87

歩くヒューマンエラー

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最近の記事

お友達が、来そう。〜セルフケアと準備〜

以前「留学時代のお友達が遊びに来そう」と書いたが、なんか本当に来そうだ。なんだかんだ来ないかなと思っていたので意外だった。 そういうわけでこの狭くて汚い家に人を招いて1週間ちょっと暮らすことになるわけだが。そのために準備しなければいけないもの・ことをここに挙げておこうと思う。完全に私の家の仕様になるので、初めて誰かが長期間泊まるという他の人の参考にはならないと思う。尚弊家は人を泊めたことがない。 <絶対に必要> ・布団 本当に本当にこれだけは最低限必要。もう若くないので床

    • 結局ずっと変われないでいる

      書くほどの近況がない。 今読んでいる本は「日本人はなぜ無宗教なのか」という本なのだけど、そこに「(昔の)日本では善悪どちらも尋常じゃないものは忌み嫌う感覚があった」「だから尋常じゃない(唯一無二的な、カリスマ的な)唯一神を信じる感覚もなかったのでは」とあった(まだ読み途中なので結論では話が変わっているかもしれないが、今読んでいるところにはこの説が載ってた)。 その尋常さ平凡さを好む感覚からすると、今の私の生活は幸せかもしれない。 これといって善いことも悪いことも、つまり記

      • 留学時代のお友達

        ・留学時代のお友達が私の家に遊びに来てくれるかも。楽しみ。 ・それにより準備しなければいけないことが増えた。 ・まず私の家を人を招けるものに変えなければならない。「人を招けるような家ではない」と伝えたものの「目的は87に会うこと」「海外就職時代に知らない人と床で寝たりしていたから大抵のことは大丈夫」と言っていたのでじゃあ大丈夫かと思い承諾した。 かといって最低限のものはいる。布団とか。 あと私は自分ひとりなら気にならない(他の人を招くなら抵抗がある)ぐらいの質の悪い生活を

        • お薬紛失日記【おわりに】

          コンサータを紛失してみて分かったこと ・コンサータは紛失しても再処方できないのでなくすと地獄 ・コンサータを飲まないとソワソワして座っていられないし、ソワソワしすぎて怪我をしたりする。日常に支障あり。 ・今回は鬱のようになり文字通り起き上がれなくなることはなかった。つまり以前経験した鬱のような状態はADHDとしての状態ではなく双極症の鬱と重なった時だったのだろう。そのため双極症の治療がうまくいっていればコンサータがなくても鬱側に倒れることは恐れなくてもいいのかもしれない。

          お薬紛失日記【9日目】

          あらすじ お薬をなくしました。 再処方してもらえませんでした。 薬なしで過ごすのがつらいです。 我のあがきを見よ。 近況 カフェインでソワソワが改善されることがわかったため、カフェイン錠を買った。用法用量を守って使用している。コンサータと比べて6〜7割程度の効き具合。用法用量を破って多めに摂取すれば10割を目指せるのかもなと思うが、ADHDは依存症になりやすいしカフェインは依存性が高いしで良くない未来しか見えないのでやらないことにしている。 ソワソワがおさまらず部屋の

          お薬紛失日記【9日目】

          お薬紛失日記【2日目】

          あらすじ 常用しているお薬『コンサータ』をなくした。 規制が厳しいため再処方してもらえず、コンサータなしの日々が始まった。 非常につらい。 コンサータをなくした皆はこの屍を参考にしてくれよな。 今日の様子 昨日カフェインでソワソワを抑えることができなかったため、今日はカフェインなしで挑んだ。 結果、惨敗。 昨日は普段の倍ソワソワしていたが、今日はその昨日の3倍ソワソワしており、というかもはやそれはソワソワなんてものではなくドタバタであり、ひっきりなしに移動しているとい

          お薬紛失日記【2日目】

          お薬紛失日記【1日目】

          あらすじ 常用しているお薬を紛失した。 病院で再処方してもらおうとしたが医者に断られた。 しばらくの間薬なしで生きる必要があり、つらい。 今日の様子 寝起きは良かった。カフェインを摂ることで脳を覚醒させようとしたが、普段より多動だった(=覚醒度が低い)ため失敗したと言える。 ソワソワして落ち着かなかったが、生死のことは考えずに済んだ。部屋の中をぐるぐると練り歩く時間が長かった。大人しく座っていられず、足の存在が邪魔だと感じた。 そのように集中力がないため、仕事は普段の1

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          お薬紛失日記【1日目】

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          お薬紛失日記【0日目】

          私はADHDで、病院で治療薬『コンサータ』を処方されている。 今回はそのコンサータを紛失したので、同じ境遇の人の参考になればと個人の体験記として記録する。 コンサータを失って動揺している自分を落ち着かせるために言語化する意図もある。 【0日目】と題しているが毎日書くわけではない。私はADHDらしく継続が苦手なためそれは無理だし、おそらくコンサータを飲んでいない間の状態は日が経っても大して変わらないだろうから。 はじめに コンサータをなくした。コンサータとは、私が数年間毎

