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【DTM・機材】Amazonプライム感謝祭セール、先行セール(2024年)

2024年のAmazonプライム感謝祭でセールになっているDTM・音楽関係の機材などを整理していきたいと思います。

プライム感謝祭は基本的にプライム会員だけが参加できる限定セールが多いのでこれを機会にプライム会員になっておくことをおすすめします。

また事前にポイントアップキャンペーンエントリーした上で10,000円(税込)以上の買物をするともらえるポイントが増えるので、商品を購入する際には忘れずにエントリーしておいたほうが良いです。




【マイク】


◆ オーディオテクニカ AT2020GM コンデンサーマイク(2024/10/18時点)

Amazon.co.jp限定のコンデンサーマイク「AT2020GM」がセールになっています。

「AT2020」は元は真っ黒なコンデンサーマイクですが、Amazon限定バージョンの「AT2020GM」はガンメタリックカラーになっており、配信などで使う場合には視聴者の目を引きやすいかなと思います。

「AT2020」自体は全世界で200万本以上売れているコストパフォーマンスに優れたコンデンサーマイクで、初めてコンデンサーマイクに挑戦してみたいという人には手が出しやすい価格帯だと思います。

また「バックエレクトレット」というタイプのコンデンサーマイクで比較的湿気や衝撃にも強いので持ち運びや保管にもあまり気を遣わなくて済むのもメリットだと思います。

「AT2020」のデメリットとしてはショックマウント(衝撃を吸収するための部品)が付属しないので、足音などが気になる環境で使う場合には別途ショックマウントを用意する必要がある点です。

上位機種の「AT2035」というコンデンサーマイクにはショックマウントが付属しますが、「AT2035」よりも、セール価格の「AT2020GM」とショックマウントを買ったほうが安いので予算と相談した上でどちらを選ぶのか決めるのが良いと思います。



◆SHURE「SM7B」「MV7」ダイナミックマイク(2024/10/18時点)

SHUREのダイナミックマイク「SM7B」や「MV7」もセールになっています。

「SM7B」は配信用だけでなくボーカルや楽器の録音などにも使える万能型のダイナミックマイクで、マイケル・ジャクソンの「スリラー」でもボーカルの録音に「SM7B」が使われていたという話もあったりと人気も評価も高い機材です。

「MV7」はどちらかというと配信向けのマイクですが、キャノン(XLR)端子だけでなくUSB端子も付いていたりと、比較的安価ながら気軽に使いやすい機材です。

音質的には「SM7B」のほうが録音できる帯域が広いので「大は小を兼ねる」的に考えるのであれば「SM7B」のほうが守備範囲が広いですが、予算に限りがある場合や配信でしか使わないような場合には「MV7」でも十分だと思います。


【オーディオインターフェイス】


◆「AT-UMX3」+「AT2020」+「ケーブル」のセット(2024/10/18時点)

オーディオテクニカのオーディオインターフェイス「AT-UMX3」とコンデンサーマイク「AT2020」と「ケーブル」のセットがセールになっています。

個別に購入すると3万6600円くらいであることを考えるとお得感はあると思います。

「AT-UMX3」はマイク入力用端子だけでなくギター入力専用端子も付いているため宅録用にも使うことができますが、どちらかというと配信での使い勝手が良いオーディオインターフェイスなので、配信やネットライブをする予定がない人は他のオーディオインターフェイスをも選択肢に入れたほうが良いかも知れません。



【ヘッドホン】


◆オーディオテクニカ「ATH-M50xGM」(2024/10/18時点)

オーディオテクニカの定番の密閉型ヘッドホン「ATH-M50x」のAmazon限定バージョンがセールになっています。

宅録用のヘッドホンとしてはソニーの「MDR-CD900ST」がお勧めされていることが多いですが、着け心地や音のバランスなどの点では「ATH-M50x」のほうが使いやすいと思います。


低価格帯のモデルの「ATH-M20x」のAmazon限定バージョンもセールになっているので予算が厳しい場合や、安価なヘッドホンが複数必要という場合にはこちらを選択肢に入れても良いと思います。



【セール】オーディオテクニカ ATH-R70x(2024/10/17時点)


オーディオテクニカの開放型ヘッドホン「ATH-R70x」もAmazonのセールで30%オフになっています。

前記の「ATH-M」シリーズと違って開放型で音が漏れるためボーカル録音などには使えませんが、着け心地が良く長時間使っていても疲れにくいので、リスニング用ヘッドホンとしてもおすすめです。

