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不透明な明日は今日もこうしてやってくる

昨夜、夢を見た。暗い暗い森の中、まるでそこは朝4時の陰とうっすらとした光に当てられたような場所だった。長い長い道が続いていて、駅に電車が到着したようなアナウンス音が森の中から聞こえてくる。周りを見ても駅はなく、ひたすらに続く道は果てしなかった。目が覚めたとき、そこは寝室であると気づいた。きっと今の自分の心を映したような夢だったに違いないが、私はやけに落ち着いてた。いつもの朝を過ごし電車に乗る。そんな毎日が退屈でありつつも、とても幸せであることに気付かされる。夢はいつぞやか姿を消した。周りの友人や恋人が夢を目指す姿勢が羨ましい。頑張ることをやめた私にはとてもとても居心地の悪いものだった。逃げた先にも道はあると思っていたが、どうもそれは遠い遠い先らしい。今の幸せに気づいたときほど、道は遠いのだと確信を持たせてくれる。そう、これからもその道を真っ直ぐに進むこと以外選択肢ないのだ。見通しが立たず不透明な明日は今日もやってくる。毎日一歩一歩進んで行こうと今日も機嫌をとる。『不透明な未来』を楽しみにして。

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