
だだ2発入りのクローズドバックは重さが30kg以上あるので持ち運ぶのは大変だったりします。
◇MARSHALL ( マーシャル ) 「1936V」
スピーカー:Celestion Vintage 30×2
出力:140W
インピーダンス:16Ω 又は 8Ω
大きさ:約W75×H60×D30cm
重さ:約25kg
マーシャルのキャビネットの中で比較的おすすめなのが「1936V」です。
こちらもCelestion「Vintage30」が搭載されています。
スタジオやライブハウスに置いてあることの多い「1960A」というキャビネットには通常はCELESTION「G12T-75」というスピーカーが入っているのですが「G12T-75」は高域がカリカリとした感じで、マイクで録音をする時にはちょうど良い感じになるものの、ライブハウスなどで聴くと耳に痛く感じることもあります。
また「1960A」は4発の大型のキャビネットなので低音が強くなりすぎて「ヌケ」感のあるサウンドを作るのが難しいこともあります。
「ライブハウスに置いてあるマーシャルのキャビで上手く音作りできないな・・・」と悩んでいる人は「1936V」を試してみると、良い感じにハマる可能性があると思います。
ちなみに「V」が付かない「1936」というキャビネットもありますが、こちらは「G12T-75」が入っています。
前記のように「G12T-75」の入ったキャビネットはライブハウスなどに置いてあることが多いため個人で「V」が付かない「1936」を買うメリットはあまりないかなと思います。
その他、マーシャルのキャビネットの中には「MX112」「MX212」という価格の安い機種もあります。
「MX112」「MX212」の中にはCelestionの「Seventy-80」という低価格帯のスピーカーが入っていますが「Seventy-80」は賛否両論があり、「G12T-75」や「Vintage30」のサウンドのほうが好きという人が多いように思います。
◇BOSS ( ボス ) 「KTN-C212W」
スピーカー:WAZA Speaker×2
出力:160W
インピーダンス:16Ω
大きさ:約W67×H51×D30cm
重さ:約24kg
コストパフォーマンスと使い勝手に優れているキャビネットがBOSSの「 「KTN-C212W」です。
KTN-C212Wには「WAZA Speaker」というBOSSが独自のスピーカーが入っていますが、このWAZA SpeakerはCELESTIONの「G12M Greenback」を元に開発されたようです。
KATANA Cabinet 212 WAZAは、WAZA Speakerを2基搭載したプレミアムなギター・アンプ用キャビネットです。60年代のブリティッシュ・スタック・アンプに搭載されたスピーカーをベンチマークに開発されたBOSS渾身のWAZA Speaker 30cm(12インチ)が、豊かな倍音と弾力感のある低域を備えた真のロック・トーンを実現します。
https://store.roland.co.jp/shopdetail/katana_cabinet_212_waza
Greenbackは昔から非常に評価の高いスピーカーで個人的には1番好きなサウンドなのですが、許容入力が低く扱いづらいというデメリットもありました。
しかもGreenbackの入ったキャビネットは価格が高い傾向があります。
しかし「KTN-C212W」に入っているWAZA SpeakerはGreenbackと似たようなサウンドを再現しつつ許容入力100Wを実現していて、Greenbackが好きな人にとっては夢のようなスピーカーです。
しかも他のGreenbackの入ったキャビネットよりも価格も安いです。
ちなにBOSSからはWAZA Speakerとは別のスピーカーが入ったさらに安い機種(KATANA CABINET 212)も販売されています。
人によっては「KTN-C212W」よりも、WAZA Speakerが入っていないKATANA CABINET 212のほうが扱いやすいと感じる人もいるようですので試奏できる環境があるようでしたら両方を試してみてから決めるのが良いと思います。
◇Harley Benton「G112」「G212」
Harley Benton「G112」
スピーカー:Celestion Vintage 30×1
出力:60W
インピーダンス:8Ω
大きさ:約W46×H47×D30cm
重さ:約14kg
Harley Benton「G112」
スピーカー:Celestion Vintage 30×2
出力:120W
インピーダンス:8Ω 又は 16Ω
