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ミワヒラタクワガタ 飼育記#3

前回。


10/14 羽化個体紹介

羽化個体紹介を忘れていたのでざっと紹介。
動画でも紹介しましたが、マット飼育での羽化個体も出揃いました。

♂54mm
1/8 ZERO-ONE 800cc
5/28 モンスターpro 800cc 13g
8/24 羽化確認
♂56mm(今世代最大)
1/8 モンスターpro 800cc
6/16 Fマット 800cc 9g
10/13 羽化確認

メスは省略。全頭800ボトルで一本返し。
サイズは30~33mmという感じで6月~7月辺りで大体羽化。
菌床を食わせたオスとはほとんど同じ時期の羽化になりました。

~総括~

レコードが70mmを超える事を考えると大失敗
一本目投入時が初二令だったのですが、この段階ですぐに冷やしたのがよくなかったと思います。成長を鈍らせただけでした。
高山種=低温という先入観でそのようにしましたが、それが間違いだということが分かっただけでも収穫。冷やすのはある程度体を作らせてから。

これは多分、低温環境を手に入れたばかりの初心者がやりがちなミスなのかもしれません…いや冷やし虫家自体はずっと前から持ってるんですけどね…

また、途中から温度を上げた後は一切低温にしなかったので、このチグハグな選択も敗因かなと。悪かった点はハッキリしているので、次世代でどうにかできれば。

なお菌床とマットで大きなサイズ差は出なかったものの、菌床の方が早く羽化してきました。
あと思ったほど食性は強くない気がします。ダエダリオン以上、ハンステイン未満。餌慣れするかは要検証。

幼虫を大きく育てる事以外についてはかなり容易でした。
我が家では持ち腹産卵の成績がクソ悪いのですが、ミワは普通に産んだのでこの点においてはです。

産卵セットはマット産み傾向強め
マットは手違いでちょっと水分多めになりましたが、嫌気発酵(オレンジ色に変色するやつ)や粘菌さえ発生しなければ大丈夫。
産卵用マットですが、無添加系が無難だと思います。

後食開始までは早いものの、しっかりとした成熟は羽化確認から3か月が目安になるのかなと思います。

あと、去年購入した野外産オスがまだ生きており、寿命の長く丈夫な種類だと感じました。高山種ですが極端な温度にさえならなければ大丈夫。
得られた幼虫もほぼ落ちずに育った記憶。

地味で人気が無さ過ぎるせいで流通は控えめですが、初心者の方にはおすすめできるドルクスです。
羽化個体ヤフオクにちょこちょこ出すんでよかったら買ってください


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