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          お薬紛失日記【0日目】

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          人生を自分でコントロールできるなんて思い上がりである

          近況。 いや近況というほど書くことがない。 それぐらい特色のない日々である。 自ら人生に色をつけなければ、人生はなんの上がり下がりもなくただ過ぎていくんじゃないかと思っている節がある。 そんなものは根も葉もない思い込みなので、波風を立てないように過敏になって縮こまっているより諦めて肩の力を抜いたほうがいいのだろう。 人生を自分でコントロールできるなんて思い上がりである。何もしなくてもどん底に突き落とされるのが人生だ。人の一生にそんな登り坂下り坂の総和を0にするような調整

          人生を自分でコントロールできるなんて思い上がりである

          昇格した。

          昇格した。 昇格と言っても実質的には勤続年数に応じて自然と上がるものなので、私が何か偉大な業績を上げたとかではないのだけど、まあヘマはしなかったらしい。 昇格したと聞いた時、私が考えたことについて記録しておきたい。 まず、「なんで?」と思った。 「私みたいな劣った、少なくとも活躍していない人間がなぜ昇格するのか?」と。答えは上記の通り、主に勤続年数だ。そのことにはすぐに思い至った。 そして次に、「私って普通の人として扱われるんだ」と思った。 会社にオープンにはしていない

          昇格した。

          噛みつくみたいに生きたい

          ・母親の「選択肢を与えるように見せかけて結局自分の思い通りに強制する」というやり方に案の定引っかかってしまい、嫌だった。なんなら母親から言われなければその毒牙にかかっていることにすら気づかなかった。育ちって怖いな。その力づくの誘導への抵抗感を自分で無視してしまうんだもんな。「私はこっちがいいって言ってるのに」と思っても「どうせ私が何言っても無駄」って気持ちを当たり前に飲み込んでしまっているから全然気付かないの。不快感を飲み込むのが当たり前になってる。結構解毒したと思っていたけ

          噛みつくみたいに生きたい

          思考が強くて感情が弱い

          ・集まりに出たが嫌な思いはしなかった。0 100思考の反例を出すのがはやい。

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          「はっきり喋らない人」

          ・私の社交不安とか今までの声の出せなさを知らない人に「もっとはっきり喋れ」と言われて嫌だった。でもその人は何も知らないのだからしょうがないし、たしかに私ははっきり喋れていないし、でもまだそういう質的なことを気にする段階にもないし、その説明をしてやる間柄でもないので黙っていた。 ・色んなことを聞かれたが私が何を考え感じているか分からなかったので答えられなかった。答えられなかったことで自分は空虚で中身がないのだと劣等感を抱いた。だから人と話していてどんどん気分が落ち込んでいった

          「はっきり喋らない人」

          冷やし中華の話ができた

          ・人々の中で孤独を感じた。でも人と群れていないと孤独を感じる、焦りを感じる、恐怖を感じる、不安を感じるっていうのは私に「仲間がいないと危険だ」と感じる社会性があるということなので、「私には社会性がない」といういつもの考えは否定されたことになる。 ・一方で人との関わりはたしかにあった。冷やし中華が食べたいという話をしたり、仕事の話をしたり、ご飯を食べに行ったり。たしかにかなり短い会話だったけど、あることにはあったのだ。それは覚えておきたいし、それをなかったことにして「私は一人

          冷やし中華の話ができた

          人と関わることは、人の凸凹を許すこと

          ・あっけなく終わった。行ってみれば悪くなかった。 ・あまり親しくない人と飲み会などで話すとき、話題は血縁のことや学生時代のことなどになりやすいと思う。そのときに、私には明るく話せる話がない。暗いし消したい過去なので、その話題になって思い出させられるのがつらいし、それを話そうか話すまいか考えたりするのも精神的な負担だ。結局場が暗くなるから話さないで黙っているしかない。でもその選択が間違っているのかもしれない。そういう俗っぽいことをフランクに話せるのが飲みの席というもので、話せ

          人と関わることは、人の凸凹を許すこと

          熱中できるものがほしい。現実から目を背けられるぐらい、強く。

          ・顔見知りぐらいの人たちと長時間一緒にいなければいけないイベントがあり、今からもう行きたくない気持ちがする。知らない人と交流したくないしあちらも私なんかといたら気まずいだろう。しかもそれの幹事を押し付けられたのでそれも嫌だ。参加者には関係のないことだが運営をやる気が全く起きなくて気持ち的には半ば放棄している。申し訳ない気持ちもあるがなんで行きたいなんて言ってないイベントの運営を押し付けられなきゃいけないの?タダで?と思ってしまう。 私は感謝されることにあまり喜びを覚えないタイ

          熱中できるものがほしい。現実から目を背けられるぐらい、強く。