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意外な「好き」がデザインにつながっている。【デザイナーになるまで】
小さいころ夢中になっていたことが、大人になって、仕事になる。世の中のためになる。当たり前のようでいて、それってやっぱりすごいこと。「ブランディングデザイン」を旗印に、総勢15名のスタッフが働く「株式会社エイトブランディングデザイン」。彼らの中には、意外な「好き」から始まり、ぐるっとまわって今、デザイナーとなった人がいました。「え、そこから?」「へぇ、そうつながるんだ」とツッコミ入れつつ、最後はナットクの話を、どうぞどうぞ。
自然を愛する少女の顛末。
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「もともとは、デザイナーという職業があることさえ知らなかったけれど、小さいころにやりたいことができている。そうなったな、と思います」
と言うのは、岩崎さん。それはどう結びついているんですか?と問うと
「え……結びついてる?」
何のこと?という感じで、聞き返されてしまった。北海道生まれ、北海道育ち。その環境からか人柄も、気持ちのいい天然の風が吹いている。
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「デザインという意味では、絵を描くことですね。なので美術系の学校にも行ったんですけど、あとは理科も得意で。自然がとにかく小さいころからずっと好きだったんです。植物を使っておままごとしたり、石を集めたり。いろんなことをして遊んでましたね」
自然をこよなく愛する理由を聞くと、「いちいち驚かされる」ところ。「小さい植物でも、じっくり観察すると理解ができてくる。そのしくみやなりたちが面白くて」
たとえば、と出して見せてくれたのは、コレクションしているという標本の数々。
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「この貝殻とかは、単純に造形として美しいだけでなくて『なんでこれは、こんな色あいなんだろう』とか、自分じゃ考えもつかないようなことが見えてくるんです」
そんななか、ふと目に止まり「なにこれギャー!」と一同騒然となったのが昆虫の標本。
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執筆・編集
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山村光春
1970年東京生まれ。雑誌「オリーブ」のライターを経て、2000年に雑誌や書籍、広告の編集・執筆を手がけるBOOKLUCK設立。暮らしまわりや旅まわりのジャンルをおもに活動中。編著書に「眺めのいいカフェ」(アスペクト)「おうちで作れるカフェの朝食」(世界文化社)など。現在、東京と福岡との二拠点生活中。http://bookluck.jp
撮影
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松村 隆史
写真家
1975年富山生まれ。大学中退後に上京。スタジオフォボスに勤務。2000年、フリーランスとして独立。自然物、暮し、料理、ポートレイトなどの撮影を中心に活動。http://www.matsumuratakafumi.com/
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