掃除と片付け
こんにちは。note73日目、chiemyです。
今日はもくもくと掃除をしています。掃除と片付けは違うよね、という、ミニマリストっぽい話をしようと思っていたので、今日はその話。
昔の私もそうだったのですが、掃除と片付けを混同しているかたは、意外と多いような気がします。掃除をしながら片付けをしたり、片付けをしながら掃除をしたり……その中には「収納」「整理整頓」のような内容も内包されていて、掃除と片付けの概念は飽和状態です。
いろんなかたがおっしゃっていますが、掃除と片付けは以下のような違いがあります。
掃除……日々の生活でたまる埃や汚れを落とし、空間を清潔で美しい状態に保つための作業。
片付け……所有している物を、必要な物か、不要な物か判断し、不要な物を処分する決断。
そうです。掃除は作業、片付けは決断。
掃除は考えなくてもできるけど、片付けは考えなきゃできない。だから、片付けが苦手な人が、本当に苦手なことは、片付けではなく、それに必要な「決断」なのではないかと私は思っています。自分の心や気持ち、過去や未来と向き合って、目の前のものが自分にとって必要か不要か決断すること、自分と向き合うことが苦手なんじゃないかな。だから、物が捨てられず、捨てられないままどんどん物が増え、自分の所有できる物量を飽和してしまい、身動きが取れなくなる。その結果、何から手をつけたらいいか分からなくなってしまって、どんどん自分の気持ちがわからなくなって、なのにもやもやは募り……これは全て、昔の私の話です。
そんな、全てがぐちゃぐちゃな状態から私を救ってくれたのが、片付けでした。片付けは、決断力を磨くための最高の練習です。月謝やお金はかからないし、他人を巻き込まなくてもひとりでできるし、やればやるだけ自分も家もきれいになるし、心のもやもやは消えるしね。
なので、もし片付けが苦手で、心のもやもやを抱えていて、それをどうにかしたいなぁと思っているかたは、ぜひ今目の前にあるひとつのものを手に取って、それが自分にとって必要か不要か考えることから試してみてほしいです。
それでは、あなたの今日が素敵に輝く一日になりますように。またね。