6.コンピュータのメリット ①同じことをくり返せるNo.2
【皆さまのご質問やご要望などもお待ちしております】
Java言語で「変数」を書いてみよう
日本語の変数名は使えないので、ローマ字で書きかえます。
gokei←合計、kaisu←回数 ですね。
これが最初の決まりで、これに変数を書きます。
どちらも数字なので、「数字の変数」をint(イント)型で2つつくります。今回は変数をつくると同時に、0を入れます。
プログラムで「=」は右から左に入れます。
public class Main {
public static void main(String[] args) throws Exception {
int gokei = 0, kaisu = 0;
}
}
Java言語で「くり返し」を書いてみよう
「くり返し」は「while(ホワイル)命令」をつかいます。
流れ図では「終了する条件」ですが、while命令は「継続する条件」で書きます。
「回数が10になる」(終了条件)までは、「回数は10より小さい」(継続条件)ですね。「kaisu < 10」となります。
while(kaisu < 10){
gokei = gokei + 1;
kaisu = kaisu + 1;
}
System.out.println(gokei);
Java言語で全体を書いてみよう
プログラムを2つをつなげて書きましょう。
public class Main {
public static void main(String[] args) throws Exception {
int gokei = 0, kaisu = 0; ①②
while(kaisu < 10){ ③
gokei = gokei + 1; ④
kaisu = kaisu + 1; ⑤
} ⑥
System.out.println(gokei); ⑦
}
}
実際に動かしてみよう!
今回はブラウザでプログラムを実行できる「paiza.IO」を使います。https://paiza.io/jaを開いてください。
「コード作成を試してみる(無料)」ボタンを押します。
「PHP」ボタンを押し、「Java」を選びます。
プログラムを半角で入れます
5行目の「// Your code here!」をクリックして、消しましょう。
ここにプログラム全部を書きます。文字は「英語モード」でね。
public class Main {
public static void main(String[] args) throws Exception {
int gokei = 0, kaisu = 0; ←ここからね
while(kaisu < 10){
gokei = gokei + 1;
kaisu = kaisu + 1;
}
System.out.println(gokei);
}
}
1を10回足すと10です
プログラムをすべて正しく入力して、実行ボタンを押すと、1を10回足した結果「10」が表示されます。
正しく計算できましたね。
1を100回足すと100です
つぎにくり返し(ループ)の回数を、「10から100に」変更すると
「1を100回足します」。
プログラムを修正して、実行ボタンを押すと、1を100回足した結果「100」が表示されます。
当然もっと複雑な計算でもできますし、何回でも何万回でもくり返せます。コンピュータのメリット「①同じことをくり返せる」です。
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