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ドラえもんと量子力学の意外な関係とは

ドラえもんの秘密道具の中から、どれか1つだけ出してもらえるとしたら何がいい?

そんな質問をされたら、どう答えますか?

実は、ドラえもんの秘密道具の中には、量子力学的な考え方がたくさん含まれていると最近感じるようになりました。

もしもボックスと量子力学

ドラえもんの秘密道具の中でも一番量子力学的だなと思ってるのがもしもボックスという道具です。

どういう道具かというと、公衆電話みたいな電話ボックスから電話をかけて「もしも●●だったら」と話すと、その通りのパラレルワールドが出来上がってしまうという道具です。

このパラレルワールドという発想が、まさに量子力学だなと感じるわけです。

パラレルワールド

ドラえもんの大長編映画で、こんな場面がありました。

のび太
「取り消したら、ぼくらは元の世界へもどれるけど……、魔法世界のほうはどうなるの?」
ドラミ
「パラレルワールドになるわけよ」
のび太
「パラ……、なんだいそれは」
ドラえもん
「つまりね、あっちはあっちで、こっちと関係ない世界としてつづいていくわけ」
大長編『ドラえもん のび太の魔界大冒険』より

ドラえもんはこの道具のことを「パラレルワールドを作ることによって実験をする、大きな社会実験室」という風に表現してるんです。このパラレルワールドという表現自体が量子力学的だなと思っています。

実はもう完成している?

量子力学では、この現実世界においても、それぞれのパラレルワールドを生きてると捉えています。自分の意識をどこに向けるかによって、同じ現実を見ていたとしても「幸せな世界」にも存在できるし、「不幸な世界」にも存在できる。

あるいは「もしもこうだったらな」と思うことによって、新しいパラレルワールドが存在するといえます。

●●をした世界なのか●●をしなかった世界と選択をする度に、選んだほうと選ばなかったほうの世界が生まれていくわけです。

人生は選択の連続

いくつも世界がある(可能性がある)という事は、自分はどこの世界で生きるのかを岐路に立つたびに決断していかないといけないという問題があるんです。1つの世界で幸せになっても、もう1つの道を進んでいたらどうなっていただろうと考えてしまうことがありますね。

自分がこちらだと思う世界を、自分で選んで、その世界を生きているわけですが、実は自分の捉え方次第で自由に行き来することもできるわけです。じゃあ自分は幸せに生きたいのか、かっこいい世界で生きたいのか1日の中でも選択しながら生きてるんだなと感じました。

幸せな世界に生きていきたいなら、そちらに意識を向ける、高い周波数で生きていくということが一番大事なんだと改めて感じます。

ここからは、マニアックな量子力学の世界に突入してしまうので、興味のある方は、量子力学の本などをぜひ読んでみてください。

お勧めは村松大輔さんの著書シリーズがわかりやすくて良いですよ。



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