【マリンバの生演奏をかぶりつき席で見ちゃった結果】~世界もココロもグラデーションでできている~264
こんにちは 八彩理絵子(やいろりえこ)です。
先日とっても素敵な体験をしました。
地元のカフェ&Galleryで行われた『Marimba Duo なつかよ』さんの演奏会に参加できるチャンスに恵まれ本当に素敵な時間をいただきました。
『Marimba Duo なつかよ』
高波奈津さんと田村佳代子さんにより、2006年1月に結成。ドライブとパンチの効いたダイナミックなプレイ。クラシックや、ラテン、Jazz、アフリカ音楽などの息の合った2人で1台のマリンバを演奏されています。
今までに、オペラシティ、日本テレビ、三茶De大道芸、上野公園ヘブンアーティストイベントなど各地イベントに参加。
その他の演奏活動中。2010年アメリカのミネソタ州で開かれたマリンバフェスティバルで演奏し好評を得ているお二人です。
お二人のプロフィールをご紹介致します。
マリンバについて全く専門的な知識はありませんでしたが、いろいろな知識を得ることもでき、更に興味が湧きました。
まず、マリンバはアフリカで生まれ、のちにアメリカで今のかたちになったことを説明してくださいました。
ちょっと調べてみました。
マリンバの歴史
マリンバの歴史は、大昔のアフリカで、地面に穴を掘って木の板を渡し、たたいて音を出したことから始まったと伝えられています。つまり、木の板が発する音を穴で共鳴させる仕組みの、一種の木琴として誕生したというわけです。その後、木の板の裏にひょうたんを付けるようになります。ひょうたんで音を響かせるようにしたのです。このかたちの楽器は、今でも民族楽器として親しまれています。ちなみに、南アフリカのズールー族には、マリンバという名前の女神がひょうたんを付けた木琴をつくった、という伝説もあるといいます。
マリンバの原型となった楽器は、アフリカの人々とともに海を渡り、中南米にたどり着きました。そこで、ひょうたんが木の共鳴パイプに変わります。そしてさらにアメリカで金属製の共鳴パイプが付けられるようになり、現代のマリンバになったのです。
このような歴史があるのですが、アメリカに渡り今のような構造になってからは100年ほどしか経っていないそうです。
音板は低い音ほど大きくなる
マリンバは音程のある打楽器で、ピアノの鍵盤のように並んだ木製の音板をたたくと音が鳴ります。この音板は、低い音になるほど長く、幅も広くなり、5オクターブのマリンバでは最低音の音板が幅80ミリ、長さは約620ミリにもなります。
そしてこちら
マレット
マリンバの音板をたたく、ばちを「マレット」といいます。マレットには、ゴムのヘッドに毛糸を巻きつけたもの、あるいはやわらかいゴム製のものなどが用いられます。
毛糸巻きと綿糸巻きで演奏されていることを説明いただき、実際に触らせていただけました。中は硬い感じでしたが、毛糸は柔らかさ、綿糸は硬くしっかりとした触感でした。
毛糸巻き
ゴム球に毛糸を巻いたもの。まろやかな音色が特長で、マリンバに最適です。シロフォンやビブラフォンにも使用されます。
綿糸巻き
毛糸巻よりやや硬く、明るく粒だちのよい音色が特長です。ビブラフォン、メタロフォン(立奏鉄琴)に適します。
低音部と高音部で使い分ける?
低音部には柔らかいマレット、高音部には比較的固いマレットを選んで使用すると、各音域にふさわしい音色が出るようになります。ただし、低音部の音板は調律のため非常に薄くなっているので、あまりに固いマレットを使うと音板が割れてしまうおそれもありますから注意してください。
こちらも説明されていました。奈津さんが綿糸巻きのマレットを使って高音部、佳代さんが毛糸巻きのマレットを使って低音部を主に演奏していました。
そして高音部を綿糸巻きのマレットで演奏していましたが、音を伸ばすということが難しいため連打して表現していることも教えていただきました。凄い速さ(@_@)
表情豊かな音色の幅
マリンバは低音域になるほど大きな音板が使われます。これにより、非常に伸びが良く余韻のある心地良い音を生み出すのです。
また、マリンバの音と言えば『木のぬくもりを感じられるあたたかな音』が代表的ですが、実はそれだけではありません。
祈りや悲しさといった静寂を表現する音から、華やかで燃えるような激しい音も表現できる表情豊かな楽器であることが魅力なのです。
演奏会で
私たちは 会場に入って最初は右側中ほどに席をとったのですが、「前にどうぞ~」と声をかけていただいたことと、テーブル席だったので、(ドリンクと軽食が付いたので、テーブル席はありがたい)遠慮なくそちらに移動。1番前のかぶりつきの席(後方の席はすでに埋まってた感じでしたので、とてもラッキー✌)
おかげで、演奏している手元がよ~く見えました。片手に2本、曲によっては両手に2本ずつマレットを指の間に挟んで操る様子は驚きましたし、高音の連打(といっていいのかはわかりませんが)は本当に迫力ありました。
心も体も弾むようで、楽しい時間になりました。
演奏会で披露された曲目は
・トルコ行進曲
・コーヒールンバ
・さそり座の女
・情熱大陸
・ずいずいずっころばし
・道化師のギャロップ
・愛の賛歌
・恋のバカンス
・アフリカンブルース
・幸せなら手をたたこう 他
いいろいろなジャンルの曲を演奏してくださったので、ほんとうに楽しかったです♪ ♬ ♫ ♬ ♪
なつさんのトークもめっちゃテンポよく面白かったです。
語彙力のない私の言葉よりもYouTubeでなつかよさんの動画を見つけましたので、こちらをごらんいただけたら、迫力?や弾む感じや表現の仕方やそのまま感じていただけそうかなと思いましたので、是非視聴してみて下さ~い
「コーヒールンバ」
※前奏部分をなつさんが枠を叩いて表現しています。
「トルコ行進曲」
「愛の賛歌」
マリンバの演奏をかぶりつき席で見ちゃった結果
ノリノリでリズムを刻み、めっちゃ元気をもらい、ココロもカラダも弾んですっかりマリンバの虜になった。とさ・・・
今日はここまでになります。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
大切なお時間をありがとうございました。