
ちいさな、ちいさな冬物語
笑ってた はにかむようにえくぼみせ
なあ 夜更けの風かさかさ鳴るよ
雪が降る
風に吹かれてひらひらと
鬼ごっこかい?すぐ降っては溶けて
星はな
昏くないと見えへんねん
知ってるけどな 頷いてたっけ
この町は
星しかないとポスターに
いや きみがいると ぽつんとひとこと
いいねんよ
暗い時は昏いよに
そばにいるから そっといるから
もうええねん
哀しい時は堪えなくても
共に過ごした時をあたためよ
泣いてもええねんで もう ええねん
なんでもな
「かまへん」っていうおおらかさ
だいすきやったな も一度 会いたい
だってな
思い出すってしあわせやん
愛した証拠 そう思わへん?
ぼっちでも
いいやんと きみ呟いて
ひまわりみたいな笑顔くれたね
ほろ酔いで
白馬の夜の満天の星数えては
また山を見て
ハスキーが
4頭遊び近づいて白馬の夏の朝散歩かな
その精悍な風貌とは逆に人懐こいハスキー犬。白馬の民家の広い庭にその犬たちはいた。朝の散歩をする私たちに近寄ってはもの言いたげに集まる。いやあ めっちゃかわいいやん。。なんて夏を思い出す。
寒いなあ
昼頃 屋上に近い階段で見上げたら
いやあ
四角い空から しろいもんが ふわりふわり。
そう
全国的に 今日は雪ですとでも言ってたっけ
帰りには みぞれに変わって 寒かったなあ。
こんな夜は ちいさな物語作ってみたくなる。
悲しい時には 悲しいままで、いいねんよなんて。
堪えなくても いいねん。
ひとりで我慢せんでもええねん。
必ず ほんま 必ず夜は明けて 悲しいことや寂しいことも
少しづつ薄くなって そのうちあったかい微笑みくれる。
だからな
今夜は そっと そっと。
特別 変哲もないけどね。。読んで下さって、ありがとうございました。