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自分で自分の人生は変えられる!

あなたは自分で人生を決めていますか?
そう問いかけられたら、すぐに「はい!」と答えられますか?

衝撃的なタイトルに出会った

45歳はもうオワリですか?

「45歳はもうオワリですか?」って、けっこう衝撃的なタイトルだと思います。なぜ終わりだと思ったんだろうと興味を持ちました。

さらに、自分の年齢が43歳で、来年には44歳になることから、自分事として感じたのでこの本を読んでみたいと思いました。

著者である渡辺千晶さんが伝えたいのは、好きなことを仕事にするのは無理だという思い込みを取っ払っていこう!というメッセージ。そして、そのためには、仲間の力が欠かせないということだと感じました。

夢を叶えるステップアップ

千晶さんが夢をかなえてきたストーリーにはいくつかのステップがありました。

  1. 人生を変えたいと思い行動を起こした

  2. お客様の夢を叶えるために必要なものをそろえた

  3. 仲間と一緒に夢を叶えるコミュニティをつくった

自己実現から自他実現、つまり、みんなで一緒にお互いの夢を応援しあいながら成長し、夢を叶えていくスタイルへと変化してきたことがわかります。

母を思い出した

実は、この本を読んでいて、母の事を思い出しました。

結婚すると同時に専業主婦となり、それ以降、会社勤めの仕事は一切したことがない母ですが、しょっちゅう仲間たちと集まって勉強会を開いたり、友達とお茶を飲みにいったり、何かを教えたりと充実した毎日を送っているように子どもの目からも見えていました。

自分のやりたいことに全力を注ぐことによって、人生を充実させることができるのは確かだなと感じます。

千晶さんは一歩踏み出したことにより、人生を変えてきましたが、母も同じように一歩踏み出すことで人生を変えました。

わたくしが中学に入るころまでは非常に身体の弱い人でした。虚弱体質のような感じで、良い治療法を探しては日本全国あちこち走り回り、どこどこにいい先生がいると言えば、すぐに飛んでいき、●●が効くと言われたら、すぐに買っちゃう。そのために必死でお金を工面している感じでした。

ところが、40代のときに近所のスポーツクラブに通うようになり、プールで泳いだり、エアロビクスの教室に入ると、どんどん元気になり、体力がついて、イキイキはつらつと活動するようになりました。

今では、小柄なのに元気に動き回るので、スクーターにF1のエンジンを積んでるみたいな人だと言われるほどになっています。

千晶さんの行動力にびっくり

千晶さんが人生を変えた第一歩が、やはり行動力なのですが、周りから行動力があると言われているわたくしでもびっくりするほどの勢いです。

①やりたいことが決まってないのに、起業したくて即退職届けを出す
②初セミナーで会場を予約するのにいきなり3回予約してくる
③お客様が周りにいないことに気づきアフィリエイト塾に入塾

思い立ったが吉日とばかりに、即行動なんですよね。
しかし、それが後から考えてみればチャンスにつながっているのだと感じます。

そんなアグレッシブな千晶さんですが、値上げすることには、かなりのブロックがあったというのは驚きでした。

というのも、自分のお客様はママ友くらいしかいないと思い込んでいたところに原因があったようです。師匠から値上げするように言われても、最初は金額を上げることへのプレッシャーと戦っていたといいます。

高くしたら嫌われるんじゃないか、お客さんがいなくなるんじゃないか、という恐怖は、特に専業主婦から起業した場合、誰もが通る壁なのかもしれませんが、この本を読むことで気づきがあるかもしれません。

勝手に抱き始めた親近感

読み進めているうちに千晶さんと自分には似ているところがけっこうあることに気づきました。

起業しようと決意したものの、自分の本当にやりたいことが何かが明確に決まっていなかったという点。

わたくしは、20歳で起業して電気屋を立ち上げましたが、本当にやりたいことが見つかったから起業したわけではなく、社長になりたいということが目的でした。なので、そのうちに仕事自体が苦痛になってしまい、本当にやりたいことを探してさまよった時がありました。

今は情報発信の専門家として社外広報という分野で仕事をしていますが、情報発信が天職だと気づいたのは、本当に最近のことでした。

もう一つの共通点は仲間と一緒に夢をかなえていきたいという想いをもっているところです。

千晶さんが主催されているコミュニティ「Sence of Beauty」のコンセプトに共感しました。
主婦(女性)たちが好きなことを仕事にして、自分の夢を叶え、仲間の夢を応援しあうコミュニティ。

わたくしが、今年の11月に立ち上げた「全国わくわく商店街」のコンセプト

誰もが自分らしく主人公感を持って活動して、お互いにおうえんしあえる 応援の循環を生み出すコミュニティ

何か通じるところを感じます。

自分の人生に期待して生きていこう

最初、タイトルだけ見たときには、主婦がツラい毎日をどう乗り切ったのか、みたいな主婦を励ます体験記が本にされているのかと思っていましたが、大きく違いました。

もっと、アグレッシブで、前に向かって進みたいという気持ちの種が最初から自分の中にあったということに気づき、それを体現できる仕事にしていった体験によって多くの女性に勇気を与える本なのだということです。

この本の中に出てくる「自分の人生に期待する」という言葉が好きです。

そして、自他実現の心を持ち動いているから、こんなにもたくさんの仲間に応援されているのだと感じます。

自分の夢さえ叶えばそれでいい、自分さえ楽しければそれでいいという、単なるエゴで固められた自己実現ではない。

かといって 自分を犠牲にして仲間のために動く自己犠牲でもない。

仲間と一緒に夢をかなえていきたいという気持ちが、千晶さんの成功の根底を支えている精神です。だからこそ、キラキラと輝く仲間たちに支えられると共に、仲間たちも千晶さんによって人生を変えるきっかけをもらい支えられていると心からの感謝を送っているのでしょう。

自他実現の道を追及して「全国わくわく商店街」という生まれたばかりのコミュニティを起業家支援プラットフォームとして大事に育てていきたいという想いを新たにしました。






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