
生成AIと概念図で理解力爆上げ!
新技術も怖くない学習法
「最新のIT技術、キャッチアップできてますか?生成AIで概念図を作成する驚きの学習法とは」
次々と新しい技術が登場する現代において、その全てを理解し、ビジネスに活用することは容易ではありません。
特にIT技術は専門用語も多く、概念を掴むことすら難しいと感じる方も少なくないでしょう。
「便利ツール生成AIを使ってますか?使わないと損ですよ」と、耳にしたことがあるかもしれません。
しかし、ただ漫然と使うだけでは、その真価を発揮できません。
巷でよく聞く生成AIの一般的な使い方
生成AIは、文章の作成、翻訳、要約、画像生成など、様々なタスクをこなすことができます。
ビジネスシーンでは、企画書の作成、メールの作成、顧客対応の自動化などに活用されています。
しかし、これらの使い方は、あくまで表面的な利用に過ぎません。
私の工夫:生成AIと概念図のコラボレーション
私がおすすめするのは、生成AIと共同で概念図を作成するという学習法です。
概念図とは、あるテーマに関する知識を可視化し、構造的に理解するためのツールです。
この概念図を生成AIと共同で作成することで、理解力を飛躍的に向上させることができます。
では、なぜ概念図は人の理解を深めるのに有効なのでしょうか?
それは、概念図が以下の3つの効果をもたらすからです。
1.情報の整理:
概念図は、複雑な情報を整理し、構造化するのに役立ちます。
情報を可視化することで、全体像を把握しやすくなり、個々の要素間の関係性を理解することができます。
2.記憶の促進:
概念図は、情報を視覚的に表現することで、記憶に残りやすくなります。
特に、概念図を自分で作成する過程で、情報を繰り返し見ることになるため、記憶の定着を促進することができます。
3.思考の深化:
概念図は、情報を整理し、構造化する過程で、思考を深めることができます。
概念図を作成する際には、「これはどういう意味なのか?」「これは何と関係があるのか?」といった問いを自らに投げかけることになります。
これらの問いに答えることで、より深く、多角的に物事を理解することができます。
具体的には、まず生成AIに「〇〇の概念図を作成したい」と伝えます。
すると、生成AIは、そのテーマに関する質問を投げかけてきます。
その質問に答えることで、自分自身の理解度を深めることができます。
そして、生成AIが作成した概念図の骨子を元に、パワーポイントなどでたたき台を作成し、生成AIに評価と改善点を尋ねます。
このプロセスを繰り返すことで、概念図は徐々に洗練され、より深い理解へと繋がります。
なぜ概念図なのか?
さて、私がなぜ今回、生成AIと概念図を組み合わせた学習法をおすすめするのか。
その背景には、以前私が試したある実験的な取り組みがあります。
それは、Google AI StudioのGemini 2.0 Flash Experimentalを活用した「概念図による壁打ち」という対話方法でした。
この手法は、パワーポイントで作成した概念図をAIに提示し、その解釈や議論のポイントを尋ねるというものです。
概念図に込められた意図を正確に把握し、人間では思いつかないような視点を提示してくれるAIの能力に、私は非常に感銘を受けました。
この経験から、概念図は単なる情報の整理ツールではなく、AIとの対話の起点として非常に有効であるということを強く認識しました。
そして、この「概念図キッカケの壁打ち」の経験を応用すれば、新しいIT技術を理解する上でも、生成AIが強力なパートナーになり得ると考えたのです。
概念図作成、驚きの事例をご紹介
実際に概念図を生成AIと作成した事例をご紹介しましょう。
今回もGoogle AI StudioのGemini 2.0 Flash Experimentalが壁打ちのパートナーです。
Step1:Gensparkのシステムイメージの概念図を作るから協力して欲しいことを伝える。
Step2: どんな概念図を作りたいか?伝え、もっと明確化して欲しい内容があれば質問してください。
Step3: 質問の内容に沿って答える。
Step4: 概念図を作成する骨子が出来上がる。
Step5: 骨子にそってパワーポイントで概念図のたたき台を作ってアップロードし、評価と改善点を訊く。
Step6: 改善点をもとに修正し、概念図のたたき台を作ってアップロードし、評価と改善点を訊く。
Step5とStep6を繰り返す。
Step7: excellent!!と褒めてもらって完了。
なぜ、このようなステップを踏むことが有効なのでしょうか?
Step1-4:
生成AIとの対話を通じて、テーマに対する理解を深めることができます。
AIからの質問に答えることで、自分自身の知識の穴を認識し、より深く学ぶことができます。
Step5-6:
概念図のたたき台を作成し、AIに評価と改善点を尋ねることで、客観的な視点を得ることができます。
AIは、人間が見落としがちな点や、論理的な矛盾などを指摘してくれるため、概念図の質を向上させることができます。
Step7:
最終的に、AIから「excellent!!」と評価されることで、達成感を得ることができます。
この達成感は、学習意欲を高め、次のステップへと繋がる原動力となります。
生成AIとの対話が生み出す驚きの効果
このプロセスを通じて、生成AIはまるで優秀なコンサルタントのように、的確なアドバイスをくれます。
そして、最後に「excellent!!」と褒めてくれるのです。
なんだか嬉しかったですね。
まとめ:概念図で理解力を爆上げ!
二次利用でさらに深化
この概念図作成プロセスを通じて、知らなかったことを抽象的に捉えることができ、理解スピードが格段に向上します。
さらに、作成した概念図を入力ファイルとして、「私はこう理解しているけど合っているか?」と生成AIに確認することで、理解度がどんどん上がっていくという二次利用も可能です。
具体的には、以下のような二次利用方法が考えられます。
プレゼンテーション資料への活用:
作成した概念図をプレゼンテーション資料に組み込むことで、聴衆に対して複雑な情報を分かりやすく伝えることができます。
特に、新しいIT技術に関するプレゼンテーションを行う際に、概念図は非常に有効です。
チーム内での知識共有:
作成した概念図をチーム内で共有することで、チーム全体の理解度を高めることができます。
概念図を共有することで、メンバー間の認識のずれを解消し、よりスムーズなコミュニケーションを実現することができます。
学習ノートとしての活用:
作成した概念図を学習ノートとして活用することで、自分の知識を整理し、定着させることができます。
概念図を定期的に見返すことで、記憶を維持し、さらに理解を深めることができます。
新しいアイデアの発想:
作成した概念図を眺めることで、新しいアイデアが生まれることがあります。
概念図は、情報を様々な角度から見ることができるため、既存の知識と知識を結びつけ、新しい発想を生み出すのに役立ちます。
新しいIT技術を理解する上で、概念図は強力な武器となります。
そして、その概念図を生成AIと共同で作成することで、理解力は爆発的に向上します。
ぜひ、この学習法を試してみてください。
きっと、あなたのビジネスに新たな可能性をもたらしてくれるはずです。
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