【素敵✨】日本のステンドグラス・7~世界もココロもグラデーションでできている~72
こんにちは 八彩理絵子(やいろりえこ)です。
ここまで日本のステンドグラスをご紹介してきましたが、まだたくさん素敵なステンドグラスがあることでしょう。その中からいくつかご紹介したいと思います。
「カトリック宮津教会 聖ヨハネ天主堂」
明治29年にフランス人神父によって建てられたロマネスク様式のカトリック教会。畳敷きの床は珍しく、パリから直輸入のステンドグラスが美しい。 現役で今もミサが行われる教会としては、日本最古です。
美しいアーチを描くヴォールト天井や飴色に光る柱はすべて丹後のケヤキを使用しています。設計はルイ・ルラーブ神父ですが、建てたのは地元・宮津の大工さんで、1927(昭和2)年に丹後地域を襲った北丹後地震でもびくともしなかったそう。いかに宮津の大工さんたちの腕が素晴らしいかが分かります。
掛川市ステンドグラス美術館
コレクションの中には19世紀イギリスを代表するクレイトン&ベル工房、チャールズ・ケンプ工房、ヒートン・バトラー&バイン工房などの名作が多く含まれています。さらにフランスのロワール地方で活躍していたロバン工房の「マリアの生涯」を描いた連作などもあり、実に多様な技法や図像を楽しむ事が出来ます。
今日はここまでになります。
まだ紹介しきれていないことと思いますが、日本のステンドグラスは今回で一旦終了とします。
スキ♡してくださったみなさま ありがとうございました。とても励みになりここまで続けることができました。
次回からも色に関連したことをご紹介していきたいと思っております。また、読んでいただけましたら嬉しいです。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
番外編
富山市ガラス美術館
富山市が約30年にわたり進めてきた「ガラスの街とやま」を目指したまちづくりの集大成ともいえる施設といえるようです。世界的な建築家の隈研吾氏が設計を手掛けた建物です。
外観はアルミやガラス、白御影石など異素材パネル1000枚を組み合わせ、立山連峰の山肌を表現し、天候や見る角度によって異なる輝きを見せる自然光を最大限に活かしたつくりが特徴。
2016年に開催された宮沢賢治生誕120年を記念したイベント「イーハトーブ花巻」
37年という短い生涯を全力で駆け抜け、今もなお多くの人を魅了する詩人・童話作家の宮沢賢治が、花巻に生を受けて120年を迎えたことを記念して花巻市では、様々なイベントが開催されました。
道後温泉
「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」
国の重要文化財に指定され、夏目漱石が頻繁に通ったことから「坊っちゃん湯」としても親しまれる道後温泉本館
道後温泉本館が改築120周年の大還暦を迎えたことを記念し、2014年に始まった「道後オンセナート」は、温泉という地域資源、松山市の温暖な気候、都市部の狭いエリアに密集している便利さに「アート」という新しい魅力が組み合わさり、初開催において多くの観光客や市民で賑わいました。こちらは「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」の画像ですが、その後「アート」との組み合わせはいろいろな形で引き継がれています。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
大切なお時間をありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?