【買ってよかったもの】キャンピングカーについて(購入まで)
こんにちは2022年に千葉から、八丈島に家族で移住した「わたる」です。
今回は千葉県千葉市で生まれ育ち、普通のサラリーマン生活を送っていた私が、、、40歳を目前に突然、今でも人生最高の買い物をしたと感じているキャンピングカーを買った話をしたいと思います。
キャンピングカーと聞くと「お金に余裕のある老夫婦が、定年退職後に旅行をするために購入するもので、30代の子育て世代には無縁のモノ」という高級でぜいたく品という印象があったのですが、意外とお手頃に買う事も出来、移住するまでに持て余すどころか家族の必需品というほどまでに愛用した経験から、子育て世代の方にも是非にとnoteいたします。
※もちろん「全ての方に等しく、当てはまる」というわけではないのでご了承ください。
買うと決めた私は、ひと月の間に千葉・茨城・埼玉にあるキャンピングカーショップ10店舗をめぐったことで・・・徐々にわが家に合うキャンピングカーが明確になっていきました!
長女の病気が発覚・確定して行く中で、「今この時間を悔いなく過ごすため」にキャンピングカーの購入を決断しました。
今思い返すと数か月はかかっていたように感じる、2018年10月。1ヶ月間の車選びの旅が始まりました。私たちは住宅選びのようにワクワクで面白い、キャンピングカー選びに家族で夢中になりました!!
この1ヶ月間の大きく3つに分けられます。
①なにをどう選べばいいのかわからない期間
②徐々に基準が明確になっていった期間
③バスコン探しの期間
~①なにをどう選べばいいのかわからない期間~ 私はとりあえず、近くにあるお店に足を運びました。
購入に際して「どんな選択肢があり、何を決めればいいのか」想像すらつかなかった私は。。。まずは近くて、展示数の多いお店に行ってみる事にしました!
ドキドキしながら行ってみると、そこには、映画に出てくるような10mを超える大型のキャンピングカー(適切な画像がなく・・・「モーターホーム」で検索すると出てきます)が展示されてました。
わたしは意図せず、アメリカを中心とした海外のキャンピングカーを専門に取り扱っているお店に来ていたのでした。。。。デカい・・・。日本の道路では絶対こすってぶつけてで、こんなの運転できん(苦笑)。
しかし、そんな無知の私たちにもお店のオーナーさんは真摯に向き合ってくれたので、お店を出るころには、まずは以下のことを選択していく必要があることがわかりました。
・新車/中古車
・タイプ:軽キャン/バンコン/キャブコン/バスコン以上
・内装
・予算
何をどう選べばいいのかわからない私たちでしたが、お店を出るころには、意外と普通の車選びとあまり変わらない事が分かってきました。
~②徐々に基準が明確になっていった期間~ 週末ごとにいろんなお店をめぐり、どんどん気分を高めていきました。
・新車/中古車
→新車は受注生産なので納期が半年位かかるとの事。私たちはすぐに乗りたかったので中古車の中で探すことにしました。
・タイプ:軽キャン/バンコン/キャブコン/バスコン以上
→タイプについての詳しい説明は長くなるので割愛してざっくり説明を。キャンピングカーというのはキャンピングカー専用のベース車両があるわけではなく、一般道を走っている、乗用車やトラック・バン・バスの内装だけを変える、または、架装部分をくっつけて走っているものなので、○○コンというのは、ベース車両のことを指しています。当然べース車両が大きいほうが、人数などは多く乗れます!
Ⓐ軽キャン:軽自動車ベース
Ⓑバンコン:バンベース(ハイエース 等)
Ⓒキャブコン:トラック(カムロード 等)
Ⓓバスコン:マイクロバス(コースター等)
その時点で5人家族だったこともあり、必然的にⒸキャブコンまたはⒹバスコンに絞られましたが、私の中でキャンピングカーというとキャブコンが想起されたので、ひとまずキャブコンで探しました。
・内装
→走る居住空間であるキャンピングカーの内装選択は、「あればいいよね!」を言い出すとキリがないので、購入時に「必ずついていて欲しいもの」と「絶対いらないもの」を家族で話し合いました。
必ずついていて欲しいもの:FFヒーター、ベンチレーター
絶対いらないもの:トイレスペース、シャワースペース
豪華な内装にしたとしても、子どもにすべていじられる・壊されるという考えがあった私は、最低限のモノしかいらない。本当に必要であれば後で追加しようと考えていました。
・予算
→予算は大事なんですが、正直なところ、これまでの人生であまりにも馴染みのない商品だったので(苦笑)
最後まで適正価格や最低限の価格(それを下回る価格はあるが、各種リスクが劇的に高まる価格)がわからず、、、予算というのは決められませんでした。
でも最終的な購入価格を考えると、感覚的に普通自動車の新車価格と同じくらいが心理的上限だったのだと思います。
試しにキャブコンをレンタルして一泊してみたところ、ちょっと想像と違っていたことがわかりました。
決断の前にキャブコンをレンタルすることが出来たので試しに、1泊2日で福島県の猪苗代湖まで行ってみました。その際に、感じたのはトラック(キャブコンはトラックベース)ならではの乗り心地の固さ。家族からも「ちょっとガタガタするね」の評価だったので、「人を乗せて走っているバスの方が確実に乗り心地はいいはずなので、バスコンにしよう!!」となりました。
※補足をすると、私が乗ったレンタカーの足回りは何もいじってない車両だったので、すべてのキャブコンに当てはまるわけではないです。
~③バスコン探しの期間~ バスコンは数が少なく、そして高価でした。
バスコン選びは、困難を極めました。そもそもバスコンは数が少なく、「いいなと思うものは高く、お手頃価格だな!というものは、状態が悪い」という帯に短し、たすきに長し。でした。
そんな中でふと小規模のショップに立ち寄ってみると、、、「ちょっと違うけど、いい感じのものがある」という感覚が芽生えました。「もしかすると、小規模でやっているお店の方が私の好きなものに出会えそう」と感じ、それからは小規模ショップのHPを探し出し、ひとつひとつ見ていくという作業を行っていました。
地道な作業の中、埼玉のNEXT LIFEさんで理想的なバスコンに出会いました!
たまたまネットで見かけた、NEXT LIFEさんの中古車情報に、日産のシビリアンがベース車両でお手頃な価格にも関わらず、外装・内装がきれいで、装備も必要最低限だが、畳の個室があるという個性的なバスコンが販売されていました。
すぐに予約をとり、当日代表の伊田さんと話をしたところ以下の為安く販売されているとの事でした。
・2003年製で走行距離が100,000㎞を超えている
・MT車なので、嫌厭されがち
値段はたしか当時300万円もしなかったと記憶しています。その場で即決しましたが、正直いくら型が落ちているとはいえ、この金額で状態の良いバスコンを買えるとは思ってもいませんでした。
伊田さんにはその後も良くしてもらい、何か不具合や質問があるとすぐに回答や対応をしていただき、2021年シビリアン売却の際まで大変お世話になりました。
次回は、3年間で回った場所をnoteしたいと思います。
■別のシリーズ【息子ふたりと1ヶ月インド旅行に行った話】
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