ハンステインヒラタクワガタ(亜種プロスティ) 飼育記#2
ハンステインヒラタクワガタ(亜種プロスティ) 飼育記#2
1/27 ボルネオ産購入
ハンステインヒラタクワガタ(Dorcus hansteini prosti)
産地 Borneo Sabah Crocker Range Penampang (ボルネオ島北部 サバ州)
サイズ ♂50mm ♀27mm,22mm
累代 WD
ケランタン産ではないので厳密には新規飼育ですが、こちらもプロスティなので同じ記事にまとめます。
以前メス殺しが起こって頓挫していましたが、ミカクワさんでボルネオ産のプロスティが入荷していため購入。
お店では「ライヒ」表記でしたが、現地だと今も「ライヒ」呼びなんでしょうかね?分からないけど何かそんな気がする。
しかし一応、ここではこの種を「ハンステイン」として扱います。大陸の方にいる「本来のライヒ」と混同しないよう念のため。
そして今回はペア+♀単を購入。
大きい方のメスに追い掛けするつもりだったので♀単の方は一応保険。無事ならそのうち血の入れ替えにも使えるでしょう。
なおケランタン産の方は累代を断念。
大型♂なのでもったいないのは山々ですが、いかんせんマイナー過ぎて同産地の入手が期待できそうにありません…
そういう事なので、今回のボルネオ産で大型血筋を自力で確立できれば…と思っております。
〃ペアリング~産卵セット
状態も大丈夫そうだったので、届いてすぐオスと大きい方のメスを引き合わせてみました。
お互いすぐに反応して交尾も1回目視。
その後にメイトガードもしていたので、とりあえず一晩だけそのまま同居。
翌朝には離れていたので即産卵セット。なんというスピード感。
このところ交尾の下手な虫が続いていたので、ここまでスムーズだと何か感動さえありますね。
そして産卵セットはコバシャ小にスーパーFマット(DDA)を固詰め。材無し。
ドルクスは小さくても掘る力が強いとケルヴルスで学んだので、今回は上の方も固く詰めました。
大陸のヒラタと違いこちらは体内時計問題が無さそうなので、少なくとも追い掛けした方は産んでくれると思っています。
↓なおこの産卵セットの様子は動画でも紹介しております。
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余談
ところで今回のプロスティですが、届いた箱に誤配の札が貼られていました。
どうやら配送(ゆうパック)の方で手違いがあったらしく、一度隣の県まで行ってしまった模様。ミカクワさんの方で「〇〇県行き!」って箱に大きく書いてくれていたにも関わらずこんな事もあるんだなぁと。(なお指定の時間内には一応間に合いました)
そして肝心の生体ですが、梱包はガッチリとされていたので余裕で無事でした。
ミカクワさん、色々言われてる時もあるけど梱包に関してはここは間違い無いよなぁと自分はいつも思っています。
ところでHPやラベルに書いてあるクロッカーのスペルが「Croker」になってるんですけど、これ「Crocker」じゃないんですかね?
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