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テレビ番組企画者になった夢をみて、新しい社会を妄想してみた

二度寝みたいにふわふわ寝ると夢を見やすいけど、これ、コンセプトつけたら結構面白い取り組みになるんじゃないのか?と思った夢だったので急いで残してみる。

出演者はランダム

4人1組の4チームで行う番組だ。出演者はレギュラーチームとゲストチームから選出され、まずはレギュラーチームから8人集まりフリートークを行う。そこからゲストメンバーが6人登場し、くじ引きで4人組を決定する。レギュラーチームにはバラエティ慣れしている芸人やタレントがいるが、ゲストチームは俳優やアイドル、コメンテーター、スポーツ選手、アーティスト、子役など多様な人がやってくる。
そしてレギュラーチームもゲストチームも人数比関係なくくじ引きを引く。そのためレギュラーチームで4人になることもあれば、ゲストチームで4人になることもある。それがこの番組の1つ目の肝だ。
あと、人数が2人足りない。そこはその場で人を集めるところから行うチームとなる。それはハンデだが、自分の人脈を使って好きな人を呼んでもいいし、お題に合わせて得意そうな人に依頼してもいいわけで、その人の切り抜け方がポイントとなるこの番組の2つ目の肝。

で、何をする番組なの?

お題を解く番組である。「Kから始まるものを3時間で300個写真におさめてこい」みたいなお題だ。まずはプロジェクト名をつける「Kの写真集め隊」みたいな。そして作戦を練ったりして取り組む様子を放送するという番組だ。「Kから始まるもの」は「Key」のような物を写してもいいし「Kiss」のような行動を写してもいい。その発想の転換が幾つできるかがこの番組の3つ目の肝。

何か物資がチームに渡されることはない。自分のスマートフォンで調べてもいいし、本屋や図書館に行って辞書でKから始まる単語を調べてもいい。もちろん電話して人に聞いてもいい。どのような行動を取るのかがこの番組の4つ目の肝である。

なんかここまでを夢でみたんだけど

夢の中で、実際にリアルな芸能人が出てきてショッピングセンターを駆け巡りながらプロジェクトを遂行していく様子を映していたんだけど、これ肝の部分上手く繋げて整理したら、面白いんじゃないかな?と思ってみたりする。

確かに何時間番組なの?4人×4組ってキャスティングでお金かけすぎじゃない?とかあるんだけど、まぁ夢の中の話なので。

この番組の話に戻って、肝は4つある。
1 得意不得意関係なくその場でチームが作られる偶発感
2 ハンデの人数不足が強みになる可能性のある余白
3 プロジェクトに対してどう考えるかの切り口
4 プロジェクトに対してどのようなチーム内の役割で行動をするのか

さらに起きて付け足すと
5 失敗した場合は同じチームで次の放送日に再チャレンジする
も面白いかもしれない。

この番組のコンセプトを付けるとしたら…?

「大人の課題設定・課題解決プロジェクト番組」というのはどうだろうか?

教育番組でもバラエティ番組でもない、その間の番組。大人が楽しんで考えて、学んでいる番組
夢の中では、「Kから始まるものを3時間で300個写真におさめてこい」っていうお題だったけど、このお題がブラッシュアップされているものだったり、社会課題が少しだけ感じられるようなお題だったら?

ん〜例えば「2050年の服を作れ」とか。2050年はどんな環境なのか?温暖化が進んでいる?それともジェンダー観が薄れている?どう切り取ったっていい。リユースしやすいものがいいんじゃないか?それともお下がりしやすいようなシステムも構築した方がいいんじゃないか?子ども服・大人服という切り分けをなくせるサイズ設定がいいんじゃないか、とかとか。

お題に対してどこに課題があると切り取るのか。そしてそのためにどう行動するのか、4人の役割分担はどうするのか、などビジネスにも教育にも参考になるような視点が満載なのではないだろうか?

そしてプロジェクト実行している最中には「メンター」的な天の声が、問いかけをする。「この視点はどうなの?」「なんでその行動をしてみたの?」などだ。そこで改めて自分らの行動を振り返ったり、導いてもらうことをする。

プロジェクト完了後は他のチームとプレゼンしあってその時間だけ生放送にしたい。視聴者とインタラクティブに質疑応答をしたり、投票を行ったりしてみたい。(これ絶対1時間番組ではないよね笑 3時間ぐらい必要そう、特番かな〜笑 映画レベルだけど見る人いるのか?あ、1時間×3回でワンテーマにすればいいのか笑)

とにかくテレビ番組を妄想してみたわけだけど

これからの時代はこうだ、とかビジネス本とかサイトには書かれているけど、どんな時代でも「今起きていることに対して、問題を発見し、情報を得て、自分の知識と結びつけて実行してみる」ということは普遍的に必要なことだと思う。

最近はPBL型授業なんていって、課題解決型の授業や塾も出てきているけど、大人がもっと楽しんでいる姿を見せた方がいい。しかもそれが会社などの一定の組織にとどまっておらず、社会にシェアされる姿っていいと思うから、テレビで放送してみたら面白いんじゃないかなって思う。

自分の知らなかった自分の得意な部分や不得意な部分。新しいメンバーとチームになってみることでわかるだろうし、お題によっても変わるだろう。

人間は一つの側面だけじゃなくて多面的で、そしてそれは変化していく。そんな過程も見せれたら、勇気が出てくるんじゃないかなって思う。

新しい社会の姿を、そして望ましい社会の姿を「エンタメ」というカタチで提案できないだろうか。
そんなことを、二度寝の夢から妄想してみた。

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