はじめまして
目覚まし時計が鳴る。5時。ロフトベッドのはしごを、落ちそうになりながら一段抜かしで降りる。目覚ましの音がだんだん大きくなる。まって〜静かにしてて〜と思いながら、ピピピピピを止める。ピピピピピが止まる。胸を撫で下ろす。ほっと小さく息をつく。私にとっては朝だけど、他の部屋のみなさんにとってはまだ夜だから。起こしたら悪いなぁと思うから。無事に目覚ましが止まると安心する。
部屋の照明をつける。お、明るい。起き抜けの瞳には、LED照明の白色がしみる。目をぎゅっと閉じつつ、薄目で照明のリモコンを探して手に取る。明るさを一番暗くする。ほっ。また小さく息をつく。白色のライトの光のパワーよ。いまはまだこのくらいでいいです。ありがとう。
2、3回伸びをする。今日も、早起きができた。あれだけ苦手だった早起き、できるようになった。ロフトベッドと、目覚まし時計と、照明のおかげだなぁと思う。私はひとりで暮らしているけど、ひとりじゃない。いろんな物の助けを借りて、私は私のしたいことができている。ありがたいなぁと思う。いつもありがとうと思う。ロフトベッド、ありがとう。目覚まし時計、ありがとう。照明、ありがとう。今日も早起きができました。みんなのおかげです。
こころの中で、それぞれに話しかける。話しかけるときは、目を見て言う気持ちで、その物に視線を向けて言うようにしている。みんな、なんとなく得意げな感じ。まるで「そーでしょうそーでしょう?僕たちとってもchiemyの役に立ってるでしょう?」って言ってるみたい。役に立っています。みんながいなかったら、私はきっと、今もまだ夢の中です。
今日も一日が始まる。今日はどんな一日だろう。楽しみ。きっと今日もいい日になるね。いい日になるから大丈夫。今日も笑顔でいよう。
おはようございます。chiemyです。軽井沢でひとり暮らしをしています。ひとり暮らしをはじめた暁に、なにか新しいことをはじめようと思ったとき、noteを思いつきました。今まで読む専門だったnote。ドキドキです。ドキドキだけど、わくわくです。新しいチャレンジは、いつも楽しい。この楽しい気持ちを大切に、私の小さな暮らしや、小さな気づきを、文字にしていきたいと思います。よろしくお願いします。