「おかえりなさぁ〜い。」の声

仕事が終わり、
家路につく。

鍵を開け、
玄関ドアを開け、
家の中へ。

夕飯のいい匂いがしてくる。


「ただいまぁ。」

「おかえりなさぁ〜い。」

そう言って、
妻とこども達が迎え入れてくれる。

この言葉を聞くだけで、
身体が軽くなる。
今日もいい日だったと実感できる。

家族からもらう力はすごい。

家族からの言葉に対して、
ありがとう
という気持ちが自然と湧き上がってくる。

そして、
家族でいてくれてありがとう
と感謝の気持ちが湧き上がってくる。


家族からもらう声は
当たり前ではない。


仕事が忙しく、
帰りが遅くなると
妻とこども達は先に寝ている。

もちろん夜遅いので、
寝て身体を休めてくれていることは嬉しい。

でも、正直な気持ちとしては、

家族の声が聞こえない
家族の元気に動いている姿が見えない

寂しい。。。

自分自身のこの思いを
知っているからこそ、
「おかえりなさぁ〜い。」の声に
腹の底から
【ありがとう】
と思える。

先に寝て会えないだけでも寂しいのだから、
家族がいなくなることを考えると
ぞっとする。

しかし、
あえてこのような
ぞっとすることを
恐れずに想像し、
その気持ちを受け入れることで、
今ある幸せをさらに感じることができる。

そして、
自分自身が家族をもっともっと
大切にできるようになる。

今日も温かい声をありがとう。

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