![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113376843/rectangle_large_type_2_cde5a3f1092455ea8d0f2f875a08740c.png?width=1200)
【脳科学からみた旅/「旅でなんか癒された」正体】~世界もココロもグラデーションでできている~325
こんにちは
八彩理絵子(やいろりえこ)です。
前回ちょっとグロテスクな幼虫含め植物などの画像を挙げさせていただきましたが、苦手な方ごめんなさい。でした。
今回は
たまたま?ある番組に出会いました。
私がリアルタイムでTV番組を視聴するのは夕食時が多く、大抵は番組情報を見て「面白そう♪」が基本にある。
先週、
「旅」「脳科学」
という言葉に反応して視聴することに
その番組は
『カズレーザーと学ぶ。』
知れば人生が変わる新知識
カズレーザーさん、ご存知の方が多いと思いますが、赤い服に金髪がトレードマークの芸人さん。年間に200冊以上本を読むという読書家で、ジャンルを問わないそうです。図書館に入り浸って図鑑を読み漁っていた時期があり、そのとき得た知識がクイズ番組での活躍に繋がっているようです。
膨大な知識量とコメント力からコメンテーターの仕事が多いですが、本人曰く「楽しくはない」(@_@)
そんなカズレーザーさんが司会の番組です。
この日のテーマは
脳刺激する旅の効能・・・記憶力UP&ストレス悩み消す!旅の脳科学
覚醒旅行・・・サビついた脳を再起動する旅の脳科学
旅の癒しの正体/脳を鍛える街歩き/観光人類学
なんかテーマを見ただけでワクワクしました。
ちなみにカズレーザーさんはあまり旅で癒されたと思ったことはないということでした。
脳科学が暴く旅の癒しの正体から脳を鍛える旅行術までこの夏休み旅がココロやカラダに与える効果を引き出しサビついた脳を再起動させる3つの新知識ということで、こちらの3つが紹介されました。
最新研究でわかった!
旅が脳に起こす驚きの効果
①街歩きで脳を鍛える
場所細胞とグリッド細胞
②観光人類学から見る
旅は本能なのか?
③「旅でなんか癒やされた」の正体
脳内の○○(?)ネットワーク
それでは③からいってみましょう!!
なんでやねん!とツッコミ入れられそうですが大人の事情ということで・・・
旅で癒された感覚・・・脳の驚き機能が!?
脳と心身の関係を研究
毛内拡先生(整体組織昨日研究室 主宰)から学びます。
旅行は帰ってきた後もいいことがある!
諏訪東京理科大学の研究者らが2泊3日の九州旅行で調査(被験者17人)仕事・収入の悩みを抱えた17人を対象に研究された結果によりますと旅行中にその悩みがどんと下がっており、注目すべきは旅行の後2日後、5日後になっても減少が続いているという結果です。
☆カズレーザーさん
「そもそも旅行好きな人なので悩みが減るもんじゃないんですか?急に行かれてこの効果ってわけでもないじゃないですか?」
突然どこかに連れていかれるハプニングさえも脳に良いんです
最近の研究では旅に出ることで脳の使い方が明らかに切り替わる。さらに旅で思考パターンまで切り替わることがわかった。
旅の癒しの正体は脳科学的メカニズムを理解することで効果的な旅の方法がわかる。
脳が生む心身への影響を研究する整体組織昨日研究室主宰 脳科学者毛内拡先生が仰るには
脳は状況に合わせて部位を使い分け頭の使い方をガラッと変えているそうです。
過去と未来を想像しているときに活性化する部位があり、脳のどこの部分を働かせると生存に有利かという脳内ネットワークがある。
日常と旅で使われる部位に大きな違いがあることがわかったそうです。脳は使うべきときにネットワークを活性化し、思考状態を変えています。
日常の脳はデフォルトモードネットワークが活性化されます。
脳が省エネになっている状態。(例えばコンビニに行く場合などにはなんとなく歩いて行けたりします)
脳はすごくエネルギーを使う臓器であるため危険のない日常では 不要な情報を遮断して省エネに努める。過去や未来を想像しているときに活性化する部位である。このデフォルトモードネットワークが過剰になっているとうつ病や不安障害の原因になっているのではないかといわれているそうです。
☆脳はなぜネガティブ思考が働く仕組みがあるんですか?
一見ネガティブなことに思われるのですが、過去のことを反省したり、未来の事ちょっと先のことどうしよう?と考えることで生存に有利に働いてきた。悩みの原因は過去のことや未來の箏なので脳は生存しやすいよう進化する。妄想がふくらみ過剰に不安を抱くと心を病んでしまうということになるそうです。
デフォルトモードネットワークとは
今目の前で命を脅かす危険がない状況で、脳のエネルギー消費を抑える省エネモードにしつつ過去の記憶から未来を予測し、生存率を高める思考パターンのことをいいいます。
ゆえに過去・未来に思考が向きやすい。過剰に働くと無用な心配や悩みが頭に浮かんで注意力の低下などを招くようになる。
![](https://assets.st-note.com/img/1692034312345-XcdK6cAMws.png?width=1200)
ところが、旅に出ると別の脳内ネットワークが動き出すという。旅で活性化されるのがサリエンスネットワークというもので、旅は日常と違い周囲に警戒が向く。危険が襲ってくるかもとその時にノルアドレナリンという衝動・注意に関する領域が活性化して危険に対応できるよう、今、目の前のことに注意が向く思考状態になります。それは脳がめちゃくちゃ活性化して頭が冴え渡った状態になっていることです。
初めての環境や、新しく出会う人とか、新しい体験をしたときに切り替わりやすいというふうに言われています。
旅に出ることで、過去の後悔と未来の不安の中に「今」という概念が加わることで新たな発想が生まれて、悩み、ストレスの思考から解放されるということです。
☆悩みが解決されてるわけではなくて忘れているだけではないのか?
