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旅日記【桃農家さんとのご縁ができました。】 & 山梨・御坂の桃販売について

こんにちは!はちどり屋のコイデです!
今回の記事は、先日桃農家さんとのご縁ができた際の旅日記ログです。
後半では、その桃農家さんの出荷されている桃を購入できる方法について記載しております。



2023年7月12日 山梨・桃の旅。

この頃は毎日、32、3度はゆうに越え日によっては37度近くという日も珍しくないような酷暑の夏です。そんな夏のある一日の、山梨旅のお話。

この日は、私はお世話になっている方(のりこさん)が企画してくださった「大人の遠足」なるグループ旅行にカメラマンとして参加させていただいたことがきっかけで、桃の名産地で有名な山梨・一宮地域(石和温泉も近い)に行くことができたのでした。

そんな旅で訪問したのは、笛吹市御坂町の桃農家さん。
一宮といえば、私にとっては桃の名産地のイメージでした。
中央道の一宮御坂IC付近を走っていると、桃の花の時期はたくさん見えてとても綺麗だよって、以前ヒッチハイク旅でご縁あった方にお話を聞いたなと思い出しました。(同区間を載せてもらったときにそんな話がありました)

農家さんを目指す道中の地図と景色。扇状地のようです。
南方向に向かって登っていくようでした。

各地の農家さんが心を込めてつくられた果物を、直接のご縁で買うことができたらなあ、という気持ちが、はちどり屋を作った頃からありました。そういった、各地で一生懸命農作物をつくられている農家さんを応援したい、そのためにそういう仕組みをつくりたい、という気持ちからです。今では農家さんだけでなく、もっと根本的な想いに至り、はちどり屋にご縁のあった皆さんがお互いにつながり合い、支え合えるような世界を目指していますが、はちどり屋の始まりの頃はそういう「農家さんを応援しながら消費者と繋ぐプラットフォーム」のようなものを目指していました。

そんな思いを持ちつつも、まだ現実として取り扱いできる作物が限られていて、桃の取り扱いをできていなかったのでした。私の考えるはちどり屋の方針としては、むやみに焦ったり自然に逆らう無理なことをしない、ということがあったので、早くバリエーションを充実させねば!と焦ることはしなかったためです。

そんな気持ちをぼんやりともっていたら、やってきたこの機会。
今回のご縁は、私が数年前からお世話になっている方(ビーガン料理の出張料理人・出張カフェができてタンゴを踊れる早苗ちゃん)のママ友さんということでつながりました。

そんなご縁で出逢ったのは、桃農家の亜弥さん。
一宮エリアにある古屋農園さんにお勤めされていらっしゃいます。

そして園主の古屋さん。

今回は、園主さんと亜弥さんのお二人に農園をご案内いただくというスペシャルな機会をいただきました。

農園に到着し古屋園主と亜弥さんにご挨拶。
と同時に
桃とのご対面・・・!

こんな感じで、僕には光って見えました笑
できる限り、見た当時の感覚で写真をレタッチしました。

その場で桃をみていると、なんだかワクワクする気持ちが湧いてきます。
果物って、そういう力があるんじゃないかなって、なんとなくは思っていたけれどこの経験で確信に変わりました。

みんなも、なんだかそれぞれに桃にうっとり魅了されているように見えました。

そうしてその場の桃に圧倒されていると、
園主さんがその場で切って食べさせてくれました。

みずみずしくて、美味しそう!

お言葉に甘えてさっそくいただきます。

とにかく、フルーティーでありながらも食べ続けられちゃうような、そして口に含むと、とろける食感に感動でした。みずみずしさが、この暑さの厳しい時期の身体に染み渡るかのようです。

きさくな農家さんの心優しいおもてなしはまだまだ続きます。

熟してる具合の食べ比べとか・・。これくらいの見た目だと、こういう味と食感になる、とか、鳥が食べた桃、とか、この場所でしかできない貴重な食体験をさせていただきました。鳥が突いたものを食べさせていただいたのも、やってみたかったこと。鳥はどんなものを好んで食べようとするのか、鳥の気分になって桃を見てみるのも、新鮮な経験です笑

お話を伺いながら、みんなでワクワク桃狩り体験。

古屋農園さんは、ぶどうの栽培もされていらっしゃいます。旬の時期にまた訪ねたいです。

今回の見学の後、亜弥さんは、お仕事の合間に近くのおすすめカフェで詳しいお話をお聞かせくださいました。

将来の夢は「障害を抱えた子の雇用の場として、桃の農園や加工所をつくること」なのだそうです。現在はその夢に向けて奔走されていらっしゃるようでした。

そういった未来に向けて、加工品の試作にも挑戦されていらっしゃいました。はちどり屋としてはそういったアイテムの販売についても、お手伝いできることを増やしたい想いです。

冒頭にも書いたような、ここ最近のような暑さのなかでの農家さんの日々の農作業は、身体的にも相当厳しいものがあるのではないかと想像できます。そんななかでも、未来に向けた種まきとご活動をされていらっしゃるお姿に、頭が上がりませんでした。

今回は、まだまだお話したりないなかでの解散となってしまいましたが、またシーズンの落ち着いた頃に訪ねお話を伺わせていただきたいと思います。

はちどり屋としては、お客さんと皆で今回ご縁のあった桃を楽しめて、そしてそんな亜弥さんと、美味しい桃をつくってくださる古屋農園さんを応援できる企画をできたらと考えました。そこで急遽実現したのが今回の販売企画です。