大きさ:約W74×H52×D30cm
重さ:約25kg
「定評のあるスピーカーを使いたいけどお金がない」という人におすすめなのがHarley Bentonのキャビネットです。
為替にもよりますがCelestionの「Vintage 30」が2発入ったキャビネットが、「Vintage 30」2個分よりも安く販売されています。
・・・意味が分からないと思いますがスピーカーを単体で買うよりも、キャビネット付きで買ったほうが安い、という異常な価格設定になっています。
Harley Bentonというメーカーは聞いたことがない人も多いと思いますが宣伝をせずに「thomann」というドイツの通販サイトだけで販売をすることで広告費や中間マージンを極限まで削減しているようです。
海外のサイトを見ても高評価が多く、価格を考えると満足できる製品が多いと思います。
少し前に「ぼっちざろっく」というアニメの「喜多ちゃんギター」(喜多郁代が使ってギターと同じ見た目をしたギター)が流行っていましたが、その時に出回っていた時も、ほとんどがHarley Benton製でした。
「thomann」から購入する際に注意が必要なのが商品代とは別に、送料と税金が上乗せになるという点です。
送料は時期によって異なりますが現在は1万円程度かかるようです。
基本的に何個買っても送料は変わらないようなので複数人で共同購入すると送料の負担を抑えることができると思います。
税金(消費税)は商品価格×60%×10%+200円(通関手数料)だったと思いますが、商品代+6%~くらいの費用が上乗せになると考えておいたほうが良いと思います。
あとHarley Bentonに限らないことですが海外から個人輸入をする時は初期不良にあたった時の手続が面倒なこともあるようです。
◆パワーアンプについて
キャビネットから音を出す時には「パワーアンプ」が必要になります。
一般的なアンプヘッドにはパワーアンプが内蔵されているため別途パワーアンプを用意する必要がないのが通常ですが、パワーアンプの付いていないタイプのKemperやマルチエフェクターの音をキャビネットから出すためにはパワーアンプを別途用意する必要があります。
私はマルチエフェクターの音をキャビネットから出す時はPLAYTECHの「GPA-100」というパワーアンプを使っています。
「GPA-100」はパワーアンプとしては比較的小さくて軽いので持ち運ぶことを考えると便利です。
出力は8Ωのキャビネットに繋ぐと十分な音量を稼ぐことができますが、16Ωのキャビネットに繋いだ場合だと音量が小さいと感じることがあります。
そのためドラマーが強めに叩くタイプの人の場合やツインギターの場合には自分のギターの音が聞こえにくいと感じることもあると思います。
「GPA-100」で音量が足りないと感じる人はORANGE の「Pedal Baby 100」などが選択肢になってくるかなと思います。
ただ「Pedal Baby 100」は円安の影響もあってか価格が上がっているんですよね。
裏技的な方法としてはBOSSの「KATANA-HEAD」や「KATANA-Artist HEAD」(MkII、Gen3)に「POWER AMP IN」端子という、アンプシミュレーターなどを接続する端子があるので、そこにマルチエフェクターなどを接続し、「KATANA-HEAD」などのスピーカーアウトをキャビネットに繋ぐという方法もあります。
ただ「KATANA-HEAD」や「KATANA-Artist HEAD」はアンプヘッドとしては軽量なほうではありますがそれなりの重量がありますし、ヘッドアンプとして機能するので、敢えて別のアンプシミュレーターやマルチエフェクターを使うよりも「KATANA-HEAD」や「KATANA-Artist HEAD」はアンプヘッドとして使ったほうが楽だったりします。
そうは言っても「KATANA-HEAD」や「KATANA-Artist HEAD」があれば単体でアンプヘッドとして使うことも出来て、しかも別のアンプシミュレーターやマルチエフェクターと組み合わせてパワーアンプとしても使えるので、音作りの幅が広がったり、対応できる範囲が広がるという意味では持っていると便利な機材だと思います。
しかも「KATANA-HEAD」のほうはヘッド部分にスピーカーが付いているので、キャビネットに繋がなくても単体で音を出すことができ、自宅練習にも使えるというのもメリットだったりします。
「アンプシミュレーターをスタジオやライブハウスで鳴らす方法」については別の記事で詳しく解説していますので、気になる方はそちらも参考にしていただければです。