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ブランディングの勉強で見えてきた良さ。ありがとう池袋の街。

知っているようで知らない街。

さようなら。僕を変えてくれた街。

たったの3年。

それしか居られなかったけれど、感謝している。

この街と付き合ってきたのは50年になる。

子どもの頃は東京と言えばこの街だった。

大学や就職すると通過点の街だった。

だから馴染みの街だった。

でもどんな街かはよく知らない。

東西にデパート。

庶民的な飲食店。

映画館や娯楽施設。

人が多い街の一つ。

世間が持っているイメージ。

そんな程度の印象。

それ以上、深く知ろうともしたことがなかった。

離れてみて良さが見えてくる。

3年前、この街へ引っ越してきた。

本当は違うところがよかった。

よく知っているつもりだったから。

新しいところへ行きたかった。

今まで電車に乗ってきていた景色が目の前にある。

毎朝この街を歩く。

朝はこの街も人が少ない。

そんな景色に馴染んでいく。

夜でも賑やかな音がする。

人の声、車の音、救急車・・・。

そんな雑音も馴染んでいく。

裏通りを歩けば昔ながらの街並み。

生活の匂い。

肩肘張らずに素でいられる。

そんなこの街を夜、散歩するのが好きだった。

住みたい街で今や上位に。

この街はここ数年で大きく変わっている。

2015年に豊島区が掲げた「国際アート・カルチャー都市構想」。

西口公園に「GLOBAL RING」、東口に「Hareza池袋」が誕生する。

アニメの聖地として、全国のアニメファンが集まってくる。

海外からも熱い視線が送られている。

留学生がたくさん学ぶ大学のキャンパスもまもなくできる。

タワーマンションがいくつも建設される。

ファミリーが集う大型公園が整備される。

長年この街の顔であった商業施設が新しい施設に生まれ変わる。

そして、街の中をかわいいバスが回遊する。

知らない間に住みたい街に変わっていた。

誰もが主役になれる劇場都市

今僕はブランディングを学んでいる。

その課題の舞台を池袋に設定した。

区のホームページに乗っていた

「誰もが主役になれる劇場都市」

この言葉に惹かれたから。

調べれていくうちにどんどん好きになってくる。

知らなかった魅力。

知らなかった街の素顔。

知らなかった街の未来像。

ブランディングの力でこの街をもっと素敵に。

そんな想いが高まってくる。

僕の商業施設も一翼を担えるように。

ブランディングしたい。

こんな商業施設ができたらワクワクする。

そんな想いが言葉に変わる。

実際に創りたくなってくる。

「誰もが主役になれる劇場都市」

ぜひ実現したい。

僕も関わりたい。

ブランディングを極めて関わりたい。

ありがとう池袋。

最後まで僕を成長させてくれて。

僕の心は今、そんな言葉であふれている。


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