【 古屋農園さんの桃「なつっこ」 購入方法 】


サイトより産地直送購入もしくは、以下に記載の申込リンク(こちらのほうがお得です)からご予約ができます!
2023年8月上旬までの期間限定です。なくなり次第終了です。

①サイトでの購入について
サイトで購入の際は、クレジットカード等のお支払い方法がご利用いただけます。以下のリンク先から購入できます。

②はちどり屋の申込フォームから購入について(銀行振込のみになりますが300円オフで購入できます・ゆうちょの方はこちらがお得です)
以下に記載のフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。

産地直送購入・予約フォーム(Googleフォーム)

ご入力いただいた後、確認のご連絡をメールにてさせていただきます(遅くとも2日以内にはお送りいたします。もし返信がない場合は何らかの要因により届いていませんので、SNSのコメント等でお知らせください)

メールには振込先と金額が記載されていますので、そちらに代金をお振込みいただき次第、農家さんに発送の手配をかけさせていただきます。
期間限定・在庫に限りがありますので、ご了承くださいませ。
(今シーズンの在庫がなくなった場合はなるべく早めにこちらに記載いたしますが、万が一すれ違いの場合はご容赦くださいませ)

皆様のご予約をお待ちしております。

金額:
2kg  3,300円
3kg 4,700円
4kg 6,000円
※量が多いほどお得です。

産地:山梨県笛吹市御坂町
栽培方法:慣行農法

送料について
以下の表をご覧くださいませ。
ご希望のご住所宛に直送となります。
2kgの場合は60サイズ
3kg・4kgの場合は80サイズ
の欄をご確認くださいませ。

◉はちどり屋について・・・

身体と地球にやさしい未来の暮らしにつながるアイテムを、各地を旅したり日常を過ごすなかでのご縁のなかから探し出している、セレクトショップはちどり屋。

はちどり屋では、「身体にも地球にも負担をかけずに、日本各地の地域とその人々とお互いにつながり巡り合いながら、ゆるく樂しく暮らせる世界をつくること」を目指し活動しています。そんな誰もが幸せで満ち足りた世界をつくりたいので、そのことにつながることを各種取り組んでいます。
そんな世界につながる活動の一つとして、その暮らしのインフラ整備(※1)をしていきたいという想いが先ずあります。(インフラってなんだ、ということは後述)
そんな大きなインフラのイメージの一つの要素には、「各地の人々が心を込めてつくったアイテムを入手できる」ということがあります。

※1:はちどり屋が目指す構築したいインフラの例:
人と人がつながり合うプラットフォーム(バーチャルおよびリアルの空間双方において)
各地の人々のつくるものをお互いに購入できる仕組みそんな暮らしにつながるアイテムを購入できる物流網(当面はマルシェとネットショップにて実現)
暮らしにまつわる情報を得られる情報網(インスタグラム、メルマガ)
などのイメージ。

なぜフルーツの販売をしようとしているか

このことをなぜしようとしているかという話をざっくり書きます。
1つは、各地の人々と自然環境の織りなすアートとも言えるフルーツの価値をみんなで共有したいから

日本各地には四季や地域ごとの特産品があって、その地域の人々は真剣にその作物づくりに向き合っていらっしゃいます。旅をする中でそんな各地の人々が心を込めてつくられたフルーツを食べる機会に恵まれました。
名産地といわれるエリアが作物ごとにあると思いますが、そういった地域は、地形や気候などからその作物の栽培に適していることが多いように私は考えています(当たり前のようですが、改めてその点に向き合ってみるととても理にかなっていて興味深いと思います)。そんなその作物にぴったりの場所(環境)で、その作物を育てるプロフェッショナル(人)がつくる名産地の作物。それこそ、アート的で、日本の職人技と自然環境のなすもの、未来に残すべき価値なのではないかということを、はちどり屋で各地を巡るなかで考えるようになりました。
そんな作物があるということを、私はそれらとのご縁があるまでは知らずに生きてきました。しかし、旅や日常のなかでお会いすることのできた人々のおかげで、その美味しさや魅力に出会いつつある今です。「そんな出会いがあってよかった、ありがたいな。ありがとう。」と思うことが多く、そう思っていたら、それを皆で体験できたらもっと良いよな、と思ったことからこの企画に繋がっています。

そしてそんな美味しいものを皆で共有できたら、その果物をつくる農家さんとの循環が活性化します。結果的には、その名産地とその作物、そしてその栽培技術が「残る」ことになります。そういった形で「今までの日本の人々が培ってきた良きもの、技術が後世に残る未来をつくる。」というはちどり屋の想いを実現していきたいと考えています。

そのことを実現するための試行錯誤の一つとして、はちどり屋では3年ほど前から各地の果物の販売をさせていただいています。現時点では、りんごに限られていますが、これからそのラインナップになる果物と出会っていくことが将来の楽しみ。

まだまだお取り扱いしているラインナップは限られていますが、その拡充は焦らず、ご縁が来るタイミングをひたすら待つ、というのがはちどり屋のスタンスです。(焦ると、誤った判断や価値観の合わない出会いを招く可能性が高まるからです。)

そんな感覚で、「いつか美味しい名産地の桃農家さんに出会えたら良いな・・・」と思っていたのはいつの日か。そんな背景で行ってきたのが、今回の山梨への桃旅なのでした〜!

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