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次世代への引継ぎを意識していますか?

昨年立ち上げた「全国わくわく商店街」っていうオンラインコミュニティは次世代起業家を育成していくというのが、理念の1つになっています。

時代を引き継いで、リレーしていくプラットフォームになる役割を担えたらなと思って立ち上げたコミュニティです。

バトンパスはタイミングとスピードが大事

陸上競技とか水泳のリレーというのにおいて一番大事なのは、その引き継ぎのタイミングだ言われています。

陸上競技

陸上競技の場合はバトンパスのとき、並走する場面があります。バトンを渡す人と手渡される人が並走してバトンをもらう、そこのタイミングをどのようにするかが重要です。

バトンを受け取る人が、ぼんやり突っ立っていたのでは、パスされてからのタイムロスが生じてしまいます。しかし、あまりに早く走りだすと、バトンを渡す人の限界がきてしまう。タイミングとスピードのバランスを取りながらギリギリのところを狙っていきます。

バトンパスのスキルによって全体的なタイムが全然変わって来るという話も聞いたことがあります。

水泳競技

水泳の場合はいろんな方式が取られています。けれど、やはり前を進んできた選手がタッチする瞬間とその飛び込む瞬間というのは、引き継ぎのタイミングを上手に取れるかどうかによって、チーム全体のタイムに影響を及ぼします。

目視でタッチしたかどうかを確認できるかどうかの絶妙なところで飛び込みに入っていかなければいけないわけです。タイミングを外すと、失格というペナルティがあるだけにシビアな感覚が求められます。

次世代起業家へのバトンパス

次世代の起業家にバトン渡していくっていう面においても、一緒に仕事をしながら引き継いでいくということが必要だと感じます。

仕事においてはどんどん新しい考え方であったり新しいやり方っていうのが出ているのでもしかしたら自分たちが今までやってきたことを引き継ぐというよりも、新しいやり方に引き継ぐ側が慣れなければいけないということもると思います。

まるで、先に走り出したランナーに追いつきながらバトンを渡すような感じがします。いきなり突っ走られるとバトンを渡すまでに失速してしまう、といって遅いとバトンをもらってからのロスにつながってしまう。

やり方ではなく考え方を引き継ごう

例えば昔のことで言うと、全て手書きや手作業でやっていたものがパーソナルコンピューターの登場とかによって、機械に打ち込み、機械で印刷し、機械がモノを作るのが現場の主流になってしまいました。だから、手書きのことを引き継いでも仕方がないと考えがちです。

でも手で書くのか、機械に打ち込むのかというツールの使い方ややり方の話ではなくて本質的な考え方の部分は引き継いでいくこと大事だと感じています。

同じように起業して事業を立ち上げたりとか、それを成功させていく上での基本的な成功法則であったり、逆にこれをしたら失敗してしまうという絶対失敗する方法という「考え方」の部分があります。こうした本質を伝えていくことができたらなと思っています。

今年は次世代への引き継ぎも意識した仕事をしたいと思います。 


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