「ATH-R70x」は元々はコストパフォーマンスがかなり高い機種でしたが、2024年5月頃に大幅に値上されてしまいました。

値上げ前と同じくらいの価格で購入できるので、購入を検討していた方にはお買い得だと思います。

プロのエンジニアさんでも使っている方もおり、開放型ながら低音域もしっかり把握できるので音楽制作用としてもおすすめです。

インピーダンスが470Ωと大きくスマホやパソコンの端子に接続した状態だと性能を活かせない可能性があるので、ヘッドホンアンプやオーディオインターフェイスなどに接続して使ったほうが良いです。



【セール】ゼンハイザー「HD 599 SE」「HD 600」(2024/10/18時点)

ゼンハイザーのヘッドホン「HD 599 SE」や「HD 600」がセールになっています。

「HD 599」は「プリン」と呼ばれたゼンハイザーの名機の後継機種でAmazonのセールのたびに限定版の「SE」が半額程度という非常に安い価格で販売されています。

定評のあるヘッドホンを安く買いたいという場合にはコストパフォーマンスは良いと思います。

「HD 599 SE」ほどの値下げ率ではありませんが「HD 600」などの人気機種もセールになっています。


【イヤホン】


◆オーディオテクニカ「ATH-E70」モニターイヤホン(2024/10/18時点)


オーディオテクニカのモニターイヤホン「ATH-E70」がセールになっています。

ライブでのイヤモニとして使うことができますし、リスニング用、ゲーム用としても使えます。

また自宅外でレコーディングする時に荷物を減らすためにヘッドホンの代わりにイヤモニを使う、というのも便利だったりします。


◆Sennheiser「IE 300」カナル型イヤホン(2024/10/18時点)

Sennheiserのカナル型イヤホン「IE 300」もセールになっています。

ゼンハイザーらしい派手な味付けのある印象で、ややドンシャリなのでモニター用というよりもリスニング向けのイヤホンとして使うのが良いと思います。


【スピーカー】


◆Creative Pebbl USBアクティブ スピーカー SP-PBL-BK(2024/10/18時点)

DTMを趣味にしている人はモニタースピーカーを持っていることが多いと思いますが、モニタースピーカーの他にUSB接続の小型のフルレンジスピーカーが1個あると便利だったりします。

フルレンジスピーカーは高音域と低音域が出にくく中音域に音が寄る傾向があるため、自分の中で「完成した」と思った音源をフルレンジスピーカーで聞くと高音域と低音域にマスキングされて聞こえていなかったミックスのミスに気づくことができたりします。

商業スタジオではAURATONEや昔のソニーのラジカセなどで音源をチェックすることもありますが、AURATONEは高いですし、昔のソニーのラジカセも入手しにくくなってきているので、チェック用として使うのであれば低価格のUSBスピーカーでも十分だと思います。

またDAWの出力先をオーディオインターフェイスに指定して48kHzのプロジェクトを立ち上げていると、DAW以外の音声(Youtubeやメディアプレイヤーなど)を再生できなくなることがありますが、そのような場合にはDAWの出力先をオーディオインターフェイスに指定したままにして、PCの「サウンドの設定」でDAW以外の出力先をUSBスピーカーに指定してあげると、DAWを落とさずにDAW以外の音声をUSBスピーカーから再生できたりします。

DAW以外の音声を再生する度にDAWを閉じるのは面倒なので、こういた時にもUSB接続の小型スピーカーがあると便利だったりします。


【ギター用エフェクター】


◆BOSSのエフェクター(2024/10/19時点)

BOSSの一部のエフェクターも若干のセール価格になっています。


DD-8 デジタルディレイ

BOSSの空間系エフェクトは昔から評価が高く安心感があります。


ME-90 マルチエフェクター

ME-90はフラッグシップ・モデルGT-1000と同様に「AIRD」プリアンプが搭載されたマルチエフェクターで、物理的なノブでコンパクトエフェクターに近い感覚で操作できます。

フラッグシップ・モデルはアダプター必須なものが多いですが、ME-90は単3電池でも駆動するのも便利です。

BP-1W ブースター

レッチリのジョン・フルシアンテに近いサウンドが出せるということで発売当初は品切れになっていた人気のブースターです。

BOSSの名機「CE-1」のプリアンプの独特なサウンドを出すためにプレミアが付いた古い中古の「CE-1」を購入して、故障のリスクにビクビクしながら気を遣いながら演奏していたギタリストもいましたが、BP-1Wの登場により安価に「CE-1」のプリアンプのサウンドを再現できるようになりました。

