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本当の相方

note 108th.

最近、キングコング梶原さんのYouTubeチャンネルをよく見る。「よく見る」と言うか、創作したり家事をしたりしながら音だけ聴いているので、正確には「よく聴く」って感じ。奥様や子どもちゃんたち(長男長女、次男次女の4人で、全員が最高にかわいい)が出ている動画が特に好きで、家族みんながお互いを想い合って泣いたり笑ったりしている姿に、私もついついもらい泣きしてしまう。
動画から愛がにじみ出ていて、「私もこんな素敵な家族がほしいなぁ」「こんな家族を作れたら素敵だなぁ」と、純粋に思う。幸せのお裾分けをしてもらっているみたいで、私も幸せな気持ちになれるから、大好きなチャンネルなのだ。

こんなに愛と熱量に溢れるチャンネルを作り続ける梶原さんに尊敬の念を抱きつつ、その原動力を考えたとき、相方の西野さんの存在は絶大な気がする。もちろん、梶原さんには梶原さんのやりたいことや夢や希望があって、それが彼の一番の原動力なのはわかってるんだけど、原動力の原動力というか、原動力のまわりに空気みたいに「相方西野」の存在があるのを感じる。

西野さんは、私がここで説明するまでもない、今をときめくエンターティナー。いつもものすごい熱量と機動力で情報社会を駆け回り、空気を動かし続けている。

私は西野さんも大好きで、西野さんのこともめちゃくちゃ尊敬してるんだけど(なんなら、昔はその才能と存在の雄っぽさにときめいて、西野さんのほうが好きだった)、もうなんだかあまりに人としてすごすぎるので、ある時から「あの人(西野さん)の相方であり続けてる梶原さんってめちゃくちゃすごくない?」 と思うようになった。


梶原さんはひとことで言うと「繊細な常識人」って感じの人(だと私はおもっていて)、西野さんはそれとは正反対の人で。
私は、どちらかというと梶原さんの性格に似ているところがあるので、繊細な常識人が、それとは正反対なトリックスターと対等であろうとすることが、どれだけしんどくて辛くて苦しくてキツいか、想像するだけで窒息しそうになる。
でもそこから逃げずに(というか、たまには逃げたり現実逃避したりふてくされたりしつつ)、目の前の仕事に取り組み続け、自分の武器を磨き続け、西野の相方であり続け、その対価として今の輝いた姿をYouTubeで見せてくれていることは、繊細な常識人の私にとって、ものすごく勇気と元気と希望をもらえるのです。

そして、これは想像だけど、今の輝いている梶原さんの姿を見て、一番嬉しく思ってるのって、西野さんだよね。梶原さんが苦しんでる姿を、相方として隣で見てきたのは西野さんだもんね。なんなら、自分の存在が相方を苦しめてるってわかってて、それを全部背負って、自分のやりたいことに手を抜かなかった西野さんもすごいよね。私だったら、相方が立ち止まったら自分も立ち止まってしまいそうだもん。だからやっぱり、キングコングは、どちらがすごいとかじゃなくて、梶原さんもすごいし、西野さんもすごいなぁと思う。すごさの種類はちがうけど、すごさの質は平等で対等。同じベクトルのすごさだと思う。だからこそコンビで、相方なんだろうな。

相方ってきっと「相手と対等であるために、進化し続けることができる関係性の二人」のことを言うんじゃないかなって、最近のキングコングを見ていて思う。

いいなぁ、相方。私もほしいなぁ。
こんなこと言ったら「そんな生半可なもんじゃないぞ、めちゃくちゃしんどいぞ」って言われてしまいそうな気がするけど、私もキングコングみたいにお互いに高め合える相方が欲しい。苦しくても辛くてもいいから欲しい。あと、嫁サックとカジサックみたいな素敵な夫婦にもなりたいし、カジサックファミリーみたいな愛に溢れた家族も欲しい〜!
全部欲しいと思うのは欲張りかな。でも、全部欲しいと思うのが純粋な今の私の気持ちなので、全部欲しい!って真っ直ぐに言おうと思います。


全部を手に入れるために、今日の私にできることをしよう。毎日、毎秒、行動し続けることだけが、私が私の人生のためにできること。私は私の人生のために、出来る限りのことをしよう。

それでは、今日は突然にキングコングが大好き、キングコングみたいな関係性になれる相方が欲しい! という話でした。

二十代で「漫才」という「二人でひとつ」の作品を作ってきた二人が、三十代で「絵本」と「YouTube」というそれぞれ別の世界に進み、そこでそれぞれにてっぺんを取ったお二人。そんな最高にかっこいい二人が、40代でこれからどんな世界を見せてくれるのか、めちゃくちゃ楽しみじゃないですか? キングコングが今何をしてるかよく知らない……という方がもしいらっしゃったら、梶原さんのYouTubeチャンネルを、そして西野さんのTwitterを覗いてみてね。 またね♡


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