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ビジョン・クエスト ショート 体験記① 〜当日に向けての日々〜

みなさんこんにちは!はちどり屋のコイデです!

さて、5月13日-14日の2日間、参加してきたイベント「ビジョン・クエスト」の体験記を、興奮冷めやらぬ今のうちに書きたいと思います!

「ビジョン・クエスト」って何?

「ビジョン・クエスト」とは、ネイティブアメリカンの儀式の一つ。
特に、男子が青年する時や、人生の大きな節目となるタイミングに通過儀礼として行われるもののようです。
そういう意味では、今回の自分自身の状況からすると、自身のこと、はちどり屋のことを含め大きな岐路のようなタイミングだった今。納得いく決断のためにも、心を落ち着かせて静かに自分と向き合う時間を取りたいと思っていたジャストのタイミングでもありました。

当日が近づくにつれて起こった出来事① Kさんとの出会い

「ビジョン・クエスト」の名の通り、ビジョンと出会いにいく儀式。
当日に瞑想や自分と向き合うことと通じて、ビジョンと出会うものだと思っていました。おそらく、普通はそうなのだと思います。
しかし私はこの当日までの間に、その前段と見られるような出来事がいくつかありました。もしかしたら他の方も、このような体験をされているのかもしれません。

そのうちの一つが、ある方との出会い。
それは、先日の2023GW出店の記事の最後に書いた、中央線カーブーツで出会った方のこと。

5/6 武蔵小金井駅高架下での出店「中央線カーブーツ」

この日の、とある音楽プロデューサーの方との出会いです。(この先、Kさんと書きます。)
あのマルシェのすぐ後に、どうしてもその方のお話をもっと聞きたいと思った私は、直近の候補日とともにメッセージをお送りしたのでした。

そしてKさんとお会いできたのが、ビジョン・クエストの前日の夜。
最初はお茶だけの予定だったのが、Kさんはとても親身になって相談に乗ってくださり、そしてタイムリーなアドバイスを数多くくださいました。解散したのは、気づけば深夜1時。7時間近くお話ししていました。

制作活動に全てを捧げている方でとてもとてもご多忙の方なのですが、こんなに向き合ってくださって、そして的確なアドバイスまで、本当に有難い。。

それは今回のビジョン・クエストでより良いビジョンに出会うに際して、必要な情報だったように思います。すでに、私にとってのビジョン・クエストはその時から始まっていたのではないか、と思ってしまうほどでした。

ご相談した内容の大きなテーマの一つは、今のはちどり屋(あわせて私自身)の大きな悩みであった、収入のこと。
はちどり屋の現在の仕組みでは、なかなか持続可能な事業とすることが難しかったのです。創業当初の自分は、今よりもずっと世間知らずで、そんな感覚で組んだ仕組みの延長でずっと事業を進めてしまっていました。そのため、誰かのお役に立つことができたとしても、自社の持続可能性がかなり低い状態だったのです。その状況を打破するべく、あらゆる手法を試しました。まだ、構想のみで実行に移せていないものもありますが、なかなかしっくりくる方法が見つからずにいました。
しかし、かといって魂を売るような、自分の理念に合わないことを無理してやってでも稼ぎたくはない。なので、私はAmazonのドライバーをライスワークとして行い、そしてはちどり屋を作る資金をそこから捻出していました。

一方、そんな生活もそろそろ限界を迎え始めているなと感じていたこの頃。自分だけではその解決策を見つけることができずにいました。
そんななかで、Kさんは私の今できる、現状打開策を一緒に考えてくださいました。
その中で出てきたことは、とても自分にとってしっくりくるアイデアでした。
メッセージとしては、
自分に正直な発信をすること(嫌われることを恐れて、表現を変えたりしない)
自分の「好き」で身の回りや、やることをいっぱいにすること。スケジュールも、自分の持ち物も。(自分の好きな本やDVDしか入っていない本棚を作るイメージで、あらゆることを考えてみる)
・今までに自分が好きでやってきたこと(=私の場合は、写真・文章を書くこと)を活かして未来をつくること
覚悟を決めること
感謝を忘れないこと(妻、両親、お世話になった方々、全ての存在へ)
・「集中」の本質(メモを取らずに話を聞くトレーニングから。今まで、メモをめっちゃ取りながら人の話を聞いていたが、今度はそれもなしで、それ以上の集中をして話を聞くようにシフトしていこう、ということを教わりました。←メモを取るのが悪いのではない。メモを取る習慣があったからこのフェーズに移れるんだ、というフォローもいただきました)
失敗に気づくことができたら、もう新しい自分の始まり。成長。おめでとう

他にも数々の自分にとって有益な情報やアドバイスをいただき、あっという間に、ワクワクしながら時を過ごしました。本当に感謝しかありません。Kさんと出会うことができたのは、中央線カーブーツに声をかけてくれた高校の同級生くわまんくんのおかげでもあります。そういったことも含めた、「おかげさま」の感謝を忘れぬ人間でありたいものです。

当日が近づくにつれて起こった出来事② 草刈さんとの再会

さて、5月13日、ビジョン・クエストの当日となりました。
主催の山口敬志さんと、今回ご参加予定の方とともに、私の車で向かいます。ということで、都内のある駅へ。
ここで、運命の再会が起こります。
そう、今回ご参加予定の方である、草刈さんは、なんと7年前、私が大学4年の時に行った京都綾部への旅の道中でお会いしていた方なのです。前日の朝に山口さんからLINEをいただき、草刈さんが乗られると聞いてひっくり返りました。

草刈さんと、7年ぶりの再会を果たしました!!

少し脱線しますが、7年前の綾部への旅は、当時都市計画を専攻していた頃に、指導教官から薦められた一冊の本からはじまりました。それは、「半農半Xという生き方」という本。ざっくりと書くと、生きる時間のうち、半分を自分たちの食べる食糧を自分でつくることをして、残りの半分はそれぞれの持つ仕事をする、といった生き方のこと。そういった生き方を半農半Xと名付け生活している方と、その仲間の方たちのいわば聖地のような場所が京都の山間部にある綾部というエリアだったのです。

当時の私はこの本を読み、夏休みに現地でそのような生活をしている人々を訪ねに行ったのでした。ウーフィングのような形で、農作業などのお手伝いをする代わりにご飯をご馳走になったり、泊まらせてもらったりする形式でゲストハウスをされているご家族のもとにお世話になりました。その際、御礼に美味しいうどんをご馳走になった時のうどん屋さんで、隣に座っていたのが草刈さんだったのでした。少ししか話しませんでしたが、仲良くなってFacebookを交換していました。当時、草刈さんは書道家。自分にとってはとても印象的な方で、ずっと記憶に残っていたので、山口さんからのLINEが来た時には目玉が飛び出るような思いをしました。笑

現在、草刈さんは「コーチング」というフィールドで、大変ご活躍をされていらっしゃいます。道中、書道家からコーチングの道に移られた経緯など、これまた私にとってタイムリーなお話をお聞きすることができました。草刈さんは、「人を応援する」生き方を目指していて、それは書道家の頃も、コーチングをするようになった今も変わっていませんでした。カッコ良い生き方だなと思います。

そうこうしているうちに、集合場所であるキャンプ場「umikaze」さんに到着です。
ここから、「ビジョン・クエスト」本編に入っていきます。次の記事へ続く・・。

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