旅をするとどうでもいいやと思える。
☆どうでもいい事なら悩まない方がいい
カズさんは特殊だから・・・悩みって周りから見ればそんなことで悩んでんの?大したことなかったなって思える瞬間が大事(南原さん・ストレスマックスの時に箱根で露天風呂に入って紅葉を見たら抜けたそうです)
サリエンスネットワークには日常では切り替わらないのでしょうか?
切り替わるのですが、日常で切り替わるのと旅行中に切り替わるのでは脳の状態が違うと言われており、旅で脳は最高の状態になるそうですよん。
1番大事なのは新奇体験。旅というのは初めての場所、新しい人、新しい文化に出会ったりするので、このときにドーパミンが放出される。ご褒美、報酬ですね。ポジティブで意欲的な状態に導いてくれる。これが旅のワクワク感に繋がってる。
ドーパミンは旅を計画しているときに1番高まるといわれています。計画を立てたり検索したりしている時のほうがワクワクするよね。
サリエンスネットワークとは?
日常とは違う場所や新しく出会う人など初めての体験により、警戒心が高まり、今現在に全集中!する思考パターン。特に旅行中は不安や緊張が警戒を高めるノルアドレナリンに新奇体験によるドーパミンの快感が加わり今起きていることへの注意力(何かあったらすぐ逃げよう・ごはんはどこで食べる?・お金はいくら持ってる?)MAXに!結果、悩みから強力に解き放たれるという。さらに五感をフル活用することはいいことです。
![](https://assets.st-note.com/img/1692034659230-jJvhN1Okwa.png?width=1200)
最近の研究では違う場所で学習した方が学習効率がいいといわれている。同じカフェではなく毎日違うカフェに行くなどしたらもっと覚えられる。赤ちゃんが旅を終えたら言葉が増えたり、変わったと感じられるのは赤ちゃんながらに脳が活性化されたといえる。
覚醒した脳はさらなる思考のスイッチをON!それは目的に集中して行動する。交通機関、移動時間、運賃など分析して判断して実行すると順序だてて問題解決の答えを導き出す。旅で覚醒した脳は問題解決力がUP!旅で具体的な問題解決の実行力が高まる状態に脳がなる。新しいことが閃いたりクリエーションに旅行後も繋がると考えられている。旅行中は本来の能力以上が出ると言われている。
☆問題解決能力を日常生活で使いたい。旅先でなく日常で使える方法がわかれば・・・旅と同じ状況に脳を持っていくことはできないのか?
旅だけじゃなくても日常の中で新奇体験あったり、新しい人に会うとか意識するだけで変わるかもしれない。
「マイナスもネットワークに関係してます?」
脳の中にやる気を司る場所があってうまく活性化しないとなんかやる気が起きないなとなる。そこは運動と深くかかわっているので、やる気を起こしたいときはとりあえずカラダを動かしていればいい。
サウナも脳内ネットワークを切り替える。
効率よく
サリエンスネットワークに切り替え旅の癒しを引き出す方法!
日常で体験できない新しい気付き、いわばカルチャーショックが脳を癒やす。例えば現地の市場などで初めて見る食べ物などでは発見が多い。食は生死にかかわるので警戒心が働きやすいため、サリエンスネットワークに入りやすいと考えられている。恐怖すら新奇体験で脳にいい。現地の人しか行かないようなお店に行くのはいい。
気候の変化が激しい場所や山歩きなど、自然の脅威に触れることもサリエンスネットワークに切り替える旅のコツだそうです。いろんないい刺激が得られます。
![](https://assets.st-note.com/img/1692034803693-JtBUz9bKl2.png?width=1200)
日常で活性化される脳は「デフォルトモードネットワーク」
旅先や新奇体験で活性化される脳が「サリエンスネットワーク」
この二つが切り替わり、思考パターンも変わることがよくわかりました。
新奇体験で「サリエンスネットワーク」に切り替え癒されよう🥰
今日はここまでになります。
次回は②?③?
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
大切なお時間をありがとうございました。
旅で思考パターン変わっちゃう
悩み、ストレスから解き放たれる
複雑な街に育った方
能力が高い
基盤の目か?複雑な街か?
育った街である能力に劇的な差が!
もうめんどくさい
しのごのいわずに旅に出よう
旅は脳科学的にサイコーっていうことよね。