野球クラブ②
こんばんは。前回の続きです。
練習後の監督を訪ねに行きました。きっかけは、次男が始めたばっかりの野球クラブを「辞めたい」と言い出したことから。
監督には事情を説明して、時間を取っていただくことに了承済み。
監督を目の前にして、次男はモジモジ。
「言わないといけないことがあるでしょ」と背中を押して、やっと言い出せた言葉。
「野球辞めます」
おお!言い切った!辞めたい、じゃなくて、辞めますなんだ?!
監督が「辞めてもいいし、辞めなくてもいいけど、理由は?」と聞くと、「自分は悪くないのに怒られて、面白くないから」
その言葉に監督のターン!小学校の教師をしていたこともあり、子どもに分かりやすく、
・何故怒られたのか
・嫌って怒ったのではない
・悪いところがあったことは分かって欲しい
というところを語られて、次男は納得したのかしていないのか、目をそらしながらも先生の話を聞いていました。
「さっきも言ったけど、野球しなくても、野球つづけても、どっちでもいい。ただ、僕としては、寂しい。野球しなくても別のことでいいところを伸ばせるだろうし、野球がすべてじゃないから。決めるのは自分だよ」
って、言ったあと、「あとは、お母さんと相談して、野球に来たかったらおいで」と言ってくれました。
そのあと、監督と私のサシでの会話がありました。
「何か、不満とかないですか?」
おお!察してくれるね監督。やっぱ保護者としての在り方とか、色々分からない中で、別の役員している保護者の人に、あーだこーだ言われて不快なところもある!と正直にお話しました。
こうやって、ちゃんとお話ししてコミュニケーションを取って、きちんと情報共有できる監督はやっぱり信用できます。
監督には、色々、他の役員からも話を聞いていたようで、何度も謝られました。「監督の想いが100%、他の保護者に伝わっているかと言われればそうではない。」とのこと。
監督には監督の葛藤がありつつ、野球クラブの方針があり、子どもたちを野球を通して楽しんでもらいたい!育ってもらいたい!って思いがすごく伝わりました。
この野球クラブは次男のためにも、続けさせたい!!そう思えました。そして、続けさせると決心して、私なりに次男をその方向に導くことに決めました。
翌日の練習。私はあえて次男に何も言いませんでしたが、次男から「明日、野球に行く。行ってみて辞めるか決める」と言われました。「うん。大丈夫だよ。絶対やれる!頑張ってみて」と私も一言。
その後も、野球を続けてます。楽しいと言って帰ってきたり、ルールが分からなくて、お友だちに責められた、怒られたと泣いていたりはありますが、私は話を聞いて、そして、励まします。「私も野球のルールなんて分からないし、最初はそれでいいんだよ。でも、ひとつルールが分かったんじゃない?ひとつ成長できたね。よかったじゃん」
納得できたかは不明です。むしろ、ウジウジしてたので、納得できてないかも。
その日の夜に監督から電話がありました。
つづく