生まれてくるときにもらった、かみさまからのおくりもの。
先日、娘が書いた自画像の手に箱を持っている、というお話をしました。
その中に入っていたサプライズのプレゼントがこちら。
かみさまからのおくりもの。
これは同タイトルの絵本があるのですが、まずそれをちょっと紹介します。
こぐま社のホームページには
”誕生のとき、神様が一人一人の赤ちゃんにくださる贈り物。それはその子の個性。子どもは、自分のもらったものに気づき、親は、子が授かった感謝の気持ちに立ち返る印象的な絵本”
と紹介されています。
例えば、
”ほっぺの あかい あかちゃんには このおくりものが いい。とどけておくれ。”
と神様が天使に渡し、運ばれてきたおくりものは”よくわらう”でした。
”あかちゃんは よくわらう あかるい こどもになりました。”
幼稚園では先生がこの本を読みながら、子どもたち同士で「持って生まれたもの」を自分で考えたり、伝え合う機会を作ってくれたそうです。
「〇〇くんはやさしい」「〇〇ちゃんは絵が上手」
そんなやり取りの中で、娘がお友達からもらってきたのが
「いつもやさしい」「ままごとの料理が上手」「静かでかっこいい」「かわいい」でした。
先生によると、始めは「そんなことない!」と否定していた娘。
自分では思ってもみなかった言葉が含まれていたのかもしれないし、ひょっとしたら素直に受け取るのが照れくさかったのかもしれません。
親の私としても「静かでかっこいい」なんて言葉はとっても意外で、外での様子を垣間見れたような、もしかしたら本気の自分を出せてないのかな?なんて発見や驚きがありました。
これは是非、お友達みんなの分も見てみたかったなあ~
一人ひとり、かみさまから違うおくりものをもらって、それを大切に育んでいけたらいいな。
そして、お友達同士が”みんな違うおくりもの”を持っていることに気づいて、認め合って、支え合って生きていくベースにできたら素敵だなあ。
そんなことを想わせてくれる、すばらしい絵本と素敵な企画とプレゼントでした。