スイッチを切り替えることで Roland「RE-201」のプリアンプのサウンドも再現できます。



CE-2W


BOSSの名機であるCE-1とCE-2のサウンド再現できるというコーラス好きにはたまらないエフェクターです。

前記のとおり「CE-1」の価格は中古市場で高騰していたため、CE-2Wの登場により安価に「CE-1」のサウンドを再現できるようになったのは有り難い限りです。



◆strymon「BigSky MX」

リバーブはこれ1台あれば他に何もいらないと言っても過言ではないくらい、完成されたエフェクターで、機能が多いだけでなく、リバーブの切れ際まで滑らかで美しいサウンドです。



◆Donnerのエフェクター(2024/10/18時点)

中華系Donnerのエフェクターがセールになっています。

最近の中華系エフェクターは価格が安くても音は普通に良い製品も多く、いくつかの製品を聞き比べるのも楽しかったりします。

初心者の方でエフェクターにあまりを費用をかけたくない場合や、コンパクトなサブボードを作りたいという場合にも中華系のエフェクターが役に立つこともあります。

たまに初期不良の個体に出くわすことがありますが、日本のAmazonで購入した場合には初期不良については返品対応にちゃんと応じてもらえることが多いので、中国の通販サイトで購入するよりも比較的安心感はあるかなと思います。


【MIDIキーボード】


◆Akai Professional「 MPK mini mk3」 25鍵MIDIキーボード

AkaiのMIDIキーボードもセールになっています。

個人的に見た目はMIDIキーボードの中でもTOP3に入るレベルで良いと思っています。

25鍵なので左手コードを弾きながら右手でメロディを弾くというような演奏は難しいこともありますが、コンパクトなので場所をとらず、気軽に持ち運べるのが便利です。


【電子ピアノ】



◆YAMAHA 「P-125aB」電子ピアノ

YAMAHA 「P-125aB」は入門用の電子ピアノとしては品質もサウンドも良く、コストパフォーマンスは良いと思います。



◆KORG「B2」電子ピアノ

KORGの電子ピアノ「B2」がセールになっています。

初心者用、88鍵の電子ピアノとしては抜群のコストパフォーマンスを誇っているモデルですがセールでさらに安くなっています。

鍵盤系楽器に定評のあるKORGということもあり価格を考えるとサウンドも十分に良いと思います。

ピアノをイチから独学で勉強したという場合には、本を買って勉強をするよりも、ピアノ教室に通うか、Simply Pianoなどのアプリを使ったほうが挫折しいくいと思います。

Simply Pianoはインストールした後に最初のほうのレッスンだけは無料ですが、途中から有料プランに移行する必要があります。

ただピアノ教室に通うよりは全然安いので、外に出るのが面倒になるタイプの人や、先生と関わるのが苦手なタイプの人はアプリのほうが続きやすいかも知れません。






【外部ストレージ】


◆外付けSSD(2024/10/18時点)


ブラックフライデーが近づいていますが、DTMのプラグインを購入しているとパソコンのストレージが足りなくなる、という悩みに直面することが多いです。

特にNative Instrumentsの「KOMPLETE」、IK Multimediaの「Total Studio Max」などのバンドル製品や、「SUPERIOR DRUMMER」などの大容量音源などを買ったりしていると、あっという間に必要な容量が1TBを超えていきます。

音源系のプラグインをインストールする場合には、予め「Contents」の保存先を外付けのSSDに指定したほうがPC内のストレージを圧迫しないのでおすすめです。

また自分の経験上、1TBのSSDを買ってもいずれ容量が足りなくなるので最初から2TBのSSDを買っておいたほうが長期的に見るとコストパフォーマンスは良いのではないかと思います。


◆外付けHDD(2024/10/18時点)

曲を大量に作るようになると、DAWのデータ(録音したWAVファイルなど)もPCのストレージを圧迫していきます。

またYoutube用の動画を作ったり、ライブを撮影した映像などを編集したりした時にも、動画ファイルがあっというまにPCのストレージを占領していきます。

読み込み速度が重要な音源のプラグインのデータと違って、過去作のDAWのデータや動画ファイルは読み込みの速度が遅くてもあまり問題はないので、SSDに保存するよりも外付けのHDDに保存したほうがコストパフォーマンスは良いです。


◆Dropbox(ドロップボックス)(2024/10/18時点)

「ストレージが急に壊れてせっかく作った曲のデータや思い出のライブ写真が消えてしまった」という悲しい事故にあったことはありませんか?

