ああ、哀愁のダイエット。#1_太りに気付いた日
ダイエット。
自分とは一生縁が無いことだと思っていた。
幼少期よりずっと瘦せ型で、小学校から勤め先の健康診断まで、常に痩せ過ぎ注意の警告をされ続けてきた。
筋骨隆々という訳ではなく単に痩せており、棒や針に形容されることも度々あった。
大学時代は自身のヒョロっとした体型を「男らしくない」と感じ、無理やり太ろうとしたが駄目だった。
体脂肪率は常に10%以下で、30代になってもそれは変わらなかった。
それが今、ダイエットに取り組まざるを得ない状況になっている。
原因は2度の自転車