これからの介護職員に求められること
こんにちは!
今日はこの前少し触れた
介護職員は
メンタル面や生活のデザイン力が
重要な能力になると話したので
今日は
その話を深掘りしたいと思います
介護職員のメンタル面
まず始めに
メンタル面の能力とは
メンタル(心理状況)を読み解く能力です
メンタル面と言っても
それは自分自身
つまり介護職員自身のメンタル
と
要介護者とその家族のメンタルを読み解く事が必要になります
メンタルを読み解くと言ってしまったら
なんだか良くわからない
と思うと思いますが
要するに
相手に興味を持ち理解しましょう
と言ったところです
と言うのも
人間って奴は
共感を求めているようで
本当は理解を求めているのです
きっと貴方も経験があると思いますが
貴方が
「こうこうこれでキツかったんだ」
等と話したときに
相手が
「わたしも同じ!」とか
「わかる~」とか
反応したら
すこしカチンときません?
カチンと迄はこなくとも
なんか違う
と違和感は覚えるはずだと思います
逆に
聞き手が「なるほど、それはキツかったですね」
と理解をしてくれたら
「わかってくれた」と少し気が楽になりますよね?
と言うのも
その時(エピソードトークの出来事)の感情は
あなたの大切な感情で
その感情を相手に理解して欲しくて
話しているんです
話を戻すと
利用者も家族も同じで
自分達の気持ちや大変さを理解して欲しい
とは思いつつも
100%共感して欲しいなんて
思ってないのです
傾聴の意味
じゃあどうすれば良いの?
共感と理解って何が違うの?
と思うかもしれませんが
私が言える唯一の方法が
“傾聴”です
つまり
他人の話を聞く事です
人は自分の話を聞いてくれる人を信頼し
「この人、私の事を理解しようとしてくれてる」
とある意味、承認欲求が満たされます
なので
メンタル面の能力とは傾聴力で
その心は「相手をどれだけ理解しようとしているか?」をアピールする能力と言えます
生活のデザイン力
生活のデザイン力と言うのは
ケアマネやサ責(サービス提供責任者)
に近い能力だと思います
利用者のADLと認知症の度合い
生活歴や性格などから
その人の行動を読み解き
より安全でより過ごしやすい
移住環境をデザインしていく能力です
その視点を持ちつつ
日常の介助を通して
改善していくところは改善し
新たなアイデアがあれば提案していく
それも
むやみやたらに提案するのではなく
自分のアイデアのメリットとデメリットを
しっかり把握する事が大切です
まとめ
まとめますと
介護職員に求められることは
利用者とその家族の気持ちを理解しようとする心と
利用者に合わせた移住環境のデザイン力
だと思います
この二つを押さえて
日々仕事に向き合えば
ワンランク上の介護職員となれるでしょう