私はあります・・・。

Dropbox(ドロップボックス)を使って常にバックアップを取っていると、前記のような悲劇を防止することができます。

また「複数のパソコンで曲のプロジェクトデータを同期したい」という時や「DAWのデータや動画ファイルを外付けHDDに移動するのが面倒」という場合にもDropboxで同期させておくと楽ちんです。

Dropboxは通常の有料プランで2TBまでバックアップでき、クラウド上にバックアップさせたデータはPCのストレージの容量をゼロにすることもできるので、バックアップしたいデータが2TB以下であれば外付けのHDDを買わなくても良かったりします。

Dropboxはセールの時期に3年分のライセンスをまとめて購入しておくと大幅に費用を安くできるので、Dropboxを数年単位で使い続ける予定がある場合には3年分ライセンスを買っておくことをおすすめします。


◆Kindle Unlimited

2024年10月20日まで、Kindle Unlimitedの3ヶ月無料キャンペーンが実施されています。

Kindle Unlimitedは、

・通常の30日間無料体験

・2ヶ月又は3ヶ月99円のキャンペーン

が実施されていることが多いですが、3ヶ月無料キャンペーンは年に1回か2回程度しか実施されないので、Kindle Unlimitedで読みたい本がある人はタイミングが良いと思います。

Kindle Unlimitedに入ると音楽関係の雑誌や教本などをまとめて読むことができるので、3ヶ月の間に2冊~3冊以上読む時間がとれる人であれば個別に購入するよりもコスパが良いと思います。

2024/10/19時点でKindle Unlimitedで読める本をジャンルごとにいくつか紹介しておきます。


◇ギター関連の本


・ギター・マガジン

・ギター・マガジン ギター基礎トレ365日!

・一生使えるギター基礎トレ本 ギタリストのためのハノン

・エレクトリック・ギター・メカニズム-New Edition-

・究極に覚えやすいスケール記憶法 覚えやすさに特化したギター教則本

・ギターのスケール&コード虎の巻 カラフル指板図で音名や度数が一目瞭然!

・ギター講師だから知っている ギターがうまくなる人の練習法

・何度でもやり直せる大人のギター教室 あきらめたら、そこで上達終了です

・最強のジャズ・ギター練習帳 (大型増強版)


◇ボーカル関連の本

・禁断のボイストレーニング: 伝説のボイストレーナー達は何を伝えたかったのか


◇DTM・レコーディング関連の本

・サウンド&レコーディング・マガジン

・レコーディング/ミキシングの全知識

・DAWミックス/マスタリング基礎大全

・DTMerのためのフィンガードラム入門 「指ドラム」のはじめ方と練習方法がわかるガイドブック

・譜面が読めなくてもできるフィンガードラム

・クリプトン・フューチャー・メディア公認 初音ミク V4X 徹底攻略ガイドブック 調声からDAWでの曲作りまでわかる本

・DAWで学ぶリズム打ち込み入門 Cubase / Studio One / MIDIデータで実践!DTMer必携のリズム・パターン集

・シンセサイザー入門Rev.2 音作りが分かるシンセの教科書

・NATIVE INSTRUMENTS公認 MASCHINE徹底攻略ガイドブック ひらめきがサウンドに直結する究極のビートメイク・ツール


◇作曲・音楽理論関連の本

・実用的な作曲法と音楽理論で作曲がわかる本

・ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論

・ちゃんとした音楽理論書を読む前に読んでおく本 [増補版]

・ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集


◇ピアノ・キーボード関連の本

・すぐに弾けるピアノ入門 実用No.1シリーズ

・ピアノ基礎トレ365日!


◇ドラム関連の本

・自然に・自由に・手足が動く! "ドラム脳"のつくり方



◇機材関連の本

・はじめてのオリジナル・エフェクター&ミニ・アンプ製作【新装版】

・真空管ギターアンプの仕組み(前編)~回路図の解説~: マーシャルを徹底解説 初心者向け 入門

・はじめてのハンドクラフト・ギター 世界に1本だけのシグネチャー・モデルを“自分の手"で作ろう



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